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アプローチのウェッジはどう選ぶ?ウェッジの選び方5つのポイント

アプローチのウェッジはどう選べばいいのか?

たくさんのアプローチウェッジの中から何を基準に選べばいいのかわからないあなたへ!

今のあなたが使っているクラブにあった「アプローチウェッジの選び方」「バンス角からみるサンドウェッジの選び方」など、ウェッジを選ぶポイントを5つに分けて詳しく説明します。

これさえ読めば、あなたのプレーに合ったウェッジが見るかるでしょう!

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パッと読むための目次

ロフト角と飛距離の関係

アプローチに使うウェッジ種類は、ロフトの角度により分けられます。
ロフト角度とは、クラブフェースの角度のことで、角度が大きいほど球が上がりやすくなります。

ウェッジは大きく4種類に分けられます。
もっとも飛距離が稼げる「ピッチングウェッジ(PW)」は、初心者にオススメの「ランニングアプローチ」にもっとも適したウェッジです。

次に飛距離が稼げる「アプローチウェッジ(AW)」は、一般的なアプローチとして使用されるクラブです。

ある程度キャリーとランを出すアプローチのピッチエンドランは、もっともオーソドックスなアプローチなので、初心者ゴルファーはしっかりマスターしてください。

「サンドウェッジ(SW)」はその名の通りサンドに適しています。つまりバンカーで使用するクラブです。ただ、バンカー専門というわけではありません。ピッチングウェッジと比べれば、かなりランが出ないクラブになります。よって、アプローチの落とし所がピン側の場合には、サンドウェッジの使用が良いでしょう

最後にもっともランが出ない「ロブウェッジ(LW)」ですが、これはロブショットを打つような場面で必要になるクラブです。

ロブショットは、ボールをふわりと上げて打つアプローチショットのことです。アプローチ上級編なので、初心者の方は最後に入手すべきクラブでしょう。

ロフト角度
ピッチングウェッジ(PW) 48°
アプローチウェッジ(AW) 52°
サンドウェッジ(SW) 56°
ロブウェッジ(LW) 60°

 

ロフト角度の違いと飛距離

各ウェッジの飛距離はこちらです。あくまで平均男女における、フルショットの飛距離です。

ロフト角度 男性

平均飛距離

女性

平均飛距離

ピッチングウェッジ(PW) 48° 110Y 60Y
アプローチウェッジ(AW) 52° 100Y 50Y
サンドウェッジ(SW) 56° 80Y 40Y
ロブウェッジ(LW) 60° 60Y 30Y

「ピッチングウェッジ(PW)」から「ロブウェッジ(LW)」までの飛距離は、あくまで目安ですが、およそ10ヤードくらい変わります。

 

アプローチショットごとの飛距離

各ウェッジのスイングの大きさにおける、男子の平均飛距離です。

ロフト角度 フル

スイング

3/4

スイング

1/2

スイング

1/4

スイング

PW 48° 110Y 90Y 60Y 30Y
AW 52° 100Y 82Y 55Y 27Y
SW 56° 80Y 75Y 50Y 25Y
LW 60° 60Y 67Y 30Y 22Y

ここから分かるように、フルスイング・3/4スイング・1/2スイング・1/4スイングと、飛距離も同様に変動することが分かります。

この飛距離変動は、あくまで男子の平均飛距離からなる基準ですが、多くのアマチュアゴルファーは同じ比率になるでしょう。

あなたのウェッジにおける飛距離を理解することは、アプローチが上達を目指す際に最初の関門になりますので、しっかり確認していきましょう。

初心者がウェッジを選ぶ際には新品のアイアンは、通常セットで販売されています。セットの基準は「7〜9アイアン・PW・SW」の5本です。

初心者が最初に出会うウェッジは、購入したアイアンセットに含まれる「ピッチングウェッジ(PW)」と「サンドウェッジ(SW)」になるでしょう。

まずはPWとSWの違いを理解し、この2本を使いこなせるようになってください。
単純に考えると、ランを出したいか否かで使い分ければOKです。

転がしてランを出したい時はPW、打ち上げたい時はSWと、この2つの使い分けをマスターしましょう、その後、PWとSWの間のウェッジが欲しいと思った時が、AWの買い時です。

 

アプローチウェッジの選び方

ストロングロフト化

アイアンは、番手が小さくなるごとに0.5インチごとに短くなり、ロフト角は4度刻みという設計が基本とされています。
近年では、アイアンは、「ストロングロフト」化どんどんしてきました。
「ストロングロフト」化とは、昔のアイアンに比べて、ロフト角が立っている状態です。

