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プロゴルファーのシード権?出場資格?収入源?プロゴルファーのマメ知識

プロゴルファーってどうやって収入を得ているのでしょうか?

プロゴルファーたちは、どうやってテレビ放送されるゴルフの試合に出ているのでしょうか?

プロゴルファーたちのシード権ってなんなのでしょうか?

今回は「マメ知識」として「プロゴルファー」という職業についてまとめてみましたのでご紹介します。

 

パッと読むための目次

プロゴルファーは大きく2種類

12019 / Pixabay

プロゴルファーと一言で言いますが、実際には2つの種類に分かれます。

 

ツアープロ(ト—ナメントプロ)

テレビで放送されているような、ゴルフのツアー競技(トーナメント)に出場をすることができるプロゴルファーが、ツアープロ(トーナメントプロ)と呼ばれます。

松山英樹選手、石川遼選手、宮里藍選手など、ゴルフに興味がない人でも知っているようなプロゴルファーは、このツアープロにあたります。

宮里藍選手が引退を発表しましたが、これはこのツアー競技からの引退を指しています。

 

そして、ツアープロの主な収入源はこちらです。

  • ツアー競技の賞金
  • 企業とスポンサー契約をした場合に得られる契約金
  • CMやテレビ出演によるギャランティー

 

ティーチングプロ(レッスンプロ)

プロゴルファーやアマチュアゴルファーに、ゴルフレッスンを行うのがティーチングプロ(レッスンプロ)です。

ゴルフ練習場やゴルフスクールでゴルフレッスンを行うのが一般的です。

ティーチングプロはレッスン料を主な収入源としています。

ゴルフ場やゴルフスクールの社員として、ゴルフレッスンを行う場合もあります。

中には、有名ツアープロの専属コーチを行う、ゴルフブランドと契約をするなど、知名度の高いレッスンプロもいます。

このような知名度の高いレッスンプロは、書籍やDVD販売、テレビ出演などで収入を得ている場合もあります。

 

一般的なスポーツのプロとゴルフのプロには若干の違いが

一般的なプロスポーツ選手の定義は「自らが競技を行うことで収入を得る」です。

プロ野球選手といえば現役でプレーする選手を指します。

しかし、ゴルフの場合はティーチングプロもプロゴルファーと呼ばれます。

ここが、他のスポーツと大きく異なる点です。

 

プロゴルファーになるには

プロゴルファーになるためには、まずはプロテストに合格して、ツアープロの資格を得なければなりません。

受講資格には年齢制限がある

プロテストには受講資格があります。その一つが年齢制限です。

  • 男子:その年度の16歳以上
  • 女子:その年の4月1日時点で18歳以上

さらに女子は、「女子プロゴルフ協会に5年以上所属する会員2名の推薦を受けること」という条件が加わります。

男子と女子でプロテストの規定が違うのは、管轄組織が違うためです。

男子は日本プロゴルフ協会(JPGA)、女子は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が実施しています。

 

合格人数は男女で違う

プロテストを合格することができる人数は、あらかじめ決められています。

  • 男子:50位タイまで
  • 女子:20位タイまで

ずいぶん男女で人数に違いがありますが、参加者数も大きく男女で違います。

2013年のデータですが…

  • 男子:607人受験で53人が合格(合格率8.7%)
  • 女子:335人受験で合20人が合格(合格率6%)

この人数からも、日本のゴルフ人口の男女比は、圧倒的に男性が多いことがよく分かります。

 

テストは全国各地のゴルフコースで

ゴルフのプロテストは、実際に全国のゴルフコースをラウンドする試験です。

プレ予選(男子のみ)、第1次、第2次、最終テストという形で行われます。

男子は4段階、女子は3段階からなる実技テストです。

競技方法は4日間の72ホールストロークプレー(全ホールの合計スコアで勝敗を争う形式の競技方法)です。

ただし、結果次第では最終日のプレーができない場合もあります。

 

プロテストを受けるための費用は?

プロテストを受けるには、受講料金が発生します。

最終テストまで残ることができれば、受講料金の総額は20万円程度になるそうです。

さらに、全国のゴルフコースでテストが行われるため交通費が発生します。

テストは4日間なので宿泊費が発生する場合もあります。

よって、プロテスト受講には50万円以上の費用がかかると言われています。

また、合格しても認定料や講習料などで、さらなる出費がかさむそうです。

プロゴルファーになるためには、本当にお金が必要だということがよく分かります。

 

アマチュアとしてツアー競技に優勝すればプロテスト合格

プロテストに合格する方法ではなく、ツアープロになる方法があります。

それは、アマチュア時代に出場したツアー競技で優勝することです。

松山英樹選手、石川遼選手、宮里藍選手、近年では畑岡奈紗選手がこの方法でプロとなりました。

 

テレビ放送されるゴルフの試合に出るには?

