ゴルフスクールを探す際に、自分がどのくらいゴルフを上達させたいのか理想の姿を想像してください。
- 100切りをしたいのか
- スライスを治して欲しいのか
- ゴルフが楽しくプレーできるようにして欲しいのか
このようなあなたの明確な理想が定まらなければ、ゴルフスクールを選ぶことは難しいでしょう。
いろいろなコンセプトを持つゴルフスクールがあります。
それぞれのゴルフスクールは、設定したコンセプトに沿ったカリキュラムを作り、インストラクター全員の教え方を統一しています。
もしコンセプトにあっていないスクールを選択すると、自分が思い描く理想に近づけないため、満足することができません。
つまり、ゴルフスクールのコンセプトがあなたの理想に合っているのかを見極めるということが、スクール選びの1番のポイントになります。
まずはHPなどで、興味のあるゴルフスクールのコンセプトを確認してみましょう。
いろいろなコンセプトを掲げるゴルフスクールがあるので、それぞれのコンセプトにマッチする目的を紹介します。
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パッと読むための目次
Point1 目的別で選ぶ
初心者向けスクールが向いている人
初心者向けを掲げているゴルフスクールが合うのは、こういった理想を持つ方々です。
- ゴルフの知識がほぼ0の人
- ゴルフクラブを握ったことが無い人
- ゴルフのルールもマナーもほとんど知らない人
このような方は初心者向けのゴルフスクールがオススメです。
初心者向けゴルフスクールでは、ゴルフ専門用語を使わないゴルフレッスン方法が主流なので、ゴルフの知識が全くない方でも安心です。
また、ルールやマナーも1から教えることにインストラクターも慣れています。
さらに、初心者向けゴルフスクールは、ゴルフはやったことがあるものの、ゆっくり楽しく習いたい人にも向いています。
- ゴルフをちょっと体験してみたい
- 楽しく習って、少し出来るようになりたい
- ゴルフ友達が欲しい
- ゆっくり時間をかけて上達したい
このようにゴルフを楽しみたい方も、初心者向けスクールで問題ありません。
女性や年配の方でも楽しくできるようなゴルフレッスンをしているため、運動神経に自信がない人でも大丈夫です。
長期スパンで通う事を前提としている人や、ゴルフのスキルアップを一番の目的としていない人が多くいるので、ゴルフ仲間作りにも最適です。
ゴルフをプレーしている人の中にも、「人に迷惑をかけないでラウンドすること」を目標としている人もいるでしょう。
- 楽しくラウンド出来るようになりたい
- 人に迷惑をかけないようになりたい
このような目的であっても、初心者向けのスクールで問題ありません。
一般的に人に迷惑をかけない程度とは、ゴルフ18ラウンドを2時間半程度でプレーできるスピードと、マナーや気遣いができることです。
多少スコアが悪くても、一緒にプレー同伴者がストレスを感じなければ問題ありません。
この目標達成には、初心者向けのゴルフスクールでゴルフの基本とマナーを学び、ある程度ラウンド経験を積めば十分に達成できます。
スコアで言えば100~110程度でしょう。
いずれは「100切り」「90切り」を目指したいのであれば、それは初心者向けゴルフスクールではミスマッチです。
初心者向けのゴルフスクールのインストラクターは、初心者を人に迷惑がかからない程度(スコア110程度)に上達させることが仕事です。
それ以上に上達させるためのインストラクタースキルは持ち合わせていない場合もあります。
よって、さらに高みを目指すならば、ゴルフスクールの変更が必要になります。
もっとスキルアップをコンセプトに掲げる、中・上級者向けのゴルフスクールに思い切って変更してみましょう。
本気でレベルアップ・スキルアップしたい人
本気でレベルアップ・スキルアップを掲げているスクールが合うのは、こういった理想を持つ方々です。
- 100切り・90切りなどのスコアアップしたい
100切りや90切りなどの目標を掲げる中・上級者の人は、「本気で上達」「結果を出す」などのコンセプトを持つゴルフスクールがオススメです。
初心者向けのスクールである程度上達し、さらなる高みを目指す人も同様です。
スコアアップを目標にして通う前提のゴルフスクールは、レッスンは少しつまらないかもしれませんがスイング改善に多くの時間を費やすでしょう。
アプローチやパターの練習も同様です。
自宅での筋トレやパター練習なども必要かもしれません。
また実践も大切になるので、週末はコースで行うラウンドレッスンが必須になるでしょう。
結果、ある程度のゴルフにかける時間とお金が絶対必須のコースになります。
自宅練習などの自分に課す課題もあるので、スコアアップしたいという強い意志が必要です。
スイングの悪い癖を直すことや飛距離アップには少し時間がかかります。
