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ゴルフでの風の影響と3つの風対策をご紹介!

 

ゴルフは風の影響を受けやすいスポーツです。

ゴルフは風によって、スコアは大きく変わります。

では、いったいゴルフはどれくらい風の影響をうけるのでしょうか?

ということで、今回は、風を味方にしてゴルフの上達を目指すため、ゴルフに与える風の影響と風の対策をご紹介します。

 

パッと読むための目次

ゴルフの風の種類

 

アゲインストとは?

アゲインストとは向かい風の事です。自分に向かって風が吹いていればアゲインストとなります。

アゲインストは和製英語で、英語では「into the grain、into the wind、head wind (headwind) 」などと言います。

アゲインストは向かい風なので、当然ながら飛距離をロスしてしまう風です。

さらにボールが高く上がりやすいため、前に進みづらくなります。

そのため、アゲインストが吹くとクラブの番手を1~2番程度上げるのが一般的です。

 

アゲインストのメリット

アゲインストはボールが吹きあがるため飛距離をロスしてしまいますが、吹き上がるためボールの落下角度は地面と垂直に近くなります。

これはバックスピン量が増加するということになるので、ランが少ないピタッと止まるショットになります。

グリーンオンを狙うショットなどの時には、アゲインストはメリットとなるのです。

 

アゲインストのデメリット

アゲインストのデメリットは、先ほどから述べている通りボールが吹きあがることによる飛距離ロスです。

アゲインストが強風であればあるほどランが出にくくなり、大幅な飛距離ロスとなります。

高さが出るボールやバックスピン量の多いボールは風の影響を受けやすいため、アゲインストの際にはさらに飛距離を落としてしまいます。

アゲインストの際には、低めでバックスピン量を抑えた打球を打つのが効果的です。

低めでバックスピン量をおさえるには、通常よりも番手を上げてハーフショットやクウォーターショットにするのが有効です。

 

フォローとは?

フォローとはアゲインストの反対で追い風の事です。

自分の背中側から吹く風になります。

フォローはアゲインストとは反対の追い風なので、飛距離が伸びやすくなります。

そのため、フォローの際には通常よりクラブの番手を下げるのが一般的です。

 

フォローのメリット

フォローのメリットは、追い風による飛距離アップです。

ミドルホールやロングホールの第一打目にフォローが吹けば、とても有利になります。

フォローが強くなればなるほどランが稼げるため、飛距離はどんどん伸びます。

 

フォローのデメリット

フォローは第一打目ならメリットですが、グリーンオンを狙うショットにはデメリットとなってしまいます。

ランが出やすくなるため、グリーンの上をころころと転がりすぎてしまいます。

ピタッと止めるショットにはフォローは適していません。

 

ゴルフコース別風の特徴

山岳コースの風の特徴

山岳コースのゴルフ場の風は、いろいろなゴルフ場の中でも最も難しい風と言われています。

木が多く生い茂る山岳コースでは、自らの体感とは違った風が吹いていることがあるためです。

山岳コースで風を正しく読むには、自分の体感だけでなく周りの木の枝や葉っぱを注意深く観察することが重要です。

この時、木の根元ではなく先端を観察しましょう。

ボールは高く打ち上げます。

受ける風はプレーヤーの身長よりはるか上空の風です。

はるか上空の風をよむために、木の枝や葉っぱがどちらになびいているのか、どのくらいなびいているのか、自分の体感だけでなく周囲の木々を観察しましょう。

 

海沿いコースの風の特徴

海沿いの風は、体感より強風の場合がよくあります。

また、周辺に木々が少ないため風をよむことが困難になります。

海沿いのコースでは、風の方向に注意が必要です。木々が少ないため風が舞い、50ヤード先になると風の方向性が変わっているなんてこともあります。

まず確認するには旗です。

カップの旗、吹き流しの旗、いろいろな旗を見て参考にしましょう。

海沿いならでは、波を見るのも友好的です。海の波立ちで風の方向性が分かります。

 

ゴルフは風の影響をどれほど受けるのか?

「ゴルフは科学でうまくなる―理論のツボを知れば、スコアは必ず縮まる!」という本によると、風の影響は次のように記載されています。

風速5m/秒の風が吹く中、ヘッドスピード40m/sのゴルファーがドライバーショットを打った場合には…、

  • アゲインストでは17ヤード飛距離が落ちる
  • フォローでは12ヤード飛距離が伸びる
  • 真横の風では、15ヤードずれる

 

もちろん、この数値はドライバーのスペック、ボールの打ち出し角やスピン量で大きく変化します。

 

一概に言えませんがこの数値を見た限り、フォローよりアゲインストのほうが影響が強いことが分かります。

 

同じ風の中でも、飛距離に対する風の影響は、アゲインストの方が受けやすくなるという結論です。

これは、ゴルフボールがバックスピンによって揚力を得ているということに理由があります。

アゲインストの風によって、その揚力が増加するため、風の抵抗をまともに受ける形になります。

 

一方、フォローの風は、風に押されてスピンがほどけてしまうため、ボールがドロップし、意外にも飛距離が伸びないということになります。

風速5m/秒といっても、どれくらいの風なのか、なかなかイメージしづらいのではないでしょうか?

