ゴルフはアドレスを見れば上手いかヘタかがわかるといわれています。
スイングのスタート地点が悪ければ、その後のスイングは正しいものとはなりません。
そこで今回は「きれいなアドレスをとるための前傾姿勢3つのポイント」をご紹介します。
パッと読むための目次
前傾姿勢の重要性
あらゆるスポーツは、いい結果を出すために正しい姿勢が必要になります。
ゴルフでも正しい姿勢を身につけることが力を発揮する上でともて重要です。
正しい前傾姿勢により身体がスムーズに動きやすくなり、疲労しにくくなると同時に、身体に対する負担が軽減されます。
逆に、正しくない前傾姿勢を続けると身体を上手く動かすことができず、首や腰に対する負担が大きくなるなどのケガの原因にもなります。
ゴルフを楽しくプレイすることはもちろんですが、長く続けていくためには正しい姿勢を習得することはとても大事なことです。
正しい前傾の取り方
正しいアドレスの前傾姿勢の取り方は、次のとおりです。
- 両足を肩幅程度に開く
- 背筋を伸ばしてまっすぐ立つ
- 直立の状態から、左右の股関節に両手の指先を当てる
- 両手の指先を当てた股関節を意識しながら、股関節からお辞儀するように上体を前に倒す(※1)
- 拇指球(親指の付け根のあたり)に体重がかかるように、軽くひざを曲げてバランスをとる(※2)
- 背筋を伸ばしアゴを引いて胸を張る(※3)
- ダラーンと垂らした左手の位置(左内もも)でグリップ
「股関節から上体を前傾する姿勢」は、バーのカウンター席の高いイスに腰を掛けるイメージです。前傾するというよりは、両手の指先で股関節を押し、背筋を伸ばして垂直に立った姿勢からお尻を突き出すという方がイメージがわくかもしれません。
また、アドレスの前傾姿勢の角度は、おおよそ30度ともいわれています。バランスが保てる位置まで前傾した状態が、ちょうどそれくらいの角度となります。
アドレス時の重心は、拇指球(親指の付け根のあたり)です。つま先寄りになったり、カカト寄りになってはいけません。
アゴを引いて背筋が伸びると、背骨を中心とした回転運動がしやすくなります。逆にアゴが出ていると、体が回りづらくなるため手打ちになりやすいです。
【ドライバーのアドレス前・後】
出典:ワッグルON LINE
初心者がやりがちな間違った前傾姿勢
初心者がやりがちな間違ったアドレスのトップ5は、次のとおりでしょう。あなたのアドレスは大丈夫ですか?
直立で前傾が浅いアドレス
直立で前傾が浅いアドレスは、スイングがアップライトの縦振りになります。
この振り方は、クラブがアウトサイドインのカット打ちの軌道になりやすくなりますので、トップやスライスが起こりやすくなります。
前傾が深いアドレス
前傾が深すぎる場合は、背中の線とクラブシャフトの線が鋭角になりフラットになります。
フラットなスイングは、回転が思い通りにならず飛距離が出ないことが多くなります。
また前傾姿勢が強すぎて身体が回転する時に頭も回転してインパクトの瞬間が見えなくなることもあり、ショットが不安定になることにつながります。
猫背のアドレス
この猫背アドレスも前傾が深いアドレスと同じようなミスが出る傾向にあります。
もしあなたが、1日中パソコンに向かい、デスクワークをしているサラリーマンならば、猫背でさらに首が前に出たアドレスを取っているかも・・・です。
背中を反ったアドレス
背中は骨盤から後頭部まで一直線に保とうとしているつもりが、実は背中(腰)を反ったアドレスです。
比較的初心者を脱出したゴルファーに多く見られます。
このアドレスは腰を痛める原因となりますので、注意が必要です。
右に傾きすぎるアドレス
グリップは左手よりも右手が下にくるため、アドレスではどうしても右肩が下がります。
体を斜めにセットして、大きなドローを打っていこうとする人は、ボールを右側から見ようとして、さらに右に傾きます。
体が斜めになれば、体の動きは斜めに回転します。
ストレスのない力強いきれいなフォームの大元は、「まっすぐ立つ」パワーポジションにあるとプロゴルファー青木功は説いています。
まっすぐ立って、クラブの通り道を邪魔しなければ、ボールは目標に向かって飛ぶものさ。ボールに正対できれば、後は振りぬくだけ。 ~ 青木 功 ~
クラブの長さと前傾姿勢
クラブが変わるとアドレスの前傾姿勢の角度を考えてしまう人がいますが、クラブの長さが変わるにつれ、アドレスの前傾姿勢も変えていくとなると、パターを除いても13通りのアドレスの前傾姿勢が必要になります。
そんなにあったら対応できません。基本はシンプルなほどいいのです。
出典:ワッグルON LINE
アドレスの前傾姿勢は、身長によって変わってきますが、クラブの長さでは変わりません。
基本的にはどのクラブでもすべて同じです。
アドレスでの左手は、自然に垂れた位置(ナチュラルポジション)が原則です。
どのクラブでも、同じアドレス、同じ前傾姿勢、同じ位置でグリップすることが基本となります。
なので、クラブの番手ごとに変えるのは、前傾姿勢の角度ではなく、スタンスとボールの位置です。
一番長いドライバーはスタンスが広くなり、ボールと身体の間が遠くなり、短いクラブになるにつれ、スタンスは狭くなり、身体はボールに近づいていきます。
出典:ワッグルON LINE
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以上「アドレスでの前傾姿勢3つのポイント」についてご紹介しました。
重要なポイントは…、
- 自然
- 上半身に力感がない
- まっすぐ
以上の3つのポイントを意識しながら、アドレスでの前傾姿勢に気をつけてみてください。
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