- スライスやフックなどのスイングの悪い癖を治したい
- 飛距離アップを図りたい
この様な人は、中上級者のゴルフスクールがおススメです。
スイングを直している間は、ミート率が下がり飛距離も落ちるので、ラウンドのスコアにはつながりません。
それでも、綺麗なフォームを手に入れたい、安定したショットを打ちたい、飛距離アップしたい人は、少し長期スパンで挑む必要が出てきます。
初心者向けスクールでは、未経験者や初心者にゴルフを教えることに特化しているため、中・上級者向けのスクールを選ぶ方が良いでしょう。
Point2 レッスンスタイルで選ぶ
様々なレッスンスタイルのゴルフスクールがあります。それぞれの利点と欠点を紹介します。
マンツーマンレッスン
初めてゴルフクラブを握る方は、マンツーマンレッスンがオススメです。
クラブの握り方や構え方が体に身につくまでは、マンツーマンでしっかりと教えてくれるのは安心感があります。
また間違ったスイングをしている際に、すぐに指摘をして直してくれるので、ボールに当たらなくなり楽しくない、不安になるといった不満は解消されます。
自分のゴルフスイングを他人に見られるのが恥ずかしいなんて人も、マンツーマンで個室対応可能なスクールにしましょう。
グループレッスン
少しゴルフをしたことがある人にとっては、マンツーマンレッスンは少し気恥ずかしいかもしれません。
自分のタイミングで水分補給をしたり、練習クラブを変えたり、自分主体でレッスンを受けたい人にはマンツーマンレッスンは必要ありませんので、グループレッスンで良いでしょう。
グループレッスンに利点は、マンツーマンレッスン比べて低価格なところです。
大人数のグループレッスンならば、インストラクターの人件費を抑えられて激安にすることができるからです。
ただし、10人制などの大人数のグループレッスンでは、ほとんどインストラクターが見てくれないこともあります。
10人制で1時間レッスンならば、見てもらえる時間はわずか5〜6分しかありません。
「自主練習に近い状態でワンポイントアドバイスが欲しい」なんて人にはピッタリですが、ある程度しっかりレッスンしてもらいたいならば、レッスン時間と人数の確認は必要となります。
インストラクターの指名制度
マンツーマンレッスンのスクールであれば、インストラクターの指名が可能か確認しましょう。
相性の悪いインストラクターからレッスンを受けるのは避けたいところです。
また、指名制度がある場合に指名方法も確認しましょう。
インストラクターと口頭で予約を取るようなシステムの場合は、そのインストラクター以外の人を指名するのが心苦しくてできない場合があります。
指名をシステムなどで簡単に行えるスクールが最適です。
通い放題のスクールレッスン
使い放題のスクールレッスンとうものもあります。
通い放題のスクールレッスンの良いところは、好きな時間や曜日を選んで通える点です。大抵はウェブ予約が可能なので、自分のペースで通えます。
通い放題ならば毎日通えるだろうと考える人が多くいますが、実際はそんなに通えないことが多々有ります。
通い放題のスクールに入会を考えているならば、打席数と会員数、営業時間を確認しましょう。
例えば打席数が10打席で8時間営業、会員数が400人いるならば、1日に80人しかレッスンを受けられないのに400人の会員がいるということです。
とても毎日通うことはできないだろうと想像できます。
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インドアレッスン
屋外のゴルフ練習場などと比べて、インドアで行われるゴルフレッスンは快適です。
冷暖房が完備され、日焼けの心配もいりません。夏場の虫対策も不必要です。
ゴルフを始めて習うのであれば、インドアレッスンの方が天候に左右されずに快適に通えるでしょう。
インドアレッスンの欠点は、実際に打ったボールの弾道が見れないという点でしょう。
ある程度の上級者は、実際の球筋や飛距離を確認したくなります。
そういう方は、屋外練習場で行われるゴルフレッスンの方がオススメです。
Point3 インストラクターを見極める
ゴルフスクールを探す場合、大抵は体験レッスンに参加するかと思います。
たった1回の体験レッスンで、インストラクターの質を見極めるのは大変難しいです。
多くの人は見極められず、なんとなく決めてしまいがちです。
特にゴルフ初心者にとっては、何が正しいのかわからないのでなおさらです。
そこで、初心者でも簡単にインストラクターの質を見極めるポイントをご紹介します。
すぐに触って治すインストラクター
ゴルフの握り方や構え方、スイングフォームを教えるのに一番簡単な方法は、インストラクターが受講者の体を触って正しい形にすることです。