実は、風速5m/秒という風は、冬場であれば平均的な風速、夏場であれば「ちょっと風があるな」程度の風速となります。

アゲインスト、フォローによって違いはあれど、ゴルフは「風の影響」をまともに受けるのです。

 

 

風速とは

風速の測定は、1分間に吹いた瞬間ごとの風の変動幅を「瞬間風速」と表し、10分間の風速の平均が「平均風速」となります。この平均風速のことを単に「風速」として表現します。

「風速(または平均風速)」は、10分間の平均風速を示します。

「瞬間風速」は、ある瞬間の風速を示します。

「瞬間風速」は、「(平均)風速」の1.5倍から3倍程度に達することがあります。

引用:気象庁HP

 

日本の平均的な年間平均風速は約3m/sと言われています。

平均的な風が吹く日であっても、瞬間的には「4.5m/秒~9m/秒の風」が吹くこともあるということですね。

 

ゴルフ場での風の見極め方

ゴルフが風の影響を受けることが分かったところで、実際にゴルフ場では、風をどのように見極めればよいのでしょうか?

目安となる「自然の事象」をあげてみました。

風速 目安となる事象
~1.6以下 体感できないほどの微風
1.6~3.4 顔に風を感じる程度の風
3.4~5.5 ゴルフ場の木の葉や小枝が動くほどの風
5.5~8.0 砂埃が立ち、池の水面に白波が立つほどの風
8.0~10.8 灌木がゆれるほどの風
10.8~ 大きな枝も揺れるほどの風

 

木々の状態を観察する

ショット前には、必ず周辺の木々の状態を観察しましょう。

木に囲まれていると、風を体感することは難しくなりますが、上空ではゴルフボールが影響を受けるような風が吹いていることはよくあることです。

上空の木の葉や小枝が風で揺れている時は、風速5m/s程度の風が吹いていると考え、必要な対策を行いましょう。

 

ピンフラッグを観察する

ショット直後のボールには勢いがあるため、風の影響はほとんど受けません。

実際に風の影響をまともに受けるのは、ボールの落ち際です。

なので、ピンフラッグの動きを観察することはとても重要です。

ティーグランドで風を感じても、ピンフラッグの動きがほとんどないならば、方向重視のショットで大丈夫です。

 

ただ、ティーグラウンドで感じる風とピンフラッグのはためき方が違う場合は要注意です。

それは「風が巻いている証拠」です。

風が巻く原因はそのホール自体が木々で囲まれていることなどにより、風と風がぶつかる自然的なものです。

この場合の対処としては、先ほどお伝えした通り、「ボールは落ち際に風に流される」という原則に従い、ピンフラッグの風向きへの対策をとりましょう。

 

ウォーターハザードの表面を観察する

ホールロケーションの1つとしてウォーターハザード(池・小川など)があります。

池があるホールであると、風速がよくわかります。

上記の表にもある通り、5m/s程度で水面に「さざ波」が立ち始めます。

 

風が吹いている日のプレーの注意点

アゲンストの風は飛距離をロスします。

低い球を打つためにティーショットのティーを低めにするなどの対処法はありますが、それでも風の影響を受けます。

 

グリーンを狙う際の、フォローの風は飛距離の計算が非常に難しくなります。

バックスピンがほどけて、ランが出やすくなるからです。

横風の時にも、風にぶつけていくのか、風に乗せていくのか、対策が必要となります。

 

もちろん、風は常に一定の風速で吹いているわけではないので、ショットの直前に急に風が吹き始めることもあれば、その逆に、風が止んでしまうこともあります。

そのため、風が吹く日のゴルフは次の2点に注意し、ラウンドすることが必要です。

 

目標スコアをいつもより多めに設定する

雨でもスコアを崩さないゴルファーはたくさんいますが、風はゴルフを難しくします。

そのため、いつも通りのスコアでなくても、焦る必要はありません。

平均的スコアが90前後のゴルファーは、風の状況によっては100切りも難しくなると思ってラウンドに臨めば、ストレスも少なくなるでしょう。

 

力まない

風が吹くことにより、いつものスイングができなくなってしまいます。

アゲンストの場合は、クラブの番手を上げていても無意識のうちに力が入ってしまいます。

フォローの場合も同様に、風に乗せて飛ばそうとか余計なことを考えることによりいつもどおりのスイングができなくなってしまいます。

とにかく、「力まない」

それを意識してラウンドするだけで、スコアが大きく違ってくるでしょう。

 

まとめ

以上「ゴルフにおける風の影響と風対策」をご紹介しました。

とにかく、ゴルフは少しの風でも影響を受けるということを念頭に、プレーしましょう。

風を意識し、その対策を練ることでスコアアップが図れるでしょう!

 

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