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【動画】松山英樹のドライバーショットの打ち方!マネしていい人悪い人

アメリカツアーでも優勝するなど、世界のトッププロゴルファーの仲間入りを果たした松山英樹プロ!

豪快なドライバーショットは、アマチュアゴルファーの憧れですし、スイング自体も「お手本」のような、きれいなスイングです。

誰もが憧れる松山英樹プロのスイングを分析し、アマチュアゴルファーが真似ることができる部分をまとめました。

ただし、「松山英樹プロのスイングを絶対に真似してはいけない人」もいるので、注意が必要です。

 

パッと読むための目次

松山英樹プロのドライバーショット分析


出典:lexusjpchannel

まずは、松山英樹プロのドライバーショットを分析してみましょう。

松山英樹プロのドライバーは、体幹と下半身の強化のトレーニングを行ったことが感じられるパワフルなスイングです。

アドレスでは、通常より「ボールを少し中右寄り」に置いています。

バックスイングで感じるのは、「右足の壁」です。

右足でしっかりとした壁を作っていますので、スイングがぶれることなく力を蓄えたバックスイングになっているのでしょう。

バックスイングの時の「背筋のしわ」は、十分に上半身がねじられていることを示しています。

トップスイングから「切り返し」に移っていく瞬間は、下半身の動きと上半身の動きのギャップがあり、そのギャップが強烈なパワーを生む源になっていることを感じることができます。

インパクトの時は「頭の位置」が動かずにスイングが行われており、「ビハインドザボール」の基本が忠実に実行されています。

フォロースルーの後の「フィニッシュが止まる」のは、スイングがその人に合ったものであるかどうかの証明になります。

松山英樹プロのドライバースイングがフィニッシュでピタリ止まるということは、スイングが適正に行われていることの証拠になります。

アマチュアゴルファーの場合も、ピタリとフィニッシュが止まれるようならば、正しいスイング、正しい力加減、正しい体重移動ができているということなります。

松山英樹プロのドライバーの最大の特長は、

「スイング軸」がしっかりと安定していること

「スイングプレーン」が乱れないこと

この2つの特長が、松山英樹プロの300ヤードを超える迫力のある再現性の高いドライバーショットの原動力になっています。

 

松山英樹プロに学ぶ!ドライバーの打ち方


出典:PGA

メジャーでも通用するショット力を誇る松山英樹のドライバーショット。わたしたちのようなアマチュアゴルファーが真似できる部分はあるのでしょうか?

 

マネしてはいけない!松山英樹のドライバーの打ち方

松山英樹プロのドライバーショットの特徴の1つは、「スタンスが広い」ということでしょう。

このワイドスタンスを、アマチュアゴルファーが安易に真似してしまうのは、注意が必要です。

松山英樹プロは、ワイドスタンスにして、重心を下げています。

通常、アマチュアゴルファーが同じようにスタンスを広げ、重心を下げると、スイング中に伸び上がりが起きてしまいます。

しかし、松山英樹プロのドライバーショットは、アドレスから、トップ、インパクト、そしてフォローまで伸び上がりがなく、頭の位置もほとんど動かないくらい重心が低い位置のままキープされています。

この低い重心をキープし、頭の位置がほとんど動いていないということは、スイング中に「前傾姿勢」をしっかりキープしているとうことです。

重心が低い状態で体を捻り、前傾角度をキープすることでコイルが最大になって、下半身と上半身の捻転差を生まれます
~内藤 雄士~

丸山茂樹プロのコーチも務めた内藤雄士プロは、松山英樹プロのドライバーショットをこのように分析しています。

カラダが柔軟な松山選手だからこそ、広いスタンス、低い重心ができるのであって、一般のアマチュアゴルファーは、真似をすると、スイングを崩しかねないのです。

 

マネできる!松山英樹のドライバーの打ち方

松山英樹プロのドライバーショットのもう1つの特徴は、「リストターンをしていないということ」でしょう。

つまり、松山英樹プロのドライバーショットは、腕をほとんど使わずに、体幹でスイングする、いわゆる「ボディーターン」のスイングを行っているということです。

ダウンスイングでタメを使い、インパクトで一気にリストターンを行うことで、ヘッドスピードを上げボールを飛ばすことができますが、松山英樹プロは、大きなタメはなく、まったくといっていいほど、リストターンを使っていません。

まるで、パターやランニングアプローチの延長のようなスイングで、ドライバーショットを打っているのです。

腕を積極的に使わないスイングは、プレッシャーにも強いスイングです。

松山英樹プロがアメリカツアーで活躍できるのも、プレッシャーに強いスイングを身につけているからかもしれません。

この腕を使わずに、カラダの回転でボールをとらえる感覚は、アマチュアゴルファーにも真似できる部分です。

特に、50ヤードくらいのアプローチでは、腕ではなく、体幹で打てるようになると、打点も安定し、ミスショットも少なくなるでしょう。

 

松山英樹プロのドライバーの打ち方をマネしてはいけない人

松山英樹プロのスイングは、 ダウンスイングは下半身始動で、左足で踏ん張って「タメ」を作っています。

頭の位置はほとんど動かずに、インパクトを向かえ、大きなフォロースルーから大きなフィニッシュへと流れていきます。

松山英樹プロのドライバーの打ち方の特徴を整理すると、

「ワイドスタンスによる低重心」

「ゆっくりとしたバックスイング」

「ダウンスイングでの下半身からの始動」

「リストターンを使わないスイング」

「大きなフォロースルー」

「スイング中の前傾姿勢が変わらない柔軟性と筋力」

「逆C型のフィニッシュ」

このスイングは、鍛え上げられた松山英樹プロだからこそできる「ドライバーショット」です。

特に、両腕がきれいに伸びたフォロースル―。
この振られたクラブの遠心力に負けずに、頭が残って(ビハイドザボール)耐えているのですから、相当な筋力なのでしょう。

ただ、アマチュアゴルファーでも、マネできる部分はたくさんあります。

先ほど、マネできる部分とご紹介した「リストターンを使わないスイング」のほかにも、

ゆっくりとしたバックスイング

ダウンスイングでの下半身からの始動

大きなフォロースルー

などの動きもアマチュアゴルファーにぜひ参考にしてい欲しい部分です。

これらは、レッスンでよく耳にする指導だと思いますので、「このような動き」をスイングに取り入れようとして、当たり前のように一生懸命練習に取り組んでいる人もいると思います。

そう、松山英樹プロの、豪快で、きれいなスイングに憧(あこが)れて・・・。

しかし・・・、

このドライバーの打ち方の動きを、どんなに頑張っても、デキない人がいるのです!

ある人にとっては、どんなに頑張っても「できない動き」なのです!

 

松山英樹プロのドライバーの打ち方がマネできる人とは・・・

ゴルフ4スタンス理論!A1・A2・B1・B2タイプの特徴とゴルフ練習法

2017年1月27日

 

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