正しい握り方を口頭で説明するのと、手で受講者の握り方を改善させるのであれば後者の方が断然容易になります。
このように、すぐに自らの手で受講者の体に触れて正しい形にするインストラクターは決して優秀とは言えません。
口頭で説明する力が不足している、あるいは時間が惜しいなどの理由により、安易な方法を選択している可能性があります。
握り方や構え方のような基本が口頭説明できないのであれば、もっと高度なゴルフスキルも口頭説明できない可能性もあります。
時間の短縮を優先しているインストラクター
体験レッスンはたいていの場合は1時間程度なので、ゴルフの基本的な構え方と振り方を教えるだけでタイムアップになります。
しかし、それだけでは退屈な授業となるので、受講者を楽しませて入会させることを優先したレッスン内容の可能性があります。
先ほどのように、インストラクターが手を使って受講者のフォーム改善する行為も同様の狙いからかもしれません。
本当に大切なのは、受講者が理解をして次からは自らが教えられた正しい形を取れることです。
無理に時間短縮をして教える方法は、受講者のためにはなりません。
質問に答えられないインストラクター
インストラクターが「もっと前傾してください」と言ったとします。
そしたら「なぜ前傾が必要ですか?」と聞いてみましょう。
分かりやすい説明が帰ってくるかがポイントです。
教えられる行為の理由を説明できないインストラクターは、根本的に理論を理解できておらずにマニュアル的に教えている、または理論派ではなく感覚派の人間ということです。
そして、インストラクターが理論派か感覚派か見極めるだけでなく、レッスンを受けるあなた自身が、理論派なのか、感覚派なのかも重要なポイントです。
何かを習う際に、なぜそうするのかを聞きたくなる人は理論派です。
ミスショットをしたとします。
そこでインストラクターは「今のミスショットはヘッドアップが原因です」と言います。
これは、ヘッドアップしてしまっているという症状を言っているだけです。
ヘッドアップしている原因は言っていません。
ヘッドアップした原因は「先に体が開いている」とか「スイング軌道がすくい上げになっている」などが考えられます。
「今はボールの上を振っています」も同じです。
原因は「肘が曲がっているから」「軸がぶれているから」「前傾角度が不足しているから」などがあります。
もしあなたが、何が原因なのかを教えてくれなければ改善できない人、理解できない人ならば、理論派だと言えます。
理論に基づき頭で考えて動きます。
よって、理論派のあなたには、原因を具体的に回答、説明してくれるインストラクターが向いていると言えます。
感覚派は逆です。
とにかくやってみて覚えるタイプなので、「ヘッドアップしています」だけで「頭を動かさないようにやってみよう」と考えて実行します。
なぜかという理由には興味がなく、説明されても「それはどうでもいいや」と思いがちです。
「ぎゅっと体を絞って」「ビュンとクラブを振って」といった擬音語の説明でも不満を持たず、とりあえずやってみながら調整をしていきます。
このような感覚派のあなたには、どんどん球数を打たしてくれる説明の少ないインストラクターが向いています。
インストラクターからレッスンを受ける時の注意点
インストラクターは、自分の説明が相手に伝わっていると考えています。
インストラクター自身が、説明が不足している、説明の仕方が間違っていると感じるのは、受講者に何度も同じ説明をしているのに改善されない時です。
よって、ある程度の時間が経過して初めて伝わっていないことに気がつくのです。
レッスンの説明で分からないことがある場合は、素直に分からないと言いましょう。
お互いに無駄な時間を過ごさずに済みます。
Point4 失敗しない!ゴルフスクールのチェックポイント
以上のポイントを踏まえて、「失敗しない!ゴルフスクールの選び方のチェックポイント」をまとめました。
ゴルフスクールを選ぶ際には、ぜひ参考にしてください。
Point1:レッスンの人数
レッスン料は高額になりますが、マンツーマン(1対1)のレッスンを受けることが上達するには1番早道です。
通常は、レッスンプロ1人に3人~5人くらいまでの人数のスクールがいいでしょう。
それ以上の人数になると、1人当たりにレッスンしてくれる時間が限られてしまい、まともなレッスンをうけることができなくなるので、注意が必要です。
Point2 レッスン期間が長い
1回で終了するワンポイントレッスンや週1回1年間続くレッスンなど、ゴルフスクールのレッスン回数の設定は様々です。
レッスン期間が短いスクールは、レッスン料は安めの設定で、ゴルフ初心者が選びがちですが、ゴルフ初心者ほど、長い期間でのレッスンを受けることをおススメします。
「ワンポイントレッスンを受けて、全然当たらなくなった・・・」
そんな状況になったら、レッスン料返せってなりますよね?
