ドライバーの飛距離アップの3大要素は、
「初速」
「打ち出し角」
「スピン量」
です。
・・・って、言われても、具体的に、どうすれば飛距離アップするのかってわからないですよね?
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「どうすれば初速を上げることができるのか?」
「打ち出し角度って、どれくらいの角度がいいのか?」
「そもそも、その「打ち出し角度」知ったところで、その角度で打てないし・・・」
「スピン量こそ、コントロールできるわけないじゃん」
パッと読むための目次
ボールの初速を上げるための3つの要素とは?
飛距離を出すためには、ボールの初速を上げることが大切です。
初速とは、ボールが打ちだされた瞬間のスピードのことです。
ヘッド素材と重量
非公認ではありますが、ドライバーの初速を上げるためのヘッド素材としては、高反発ヘッドがあります。
反発係数が高いほどボールが反発する力が強くなりますので、ボールの初速が上がります。
重量については、重ければ重いほどボールの反発力が高まり、初速が上がると考えて良いでしょう。
ただ、難しいのがバランスです。
ヘッドスピードやパワーがない人がヘッド重量を重くしても、ヘッドの反発力が高まるかもしれませんが、初速を上げるための他の要素であるミート率、ヘッドスピードが落ちてしまう可能性が高いです。
そうなると、結果的に初速が落ちてしまうことになります。
ですから、良く言われていることですが、振りきれる程度で重いものを使った方がボールの初速が上がる可能性は高いと言えるでしょう。
ミート率が良い=初速アップ
ヘッド素材でボールの初速を上げる方法として、高反発ヘッドを紹介しましたが、高反発ヘッドではなくても全てのドライバーのヘッドには、スイートエリアと呼ばれる反発力が高い場所があります。
ゴルフをやっていて、たまに打った感触があまりなく、球が軽く打てたような感覚の時ってありますよね。
で、自分のボールがある場所へ行ってみるといつもより大分飛んでいる。
このような時は、スイートスポットで打てていたのだなと思って良いでしょう。
ここで打てるかどうかで、同じパワー、ヘッドスピードでも大分飛距離に違いが出てきます。
あなたより、明らかにヘッドスピードが遅い人にオーバードライブされたなんて経験はないでしょうか?
また、男性よりヘッドスピードが劣る、若しくは同じくらいの女子プロがかなりドライバーショットで飛距離を出していますよね。
これも、しっかりとスイートスポットで打てているかどうかの違いかと。
それほど、ミート率は飛距離アップに関係してくるということです。
あなたのミート率&ヘッドスピードを知り、飛距離をアップできる練習器具は、こちら
ヘッドスピード
一般的にヘッドスピードが速いほどボールの初速は上がります。
ヘッドスピードを構成しているのは、「グリップスピード」、「シャフトの硬度」、「シャフトの長さ」であると言われていますね。
この3つを意識することで、ヘッドスピードが上がり、飛距離アップが図れます。
「グリップスピード」とは、簡単に言うと、下半身や腰を上手く使うことで腕の振りを速くするというスイングや身体能力に関わる部分ですね。
「シャフトの硬度」は柔らかい方が飛びます。
このあたりは、結構勘違いしている人も多くて、シャフトは硬い方が飛ぶと思っている人がいますが、実は、使っているシャフトが硬すぎるという人は意外にも多いのです。
シャフトが柔らかい方がしなります。しなったシャフトが戻る力がヘッドスピードにつながります。
伊沢利光プロが「多くのアマチュアゴルファーはRシャフトで十分」といったのは、理にかなっているということでしょう。
そして、シャフトの長さ。シャフトは、もちろん長い方がヘッドスピードは上がります。
ただし、ヘッドスピードが上がっても、シャフトが長くなる分、操作性が悪くなりますので、ミート率が落ちてしまいます。あなたにとって、高いミート率を維持できるシャフトの長さを知ることが必要です。
最適なボールの打ちだし角とは
打ちだし角とは
打ち出し角度とは、クラブで打った時にボールが飛び出す角度のことです。
この角度が適性でないと、ボールは飛びません。
逆に言うと、理想的な打ちだし角で打つことが出来れば、効率的にボールを飛ばすことができます。
打ちだし角は、高すぎるとボールが高く上がりすぎて途中から失速するような山なりの弾道になってしまいますし、低すぎると、低い弾道になるためキャリーが稼げないのでこちらも距離が出ません。
では、ドライバーの理想的な打ちだし角はどのくらいなのでしょうか?
