あなたのゴルフクラブはキレイですか？
ゴルフの後は、ちゃんとクラブのお手入れをしてますか？
ゴルフクラブの手入れをちゃんとすると・・・、こんないいことが起こるのです！
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パッと読むための目次
クラブのお手入れをちゃんとすると・・
「フェース面の溝をキレイすることで、スピンが効いた球が打てる」
「グリップの劣化を遅くさせる」などのメリットがありますが、
常日頃から、ゴルフクラブをキレイに磨いておけば、ゴルフクラブを中古ショップに売りに出す時の買取価格がめちゃくちゃ高くなるのです。知ってました？
さあ、ゴルフクラブを磨くメリットがおわかりいただいたところで、クラブの手入れ方法をご紹介します！
職人の腕はその道具でわかり、 ゴルファーの腕は、そのクラブでわかる。
～ エドワード・レイ ～
ラウンド後のクラブの手入れはどうするの？
ラウンドごとにクラブを拭くのは鉄則
ラウンド後は、クラブを拭くは基本中の基本です。
柔らかい乾いた布でクラブ全体を拭き取りましょう。
練習場での使用ではそんなにクラブは汚れませんが、ゴルフコースでの使用はかなり汚れます。
ゴルフ場でもラウンド後は、クラブハウスで軽く拭いてはくれますが、落とし切れていない芝や土がクラブヘッドに付着しています。
そのまま秋のゴルフシーズンに、コンペに出てから、約半年間はクラブを放置している人もいますが、錆びてしまうこともあります。
ラウンド終了後には汚れをしっかり拭き取ることが鉄則です。
ラウンドしたその日には手入れを
クラブのお手入れは、ラウンドしたその日の夜に行うことを心がけましょう。
普段のお手入れは、全体を拭き取る程度で良いので、必ず毎回行ってください。
ゴルフクラブを正しくお手入れすることにより、クラブの性能を最大限引き出すことが可能になります。
アイアンのフェースの溝に汚れが詰まっていると、スピン量に影響が出ます。
グリップに油分やホコリが含まれると、グリップの握り加減に影響が出て、ショットが安定しません。
また、将来的にクラブを中古販売したいという思いがあるなら、お手入れは絶対にすべきです。
中古販売する際の査定に大きく影響します。
ゴルフクラブのお手入れ6つのポイント
用意するもの：
- 激落ちくん
- 水
- 歯ブラシ
- 爪楊枝（つまようじ）
- タオル
- 洗車用のコンパウンド研磨剤
- ティッシュ
- サランラップ
Point1：フェース面のお手入れ
フェース面のボール痕を落とす
ゴルフ練習で練習しただけでも、クラブフェースには、ボール痕（あと）がクッキリついてしまいます。
アイアンのフェース面にこびりついたボール痕は、研磨剤が付いた台所用スポンジで、かなり力を入れて擦（こす）っても、なかなかとれません。
そんなフェース面の頑固なボール痕の汚れを落とすには、ドイツ生まれの魔法のスポンジ「激落ちくん」がオススメです。
使い方は簡単！「激落ちくん」に水をつけて、ドライバーやアイアンのフェース面についたボール痕をこするだけ。
「激落ち」くんは、水のみで消すことができるので、かなりお手軽で、大活躍アイテムなのです。
フェースの溝の汚れを落とす
アイアンのフェース面には溝があります。
スコアラインと呼ばれる溝です。
スコアラインの役目は、インパクトの瞬間にフェースとボールの間に挟まる芝や水滴などを逃がし、ボールの密着度を高めて適度なスピンを発生させることです。
なので、ここに汚れが詰まるとボールのスピン量への影響が出ますので、詰まった汚れはしっかり落としてください。
オススメのお手入れ道具は、歯ブラシです。使い古した歯ブラシに水を含ませ、優しく溝に詰まった汚れをかき出しましょう。
歯ブラシで擦（こす）ったのでは、なかなかとれないドロ汚れは、爪楊枝（つまようじ）でかき出せば、すぐ取れるでしょう。
Point2：ソール面のお手入れ
ソール面とは、クラブヘッドと地面が設置する部分のことをいいます。
ソール面には、ゴルフ練習場での練習後には「マットを擦った痕」がつき、ラウンド後は「土」が付着します。
この汚れにも、絶大な効果を発揮するのが「激落ちくん」です。
練習後のソールにこびりついたマットの痕は、少し擦（こす）る必要がありますが、水をつけて擦るだけなので、簡単です。
アイアンの番号が刻印された部分に詰まった土などは、歯ブラシや爪楊枝でかき出しましょう。
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Point3：クラウンのお手入れ
