ボールを打った時、グリップとシャフトの間には「ねじれ(トルク)」が発生します。
クラブの芯を外した時に生じる「ねじれ」とフェースが開いたことによるサイドスピンによって、実に、17~30ヤードも右にプッシュアウトすることを、ゴルフグリップの大手メーカーである「株式会社IOMIC(イオミック)」は、独自に実験によって証明しています。
グリップが弾道の安定性と正確性に大きく影響しているということです。
スポンサーリンク
パッと読むための目次
知識1: グリップ交換の必要性
あなたのゴルフクラブのグリップはツルツルになってませんか?
親指とか力が入る部分が削れてたりはしませんか?
もしそうであるなら、グリップを交換するだけでゴルフのスコアがグーンとよくなる可能性があります。
ゴルフクラブは、購入時に新品だったものが年数や使用頻度によって劣化してきます。
ゴルフクラブのパーツの中でも、劣化しにくい部分と劣化しやすい部分があります。
鉄やカーボンなどの素材で作られるヘッドやシャフトは劣化しにくいですが、グリップは車のタイヤと同じゴムで作られていますので、ゴルフをしていなくても、時間とともに劣化しやすい部分なのです。
その上に、グリップは、クラブの中で唯一手で直接握られることで摩擦を受ける部分ですし、手の汗や脂などの汚れで劣化しやすくなることが多い部分でもありますので、劣化する原因が多いのです。
それだけに、グリップは定期的に交換をする必要があります。
車のタイヤが、劣化してくると走行がスムースでなくなるように、グリップが消耗してくると、あなたが思う以上に、ナイスショットの確率が低くなるのです。
なぜなら、古く、ツルツルになったグリップは、摩擦力が弱くなっていますので、無意識のうちに、グリップを必要以上に強く握ってしまうからです。
握ることに力が入り過ぎますと、どうしても上半身全体に力がはいり、スイングがぎこちなくなりフォームも乱れがちになります。
その点、交換により新しくなったグリップは、古く劣化したグリップに比べると摩擦力がありますので、クラブを軽く握ってスイングができるようになり、スムーズなスイングができるようになります。
あなたのゴルフクラブ、誰かから譲り受けたものなら、グリップ交換が必要かもしれません。
>> 「ゴルフグリップ交換料金が一番安いショップはどこか!?ショップ別グリップ交換料金徹底比較」はこちらからご覧いただけます。
>>「自分でグリップ交換をやってみたい!!」そんなあなたは「【動画で学ぶ】自分で行う「グリップ交換の方法」を徹底解説!」をご覧ください。
知識2: ゴルフアイアンのグリップ交換時期
アイアンのグリップ交換は、ラウンド数により異なります。
プロゴルファーであればラウンド数が多くなりますので1年に複数回グリップ交換をします。
交換の間隔は、およそ1ヵ月から3ヵ月になりますが、シーズン中は短い場合は2週間くらいということもあります。
でも、アマチュアゴルファーは月1回くらいのラウンド数が普通だと考えられますし、もしあなたが100切りできてないのなら、もっとラウンド数は少ないと思います。
そんなあなたでも、2年から3年くらいの間隔でグリップ交換をすることをおススメします。
一般的には、ラウンド数ではおよそ40ラウンドから50ラウンドでグリップ交換がベストですが、グリップはゴムでできているため、ラウンド数に限らず、時間とともに固くなっていきます。
グリップ表面の具合を見たり触ったりすることで、グリップの表面の弾力性を確認してみましょう。
劣化してきた時は、グリップ表面が硬くなってくることやツルツルになってきますので、すぐにわかります。
なので、グリップのゴムに柔軟性がなくなってきた時がグリップ交換のサインだと言うことができます。
グリップの交換時期の目安はプロとアマでは違いますが、グリップの交換には、それなりのお金がかかります。
それでも、グリップ交換による効果は絶大なものがあります。
どうしてもスコアをアップしたい人やヘッドスピードを上げたい人などは、定期的にグリップ交換することが有効です。
>> 「ゴルフグリップ交換料金が一番安いショップはどこか!?ショップ別グリップ交換料金徹底比較」はこちらからご覧いただけます。
