あなたはラウンドの何時間前にゴルフ場に着きますか?
ゴルフ場に着いたら、すぐに「スタート」では、いいスコアは望めるはずもありません。
たとえ、早めに着いてラウンド前に練習をしている人でも、間違った練習法をしている人が見受けられます。
せっかく、練習するのですから、スコアに直結するような練習をしたいですよね?
なので、今回は、ゴルフの「ラウンド前にやっておくべき練習」と「ラウンド前にはやってはいけない練習」をお教えするとともに、プロゴルファーたちがラウンド前に行っている具体的な練習法ををご紹介します。
パッと読むための目次
ゴルフラウンド前に行う練習の目的とは?
ゴルフラウンド前の練習の目的は、2つです。
1 ウォーミングアップ
2本のクラブを持って、カラダを大きく使った素振りをしたり、ストレッチを織り交ぜながら、ボールを打っていきます。
カラダが温まり、柔軟性を高めることで、パフォーマンスが向上するだけでなく、ケガの防止にもつながります。
ラウンド前の練習を行っていない人は、練習を行うことで、カラダがいつもより軽く動くことを実感できるでしょう。
2 球筋の確認
ゴルフ前の練習の目的のふたつめは、球筋の確認です。
プロゴルファーでも、その日のコンディションによって、その日のショットは微妙に違ってきます。
今日はどういう球が出やすいのか、どういうミスが出やすいのかをラウンド前に把握することで、その日の「ラウンドでの注意点」が見えてきます。
つまり、ラウンド前の練習は、「カラダを慣らすこと」と「ラウンド前のイメージづくり」が目的ということです。
ゴルフラウンド前にやってはいけない練習
では、「ラウンド前の練習で絶対やってはいけないこと」はどんな練習でしょうか?
1 スイング矯正すること
ラウンド前の練習の目的はウォーミングアップとイメージづくりです。
たとえ思ったような球筋が出なくても、ラウンド前の練習でスイング直してはいけません。
そのような練習は、ただ、不安になるだけで、百害あって一利なしです。
2 ボールを打ちすぎない
気合が入ると、ボールを打ちすぎてしまいます。
コースに出る前に疲れてしまっては、意味がありません。
ラウンド前のショット練習は、ウォーミングアップと、ショットの傾向を確認するのが目的です。
素振りやストレッチを織り交ぜれば、ウォーミングアップとして必要な球数は、1カゴ(30球ほど)で十分でしょう。
また、ミスショットが出ると、不安になって、練習する球数を増やす人がいます。
内容よりも、あなたのショットの球筋やミスの傾向が見つけられたらOKです。
ラウンド中は、そのボールやミスが発生しやすいということが分かるだけで、ラウンドではスコアメイクがしやすくなるのです。
3 ドライバーで練習を終える
ラウンド前の練習の最後は、ドライバーで締めくくるという人は多いでしょう。
当然、朝一のティーショットに備えた練習の締めですが、ラウンド前の練習をドライバーで締めくくるのは、おススメできません。
筋肉は、強い刺激を受けると収縮してしまいます。つまり、筋全体が縮(ちぢ)ってしまうということ。
ドライバーのような力強く大きく力強いスイングで練習を終えることで、筋肉が縮んだままになってしまうので、練習の最後は、短いクラブで軽く打って終えるようにしましょう。
4 下りのパッティング練習
ラウンド前のパター練習では、下りのパッティングは極力避けましょう。
下りのラインのパッティングは、インパクトを弱めるなど、インパクトに意識が向きがちです。
しっかりとしたストロークだけを意識するためには、避けた方がいい練習です。
5 ショット練習後の長い時間のパッティング練習
ストレッチやショットの練習後は、カラダがほぐれ、温まった状態です。
せっかく、ほぐれた体が、その後のパターの練習を行うことで、硬くなってしまいます。
特に、15分以上のパター練習は、カラダが硬くなってしまうので、ラウンド前のパター練習は短めにしましょう。
6 長時間のバンカー練習
なかなかバンカーの練習はできないからという理由で、ラウンド前に長い時間バンカー練習をする練習熱心なゴルファーがいます。
ただ、バンカー練習を長時間やることで、スイングがカット軌道になりがちです。
染み込んだカット軌道は、ラウンドがスタートしてすぐには、ニュートラルな状態には戻らないため、ラウンド前のバンカー練習もほどほどにした方がいいでしょう。