晴れてプロゴルファーになったとして、テレビ放送されるようなツアー競技に出場するにはどうすればよいのでしょうか??

 

ツアー競技(トーナメント)とは?

HeungSoon / Pixabay

ツアープロ(ト—ナメントプロ)が出場して活躍する、テレビ放送しているゴルフ協議会はツアー競技(トーナメント)と呼ばれます。

日本のツアー競技は、男子の場合は木曜からの4日間、女子は金曜からの3日間に開催されるのが一般的です。

このツアー競技に出場するためには、プロテストを通過しただけでは出場条件を満たしません。

 

ツアー競技(トーナメント)に出場するための条件

ツアー競技(トーナメント)に出場するための条件は、男子と女子では若干異なりますが、ほぼ同じような条件になります。

今回は男子の出場条件(優先順位)の一部を紹介します。

  • 賞金王(翌年から5年間)
  • 日本ゴルフツアー選手権・日本オープンゴルフ選手権・日本プロゴルフ選手権の優勝者(翌年から5年間)
  • ゴルフ日本シリーズの優勝者(翌年から3年間)
  • ツアートーナメント優勝者(その年と翌年から2年間)
  • シード権獲得者(前年の賞金ランキング1~60位)

 

シード権の獲得がツアープロにとって最大のミッション

WolfBlur / Pixabay

プロゴルファーにとって一番大事な顔とは、翌年のシード権を獲得することです。

先ほど紹介した男子のツアー競技(トーナメント)出場優先順位で(5)にあたる項目です。

 

賞金ランキングとは

ツアープロ(ト—ナメントプロ)は、出場したツアー競技の賞金が主な収入源です。

この獲得賞金の総額でランキングしたものが賞金ランキングと呼ばれるシステムです。

 

賞金王(賞金女王)とは

賞金ランキングは年間を通して加算され、シーズンが変われば0円からスタートとなります。

年間獲得賞金ランキングの1位が、賞金王(女子の場合は賞金女王)と呼ばれる名誉ある栄冠です。

まさに、ツアープロ達の夢です。

 

シード権とは

シード権とは、ツアー競技に出場することのできる権利です。

ツアープロたちにとっては、このシード権を獲得することこそが最大のミッションと言えます。

シード権を獲得できるか否かで、翌シーズンのツアー競技への参加条件がまるで変わってきます。

シード権があれば全てのツアー競技へ出場可能ですが、シード権を失えば出場資格を失い、賞金を獲得することができなくなってしまいます。

シード権は、全シーズンの賞金ランキングで決定します。

  • 男子:賞金ランキング1〜60位
  • 女子:賞金ランキング1〜50位

 

ツアー競技に出るにはQTで良い成績を

残念ながらシード権を獲得的なかったツアープロは、QT(クオリファイングトーナメント)という翌年のシード権をかけて争うトーナメントに出場します。

QTには4段階のステージが設けられています。

ファーストステージ

ファーストステージは、8月頃に開催されます。

3日間54ホールのストロークプレーで競い合います。

合格者の人数は、参加者数により異なります。

出場資格はプロテストの合格が必須ではありません。

決められた関係者からの推薦があればアマチュアでも出場が可能です。

セカンドステージ

セカンドステージは、男子は4日間、女子は3日間のストロークプレーで競い合います。

ファーストステージの通過者はもちろん出場可能です。

そのほかにも、前年や過去数年のファーストステージ通過者は優遇されこのセカンドステージからの参加となります。

同年のプロテスト合格者もここからの参加です。

さらに、今シーズン残念ながらシード権を獲得的なかったツアープロも、このセカンドステージからの出場です。

サードステージ

サードステージもセカンドステージ同様に、男子は4日間、女子は3日間のストロークプレーで競い合います。

セカンドステージ通過者が、いよいよサードステージに出場となります。

残念ながらシード権を獲得できなかったツアープロのランキング上位者は、ここから参加の場合もあります。

ファイナルステージ

HeungSoon / Pixabay

ファイナルステージは、男子は予選が4日間、決勝2日間の108ホールのストロークプレーです。

かなりの長丁場です。

女子は4日間の72ホールのストロークプレーになります。

このファイナルステージを勝ち抜いた上位30名ほどが、翌年のツアー競技に参加することができます。

その下の順位の人たちは、下部ツアーへの参加が認められます。

 

まとめ

以上「プロゴルファーのマメ知識」でした。

プロゴルファーは「狭き門」を通過した一部の人間であり、その中でもテレビ見るような活躍できるプロゴルファーはほんの一握りなのですね…。

 

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