>>「自分でグリップ交換をやってみたい!!」そんなあなたは「【動画で学ぶ】自分で行う「グリップ交換の方法」を徹底解説!」をご覧ください。
スポンサーリンク
知識3: グリップ選びの4つの基本
ゴルフグリップの太さによる違い
ゴルフグリップの太さは、グリップの内側に表示されている数字で分かります。
口径はコアサイズとも言いますが、グリップの内径のことです。
例えば「M60」という表示は、男性用の0.60インチをあらわし、「M62」は男性用の0.62インチをあらわします。
「M60R」などの数字の後ろにRのあるものは、ラウンドタイプでバックラインなしをあらわします。男性用は「M58」、「M60」、「M62」が一般的なサイズになりますが、外径はすべて同じに統一されています。
「M60」と「M62」を比較すると、「M60」の方が「M62」よりグリップのゴムの厚みが大きくなり、同じシャフトを装着した時は「M60」の方が少し太くなります。
つまり、数字が大きくなるほどグリップの厚みが減るので装着時には細くなっていくのです。
【グリップの太さによる違い】
出典:www.iomic.com/
Lは女性用で、「L58」は女性用の0.58インチ、「LJ56」は女性ジュニア用0.56インチをあらわしています。
グリップの太さは手首や腕の動きと関係があり、手が大きい男性が太めで女性が細めのグリップを使用することが一般的ですが、個人の好みで太めのグリップや細めのグリップを選ぶこともできます。
ゴルフグリップの重さによる違い
グリップの重量にも、重いものと軽いものがあります。
ゴルフショップで購入できるグリップの多くは、50g 前後のものですが、軽いグリップでは20gほどのものや、逆に、重いグリップでは80g 近いものまであります。
重いグリップを装着すると、手元が重くなる分ヘッドが軽く感じられ、軽いグリップを装着すると、手元が軽くなる分ヘッドが重く感じられる違いがあります。
グリップの重さはスイング全体のバランスにも影響してきます。
ゴルフグリップのコードの有無の違い
グリップは、コードが入っているものと入っていないものがあります。
コード入りは、グリップ表面にコードを織り込むことで、滑りをおさえますが、その分、フィーリングは「硬い」感じで、表面はざらざらしているのが特徴です。
左手で握る部分にだけコードを入れたグリップもあります。
コードグリップは、しっかりと握ることができるので、特に、雨の日のラウンドでグリップが滑りづらいというメリットがあります。
一方、コードがないグリップは、「軟らかい」感じで、表面はしっとりした感触が特徴です。
コードがないグリップは、単なるラバー構造であるものや、手に吸いつくような感触の二層構造など、いろいろなグリップがあります。
余分な握力が必要なく、女性など誰にでもむいているグリップです。
どちらが良いかは好みにもよります。グリップを握ったフィット感やフィーリングで選びましょう。
ゴルフグリップのバックラインの有無の違い
「バックライン」とは、グリップの後ろ側についているラインのことで、グリップの一部が線のように盛り上がっているグリップのことをいいます。
バックラインの目的は、常に一定のグリップができるような目印とするためです。
バックラインがあるグリップは、グリップを握る時に指関節に盛り上がりを感じることができます。
バックラインがあることで、指に引っかかる感覚を感じながら、指を一定の位置に落ち着かせることができるので、ともて有効なグリップです。
バックラインンを活用すれば、いつも同じ位置で握ることができますので、グリップが安定していないゴルファーには、バックラインがあるグリップの方が握りやすいのではないでしょうか。
これに対して、真円に近いグリップは、握る位置をバックラインで制約されることがありません。
なので、自由にグリップの位置を変えやすく、フェイスを開いたり、閉じたりすることができるので、プロゴルファーやゴルフ上級者にとっては、むしろバックライがないグリップの方が好まれることもあります。
ゴルフ初心者の頃は、バックラインのあるグリップで慣れて、腕が上がるにつれてバックラインの無いグリップに交換するというのも「アリ」でしょう!