ラウンド前にやっておくべき練習
それでは、ラウンド前の目的を達成するためには、どのような練習をすればいいのでしょうか。
スイングリズムを整える
ストレッチしながら、素振りをメインに、身体を温めながら、スイングリズムを整えていきます。
スイングのリズムを整えることと、フィニッシュでしっかりバランスをキープすることを意識しながら、スイングしましょう。
スタート前の時間に余裕がないときに急いで練習すると、スイングリズムが早くなるので、注意が必要です。
短いクラブから始め、短いクラブで終える
ラウンド前の練習は、ウェッジなどの短いクラブから始め、だんだん長いクラブを打つという人は多いでしょう。
でも、最後に、ドライバーを打って、練習を終了するのはNGです。
ドライバーのフルショットで、筋肉が縮まってしまいます。そんな体がこわばった状態でスタートホールに向かえば、ミスショットする確率は高くなってしまいます。
ドライバーの後には、短いクラブをゆったりリズムよく打つことで、体がほぐれ、リラックスした状態でティグラウンドに立つことができます。
つまり、「ドライバーを打った後は、また短いクラブに戻って、練習を終わらせるのが理想的」です。
ラウンド前の練習は、ウェッジなどの短いクラブでゆっくりとスイングし、体をほぐしながら、始めます。
朝一で体が硬く感じた場合は、動きが悪い部分を再度ストレッチしていきましょう。
使用頻度の高いクラブを練習する
ウェッジとドライバーのほか、そのゴルフ場で、使う頻度が高いクラブを選んで練習しましょう。
初めてのコースで、どのクラブを多く使うのかがわからない場合は、少なくとも、事前に「ショートホールの距離」をチェックしておきましょう。
その距離を打つクラブは、ショートホールのティーショットで使うクラブとなります。
ウェッジやドライバー以外に、必ず使用するクラブを練習することをおススメします。
ラウンド前のパターの練習
ショットの練習が終わったら、パッティンググリーンでパターの練習を行います。
ラウンド前のパターの練習は、「ウォーミングアップ」ではなく、しっかりとした調整が必要となります。
詳しくはこちらにまとめてありますので、ご覧ください。
ラウンド前ショット練習メニュー
ラウンド前の練習メニュー「30球の場合」
- 7番アイアンランニングアプローチ 3球
- ウェッジランニングアプローチ 5球
- ウェッジハーフショット 5球
- ウェッジフルショット 2球
- 7番アイアンフルショット 5球
- フェアウェイウッドフルショット 2球
- ドライバーフルショット 3球
- 7番アイアンフルショット(軽め) 2球
- ウェッジフルショット(軽め) 3球
ウェッジでランニングアプローチを始めても問題ないですが、ダフリやトップのミスショットが出やすいウェッジで1球目を打つよりも、ふり幅も小さく、確実にヒットしやすい7番アイアンでランニングアプローチをすることで、ミスのイメージを残さないためです。
プロゴルファーたちのラウンド前の練習
プロゴルファーは、スタート時間の2時間~2時間半前にクラブハウスに到着し、準備を済ませたら、クラブハウス内でストレッチなどを行います。
スタート1時間半前ぐらいになると、ドライビングレンジ(練習場)へ向かいます。その後、パッティンググリーンで、パターやアプローチ練習をしていきます。
そして、スタート5分前にスタート地点に向かいます。
ショットの練習時間と、パットの練習時間は、プロによってそれぞれですが、これが、多くのプロゴルファーのラウンド前の流れです。
普段から練習量が豊富なプロゴルファーでさえ、これだけ、時間をかけて調整するのですから、アマチュアゴルファーも、学ぶべきところは多いでしょう。
では、プロゴルファーがトーナメントに出場するときには、どんな練習をルーティンとしてるのでしょうか?
世界のトッププレーヤーたちのラウンド前の練習を見てみましょう。
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以上「やってはいけない練習」と「絶対やるべき練習」でした。
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