ゴルフのインパクトの伸び上がりについて

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ゴルフのインパクトの伸び上がりについて

ゴルフのインパクトで伸び上がる動作は、

「ジャンプアップ」とも呼ばれます。

でも、インパクトで伸びあがる動作って、

ゴルフのスイングとしてOKなのでしょうか？

実は、このゴルフのインパクトの伸び上がりは、

タイガーウッズ、バッバワトソンや尾崎直道など男子プロから、

ローラデーピス、ポーラクリーマーそして、

平均275ヤードのドライビングディスタンスを誇る

レクシー・トンプソン選手も行っている動きなのです。

【レクシー・トンプソン（Lexi Thompson）のジャンプスイング】

出典：Grexa Golf

このインパクトの伸びあがりは、

圧倒的にパワーがない

ジュニアゴルファーでもよく見かける動きで、

ダウンスイングで貯め込んだパワーを、

インパクトの瞬間に、

一気に跳ね上がるようにフォロースルーを取ることで、

ヘッドスピードを上げているのです。

ゴルフのインパクトは伸び上がってもOK？

【ポーラクリーマーのインパクト時の伸び上がり】

ゴルフのスイングは、
何と言っても再現性がとても大切です。

いつも同じスイングができれば

スコアは一気に縮まります。

たとえボールが曲がっても、

曲がる方向が一定であれば、スコアメイクは簡単です。

そのスイングの再現性を目指すのであれば、

できるだけシンプルなスイングが良いことになります。

ジャンプアップも毎回同じように

正しく伸び上がることができれば、

飛距離アップの武器になるでしょう。

【ババ・ワトソンのインパクトでの伸び上がり】

インパクトで伸び上がりながら打つ人は

練習量が豊富なジュニアゴルファーなどにも多くいます。

でも、練習量が少ないアマチュアゴルファーは

複雑な動きが増えれば増えるほど、

同じように動くことは難しくなります。

ジャンプアップという動きが

悪いわけではありませんが、

練習量が少ないアマチュアだからこそ、

シンプルにスイングすることで、

インパクトでも同じ形を作りやすくなるというわけです。

さらに、インパクトで伸び上がる動きが、

飛距離アップにつながっているのであれば

問題ないのですが、

100切りできない人の中には、

インパクトを迎える前の段階で、

つまり、トップの段階で

すでに伸び上がっている人がいます。

トップで伸び上がる人は、

ダウンスイングにかけて、

沈み込みの動作を入れなければ、ボールに届きません。

沈み込みすぎるとダフってしまうので、

ダフリを防止するために、

今度は、インパクトで伸び上がらざるを得なくなってしまいます。

このようにスイング中に

無駄な動きが入ってしまうことで、

ゴルフスイングを複雑にしています。

まさに、悪い動きを悪い動きで調整する！！

これはシンプルなスイングとは

ほど遠いスイングで、

飛距離アップにもつながらない

”意味のないジャンプアップ”

ということになってしまいます。

正しく体重移動をして

伸び上がりのないトップスイングができれば、

インパクトで伸び上がるなどして

調整する必要はありません。

インパクトの伸び上がりが

飛距離アップにつながっていない人、

ジャンプアップがスイングの弊害となっている人は、

これを矯正するため、

膝の高さを変えずに打つ練習をするとよいでしょう。

トップとインパクトの両面で修正する方が、

早く悪癖から抜け出せるでしょう。

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