>> 「ゴルフグリップ交換料金が一番安いショップはどこか!?ショップ別グリップ交換料金徹底比較」はこちらからご覧いただけます。
>>「自分でグリップ交換をやってみたい!!」そんなあなたは「【動画で学ぶ】自分で行う「グリップ交換の方法」を徹底解説!」をご覧ください。
知識4: ゴルフグリップの太さと統一
ゴルフグリップは、パターを除き、すべてのクラブで同じ種類、同じ太さのグリップを使用するのが基本です。
中には、ドライバーはもともとついていたグリップをそのまま使用し、アイアンはグリップ交換し、ウェッジは、コード入りのグリップを使っているなど、クラブによってバラバラなグリップを装着している人を見かけます。
グリップは体とクラブを結ぶ唯一の接点。
スイングの基本になりますので、すべてのクラブのグリップが同じようにフィットするものであることが重要です。
同じ種類のグリップを選ぶことが基本となりますが、同じグリップを装着することで、グリップの太さが変わってしまうことがあるので、注意が必要です。
特に、アイアンとドライバーでは、シャフト自体の太さに違いがあるので、同じグリップをつけているはずが、実際は、太さが違ってしまうこともあり得ます。
その場合は、グリップ自体の太さの違うものを装着し、交換後のそれぞれのグリップの太さが同じになるように調整する必要があるので注意が必要です。
グリップの太さは自分のスイングしやすいものを選び、アイアンなどは統一してセッティングするようにすれば、毎回同じフィーリングで打つことができると思います。
ドライバーやウッド、ウェッジについても、ナイスショットを打つには、なるべくあなたの手に馴染むグリップを選ぶことが必要です。
>> 「ゴルフグリップ交換料金が一番安いショップはどこか!?ショップ別グリップ交換料金徹底比較」はこちらからご覧いただけます。
>>「自分でグリップ交換をやってみたい!!」そんなあなたは「【動画で学ぶ】自分で行う「グリップ交換の方法」を徹底解説!」をご覧ください。
知識5: ゴルフグリップが細い場合と太い場合の球筋の違い
グリップの太さは、球筋に大きな影響を与えます。
グリップが細い場合は、スイング中の手首の動きが使いやすく、リストターンがしやすくなります。
一方、グリップが太い場合は、スイング中の手首の動きが抑えられ、リストターンがしづらくなります。
そのために、あなたがスライスで悩んでいる場合は、今使っているグリップより細めのグリップに変えることでスライスが軽減されることもあります。
逆に、あなたがフックに悩んでいる場合は、今使っているグリップより太めのグリップに変えることでフックが軽減されることもあります。
ただし、人それぞれ手の大きさが違いますし、スイングも違いますので、いきなり極端なグリップの変更をするのではなく、実際の球筋の状況を見た上で、あなたに合ったグリップの太さに変えることが大事です。
フックボールやスライスボールを直すというよりも、今後のゴルフの上達のためにグリップをどのようにしたらよいかを考えることが、長い目で見て効果的だと思います。
「ゴルフグリップ交換料金が一番安いショップはどこか!?ショップ別グリップ交換料金徹底比較」はこちらからご覧いただけます。
スポンサーリンク
ゴルフクラブに関する情報などをメルマガ配信中
知っているだけでスコアアップできる!
そんなゴルフクラブに関する「知って得する情報」やゴルフ上達方法をメルマガで無料配信中です。
無料プレゼント実施中
メルマガ登録してくれたあなたには、期間限定で次の無料プレゼントを差し上げています。
- ゴルファー専用筋トレ完全マニュアル「飛距離革命 GOLFER’S BODY METHOD」
- あなたのゴルフが生まれ変わる30の質問
コメントを残す