レッスンプロは、ナイスショットを打たせるのが仕事です。
スイングのどこをどう直せばいいショットが出るかは簡単にわかるものです。
でも、その対処法は、その場しのぎのもの!
根本的なスイング改善にはならないので、その場では気持ちよくナイスショットが出るようになっても、またすぐに当らなくなる!
根本的にスイングを改善しようとすれば、一時的にボールに当らなくなって当然なのです。
それを乗り越えて、最終的にナイスショットが出るスイングに改造するには、ある程度時間がかかります。
そのためには、多少レッスン料はお高くなりますが、長期間お付き合いできるゴルフスクールでレッスンを受ける方が上達には近道となります。
Point3 レッスン価格
レッスン価格がとにかく安いスクールは注意が必要です!
現在は、インドアレアレッスンのゴルフスクールは大変増えていますが、価格が大きく異なることがあります。
とにかく激安のインドアゴルフスクールの場合は、このようなことが考えられます。
- シミュレーションなどの施設が無い(またはシミュレーションが古い)
インドアゴルフスクールでは、シミュレーションゴルフの設置が一般的です。
大画面のスクリーンを配置し、最新のシミュレーションゴルフの設置を行うと、1打席で500万円以上の初期投資となります。
激安ゴルフスクールは、このような施設にかかる初期投資がかなり安価だと考えられます。
シミュレーションなどの最新施設にこだわらない方にはオススメですが、インパクトの瞬間やスイング軌道、飛んでいく弾道や、スピン量、打ち出し角度や飛距離などを分析してくれるようなしっかりとした設備があるインドアゴルフスクールは、それなりの価格設定になっています。
- インストラクターのスキルが低い
初心者向けのゴルフスクールであれば、インストラクターは初心者のみを教えるのでスキルや経験はそれほど必要ではなく、ゴルフインストラクターの免許などを持たないインストラクターもいます。
本来のゴルフインストラクターの免許には、取得や維持に数十万円〜数百万円の費用が必要となります。
インストラクターのスキルや経験にこだわらないのであれば、激安のインドアゴルフスクールで問題ありませんが、やはり上達を目指したいなら、資格をもったインストラクターに教わりたいですよね?
レッスン価格が安いということは、それなりの理由があるということです。
Point4 レッスン内容の説明
なぜそのようなボールが出るのか?
それを直すにはどうすればいいのか?
スイングは人それぞれです。
あなたのスイングの特徴を把握し、きちんと説明してくれるプロがいるゴルフスクールを選ぶことは大切なことです。
当たり前のことですが、聞いたことに対してちゃんとした説明をしてくれるゴルフスクールでなければ、レッスンを受ける価値はありません。
Point5 アクセスの良さと営業時間
ゴルフスクールは、結局は通えなければ意味がないので、アクセスの良さと営業時間を第一条件とする場合も必要です。
あなたが通える範囲のゴルフスクールで、なおかつ、あなたがなりたい目標や理想などのスクールのコンセプトと合うゴルフスクールであることを確認することが必要です。
Point6 ラウンドレッスンがある
ゴルフ練習をする目的は、ゴルフ場でいいスコアでラウンドすることです。
練習場でいい球が打てても意味がありません。
レッスンしてもらったプロと、最終的に、ゴルフ場でラウンドしながら、ラウンドレッスンをしてもらうことで、コースマネージメントも学ぶことができます。
ラウンドレッスンは、ゴルフ上達には、絶対欠かせないレッスンです。
レッスンの最後に、ラウンドレッスンが用意されているゴルフスクールは、あなたのスキルアップに大いに役立つでしょう。
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