ゴルフのラウンド後に考えること

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ゴルフのラウンド後に考えること

「テストでミスしたところは、復習しましょう」

学校教育で、“復習することの大切さ”を教わった人も多いでしょう。

日本は、「できなかったところをできるようにする教育」が行われている国です。

確かに、復習は大事です。

ゴルフにとっても、「ラウンド後に悪かったところを復習して、次回のラウンドでは同じミスを繰り返さないようにする」といようなレッスンもされています。

プロゴルファーは、その日の悪かった部分を修正するために、ラウンド後に太陽が沈むまで、次の日のラウンドに備えて、練習（復習）します。

シングルゴルファーもミスしたクラブなどを、徹底的に練習します。

でも、実は、この復習って、100切りを目指す人にとっては、あまり”いい練習”とは言えません。

なぜって？

ラウンド後に練習場で「復習」した人ならお分かりだと思いますが、100切りできない人が１ラウンド回れば、悪いところなんていくらでも発見できます。

ティーショットがＯＢ連発だった

フェアウェイウッドでチョロした

アイアンショットでダフッた、トップした

アプローチでシャンクした

パターの距離感が全然あわなかった

・・・結局、「復習」しなければいけないところって、全部ですよね。

「ゴルフはミスのゲーム」

ミスをあげれば、きりがないし、練習しようにもテーマが多すぎて訳がわからなくなる。

だから、悪いところを持ち帰ることは、ラウンドのお土産としては、ふさわしくないのです。

じゃ、１００切りできない人は、ラウンド後には何をすればいいのでしょうか？

ゴルフのラウンド後にするべきこと

「ゴルフにタラレバはない」とよく言われます。

しかし、このタラレバを考えて、タラレバが次回ラウンドで少なくなるように、ラウンド後に復習することは大事なことです。

でも、復習は、どんなスコアであれ、ラウンドでよかったところを確認してください。

100切りできない人でも、ラウンド中に1回や2回、ナイスショットやナイスアプローチないスパットがあったはずです。

具体的には、○○カントリークラブの１５番ホールのセカンドショット・・・など、今日のラウンドで、ナイスショットが出たホールをリアルに想像してみます。

そのナイスショットしたときの、

クラブはなにか？

どういう状況だったか？

どこを狙ったショットだったのか？

アドレスはどうだったのか

グリップの力の入れ具合はどうだったのか？

リズムはどうだったか？

インパクトのフィーリングはどうだったのか？

スイング全体のバランスはどうだったのか？

さらには、心理的にはどうだったか？

などを具体的に思い出してみてください。

できれば、いい感じのショットが打てたときと、同じ状況のつもりで、練習場でボールを打ってみましょう。

ラウンド後にナイスショットを記憶する

人間は、目の前に起きたことを対処するために、自分の持っている経験から、過去の同じような状況を引き出して、考えるといわれています。

プロゴルファーでフレッド・カプルスという選手がいます。

1992年のマスターズ・トーナメント優勝者で、これまでにアメリカPGAツアーで通算15勝しているトッププロですが、練習をあまりしないプロゴルファーとして有名です。

そのフレッド・カプルス選手は、すべてのショットを打つ前に、そのホールで過去に打ったナイスショットを、また、似たようなホールで打ったナイスショットを思い出して打っているそうです。

過去のナイスショットの経験から、その場の対処方法を引き出しているのです。

いかに、ナイスショットを思い出すことが大切か、そして、そのナイスショットを思い出すためには、ナイスショットを記憶することが大切かが分かると思います。

結局のところ、ゴルフは、ナイスショット（という経験）の積み重ねで、自信がつき、上手くなっていくスポーツです。

だから、ラウンド後は、ナイスショットを心の中だけでなく、身体も使って、思い出し、しっかり記憶（自分の中の引き出し）に収めておく必要があるのです。

実は、ゴルフが上手い人の中には、記憶を定着させるために、練習場を使っている人もいるくらいです。

練習場ではなにをするのか？～練習場の効果的な使い方～

ショット・パットもけっしてよくなかったけど、目標のスコアにまとめることができた人もいるでしょう。

とにかくひどいラウンドだった人でも、あるホールだけは、うまくまとめることができたという人もいるでしょう。

その理由は、なんなのかを思い出して見ましょう。

メンタルの問題なのか

ティーショットでスプーンをつかったからなのか、

刻むべきところで、刻んだからなのか

グリーン周りからパターを使ったからなのか

なんでもいいからスコアメイクに結びついた理由を見つけて思い出し、コースでのいい感じを確実に自分のものにしていくのです。

とにかく、ゴルフは、ラウンド後に、その日の悪いところを復習するよりも、その日の良かったところを探し、それを「おみやげ」として持って帰るということです。

特に100切りできない人は、「長所を伸ばしたほうが上達は早くなる」のです。

できれば、持ち帰ったお土産は、記憶に残しておくだけでなく、『ゴルフノート』などに記録しておくとさらに、そのお土産を次回のラウンドに活かすことができるでしょう。

この記憶（記録）は、今後のゴルフ人生の中で、貴重な財産になっていくと思いますよ(^_^)/

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ショット別100切りの考え方

【ティーショット】　　　　　　　　　　　　　　【アプローチ】　　

【バンカー】　　　　　　　　　　　　　　　　【パター】

Ｇｏｌｆな日々

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