ドライバーやフェアウェイウッドのヘッドの上部の丸みがある部分のことを「クラウン」と呼びます。
基本的には、このクラウン部分は、大きく汚れることはありません。
でも、ドライバーでテンプラを打ってしまう人は、このクラウン部分にテンプ痕がついてしまいます。
あなたのドライバーのクラウンにはテンプラ痕がついていませんか？
このテンプラ痕で、テンプラしたんだとバレます。恥ずかしいので、すぐに磨いて消しましょう。
ただし、テンプラ痕には「激落ちくん」は使ってはいけません。
激落ちくんは細かいヤスリのような材質でできているため、クラウンの塗装に細かい傷がついてしまい、光沢感が失われてしいます。
クラウン部分についたテンプラ痕には、洗車用のコンパウンド研磨剤がおススメです。
超微粒子コンパウンドで、車のボディーをシミや汚れ落としができるので、ドライバーのクラウンの塗装傷つけずに、きれいに磨くことができます。
お手入れの方法は、「ティッシュに少量のコンパウンド研磨剤」をつけて擦（こす）るだけ。
仕上げに新しいティッシュで拭けば完璧です！
Point4：シャフトのお手入れ
クラブのシャフトは、「スチール」と「カーボン」の２種類に分かれます。
カーボンシャフトは、タオルで拭けばきれいになりますが、スチールシャフトは手入れを怠ると、すぐに錆（さ）びついてしまいます。
まだ、サビのないスチールシャフトには、「KURE556」などのさび止めスプレーを塗り、タオルで擦ればOKです。
サビが出てしまったスチールシャフトには、同じく「KURE556」を塗り、柔らかい台所用スポンジで擦ってさびを落としましょう。
スチールシャフトを「激落ちくん」で磨いてしまうと、スチールの光沢感がなくなってしまいますので、注意が必要です。
Point5：グリップのお手入れ
グリップの汚れを落とす
薄めの色合いのグリップを使用している人は、指の跡や手の汚れが残りやすいのですが、グリップの色が黒などの濃い目の場合は、グリップの汚れがまったく目立ちません。
なので、グリップのお手入れをあまりしない人も多いようです。
グリップのお手入れをするだけで、グリップが長持ちしますし、グリップを握った感じが全く違ってきます。もちろんスコアにも影響します。
グリップも頻繁にお手入れしていきましょう。
グリップのお手入れ方法は、柔らかい布に中性洗剤を含ませ、ゴシゴシ拭き取ります。
汚れが泡となって出てくるのがよ～くわかると思います。
その後、しっかり洗剤を拭き取ります。洗剤が残らないように気をつけてください。
グリップはゴムでできていますので、使用頻度に関係なく、硬くなっていきます。
秋のゴルフシーズン後、冬はゴルフをしないというあなたは、「サランラップ」でグリップを巻いておきましょう。それだけで、グリップが硬くなるのを防ぐことができます。
Point6：雨の日のプレー後のお手入れ
雨の日のプレー後には、特に入念にクラブのお手入れをしてください。
ゴルフクラブの保管で注意するべきは「サビの発生」です。
サビはゴルフクラブを著しく劣化させるので、必ず予防が必要です。
サビは水分が要因でできます。
雨の日のラウンドは特に注意が必要です。
スチールシャフトやヘッドはよく拭き取ることが大前提です。
クラブ全体の水分をしっかりと拭き取り、クラブはバッグに戻さずにグリップを上にして立てておきましょう。
グリップの水分が下に流れ、完全に乾いてからバッグに戻します。
グリップは特殊な溶液（スプレー状のノリの様な）と両面テープでクラブに装着されています。
雨水により水分を含むと、グリップがゆるゆるになる恐れがあります。
濡れたままバッグに入れておくような行為は絶対に避けてください。
そもそも、雨に濡れたグリップは滑りやすく、しっかりと握ることが困難でプレーに直接影響を及ぼします。
できるだけ、雨の日にはグリップは濡らさない様なプレーを心がけることも必要です。
クラブを数本持ってボールの側に行き、使用しないクラブを地面に置く場合は傘でグリップを保護しましょう。
グリップ交換は早めに
グリップは消耗品です。車のタイヤと同じゴムでできています。時間とともに、劣化（硬化）していきます。
常にきれいにお手入れをしていても、交換が必要になります。
使用頻度にもよりますが、月に１、２回のラウンドの人でも、１年に１度程度は見直しが必要です。
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