一般的には、ドライバーの最適な打ちだし角度は、12度~15度であると言われています。
理想的な打ちだし角度は、ヘッドスピードと大きく関係してきます。
ヘッドスピードが遅い人は高めの打ちだし角が理想的であり、ヘッドスピードが速い人は低めの打ちだし角が理想的であると言われています。
ヘッドスピード40m/s前後の人は、打ちだし角14度~15度程度を、ヘッドスピード45m/s以上の人は、打ちだし角12度~13度を基準にすると良いでしょう。
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理想的な打ちだし角を実現するためのドライバーのロフト選び
厳密に言えば、ロフト以外にも打ちだし角に関係する要素は多くありますが、やはり、打ちだし角と密接に関係してくるのが、ドライバーのロフトです。
基本的には、ドライバーのロフトと打ちだし角度の関係は、ドライバーのロフトに対して+4度くらいを目安にすると良いでしょう。
例えば、9度のドライバーを使用するならば、打ちだし角は13度+αという計算です。
プラスαは、それ以外の要素が関わってくるのでそのためです。
ドライバーで飛ばすためには最適なスピン量が必要
ドライバーで効率的な飛距離を出すためには、最適なスピン量にすることが重要です。
何となく、ドライバーショットは、低スピンの方が良いというイメージがあるような気がしますが、低スピン過ぎてもボールは、飛びません。
「最適な」スピン量にすることが重要です。
あるデータを見ると、例えば・・・、
「ヘッドスピード43m/sの人がスピン量3000rpmで打つと飛距離が236ヤード」になります。
「スピン量を2400rpmまで落とすと、242ヤード」になります。
さらに、「スピン量を1800rpmまで落とすと、246ヤード」になります。
同じヘッドスピードでも、スピン量を抑えるだけで飛距離が最大で10ヤードもアップすることがわかりますね。
このように、飛距離とスピン量は大きく関係してきます。
データを上では、1800rpmまで落とすのが飛距離アップには理想的なのですが、キャリー不足になるリスクがあるため、アマチュアゴルファーの最適なスピン量は、2200rpmくらいがよいでしょう。
スピン量を適性にするために ヘッドの重心位置でスピン量が変わる?
まず、基本的に今のドライバーはほとんど低重心です。
その中でも、ドライバーの重心位置は大きく分けると2種類あります。
浅重心と深重心です。
まず、浅重心。
浅重心とは、重心深度が浅いということですね。
フェース面寄りに重心があるような設計です。
浅重心のヘッドは、ディープフェイスになっていることが多いですね。
ディープフェイスとは、芯より上の部分が広くなっている形状です。
ヘッドの上面でインパクトするようなイメージです。
スピン量を抑えたいのなら、浅重心のヘッドを選ぶことをお勧めします。
浅重心のヘッドはヘッドが上を向こうとする動きを抑えるためスピン量を抑えることができるからです。
逆に、深重心のヘッドはヘッドが上を向こうとする動きが大きいので、スピン量が増えます。
スピン量を抑えたい人には向いていないと言えますが、ボールが上がりやすく直進性が高いというメリットがあります。
浅重心のドライバーと深重心のドライバーのどちらが飛距離アップにつながるかと言われれば、どちらが良いというはっきりとした答えはありませんが・・、
ヘッドスピードが速く、球が吹き上がりやすいゴルファーは、浅重心のドライバー
ヘッドスピードが遅く、球が上がりにくく、キャリーを伸ばしたゴルファーは深重心のドライバー
がよいでしょう。
飛距離アップをするためには、ギアに頼るのか、それとも自分の能力を上げる努力をするべきか?
以上のとおり、ドライバーの飛距離アップの要素は、初速、打ちだし角度、スピン量です。
初速を上げ、最適な打ちだし角度で低スピンのボールを打つことが飛距離アップするために必要なことなのですが、そのためには、ヘッドスピードを上げるなどの「身体的能力の向上」と「あなたに合ったギアを選ぶ」ということが必要です。
初速を上げるために重要なことは、ヘッドスピードやミート率ですよね。
この点に関しては、あなたの努力、練習あるのみですね。
ヘッドスピードを上げるためのトレーニングや、ミート率を向上させるためのスイング作りが必要ですね。
これに対して、打ちだし角やスピン量の対策。
これについては、道具に頼ってしまいましょう。
打ちだし角を最適にするためのドライバー選びや、スピン量を抑えるためのドライバーやボールを変えることで、大きく改善することでしょう。
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以上「飛距離アップを図るための超シンプルな3つの方法」でした。
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