でも、ストロングロフト化しているアイアンの中でも、一番短いサンドウェッジのロフト角は、56度のものがほとんどです。

これでは、ウェッジとアイアンのロフト角の開きの間隔がどんどん大きくなってしまう問題に直面します。
ロフト角の間隔が大きくなるということは、つまり、番手ごとの飛距離の差が大きくなるということです。

アイアンは、ストロングロフトになったことにより、飛距離が出るかわりに、短い距離の打ち分ける必要が出てきてしまったのです。

いま、ゴルフショップで売られているアイアンセットは、一般的には、5番アイアンからピッチングウェッジ(PW)までがセットとなっていて、アプローチウェッジ(AW)やサンドウェッジ(SW)は別に買い揃える必要があります。

ストロングロフト化してしまったピッチングウェッジには、どのようなアプローチウェッジやサンドウェッジがマッチングするのでしょうか?

また、あなたが今使っているピッチングウェッジと今あなたが使っているウェッジとの間に、もう1本、ロフト角が違ったウェッジがあった方がいい場合もあるかもしれません。

そんなあなたに、ウェッジの選び方のポイントを解説します。

 

アプローチウェッジの選び方

アプローチウェッジの選び方です。
注目すべきポイントは、ピッチングウェッジ(PW)のロフト角度です。

ピッチングウェッジ(PW)のロフト角度は、「43~47度」くらいが一般的です。

等間隔の距離を打ち分けるために必要なロフト角度の間隔は4度が基本。

つまり、今あなたが使っているピッチングウェッジとロフト角が4度差になるアプローチウェッジをバックに入れることが距離の打ち分けを簡単にしてくれます。

45度のピッチングウェッジに、52度のアプローチウェッジを入れるような場合は、2番手近く距離が変わってきます。

その逆に、48度のピッチングウェッジに、50度のアプローチウェッジでは、飛距離の差がほとんどなく、アマチュアの場合は、飛距離の打ち分けというよりも誤差の範囲ということになってしまいます。

あなたがいま、48度のピッチングウェッジと使ているなら、52度のアプローチウェッジを入れるというように、ロフトピッチ(ロフト間の間隔)を、等間隔にすることがゴルフをやさしくしてくれます。

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サンドウェッジの選び方

Decisions, decisions. What wedge loft setup do you play?

Callaway Golfさん(@callawaygolf)がシェアした投稿 –

サンドウェッジのロフト角

サンドウェッジのロフト角度は、56度が一般的であり、おススメです。

ロフト角58度のサンドウェッジでは、ロフトがありすぎることによって、距離感を合わせにくくなります。

初心者には絶対におススメしないロブウェッジ(LW)は、ロブショットを打つことを目的としていますが、ロフト角は60度にもなります。

このロブウェッジ、高くフワッとしたアプローチが打てそうな気がしますが、実際は、寝すぎたロフトのせいで、とても距離感が合わせづらいクラブです。

ロフトがあれば、球が上がるということではないということですね。

 

バンス角度の選び方

サンドウェッジ(SW)のバンス角度は、バンカーショットの得意不得意で決めるのもありでしょう。

バンス角が大きいとバンカーで、砂の中にクラブヘッドがもぐりづらくなるため、エクスプロージョンショット(砂を爆発させて、砂と一緒にボールを出すショット)が簡単になります。

通常、サンドウェッジのバンス角度は6~14度くらいです。

バンス角が大きいほど、スクウェアに構えた時に、リーディングエッジが浮くため、地面を弾いてしまうこともあるので、アプローチではトップが出やすくなります。

その反面、バンス角度が12~14度くらい大きければ、バンカーショットでもスクエアに構えた状態で、バンスを使うことができるので、いつもどおりのスイングでバンカーから脱出できます。

なので、ゴルフ初心者やバンカーショットが苦手なあなたは、バウンス角度が大きい(12~14度)サンドウェッジのモデルがおススメです。

バンス角度が少ないサンドウェッジは、アプローチで使うこともできますが、バンカーショットでは、フェースを開いて使う必要があります。

 

ソール形状

サンドウェッジのソールの形状も様々なものがあります。「平らなソール」、「丸みを帯びたソール」、「ソールの真ん中にくぼみがあるソール」などがあります。

砂の抵抗が一番大きいのは、平らなソール形状のサンドウェッジです。

平らなソールは、ソールが広い分、砂の抵抗をまともに受けるため、弾きが良くなり、大きなエクスプロージョンを可能にします。

丸みのあるソールは、フェースを開きやすいとう特徴を持ち、ソールの真ん中にくぼみがあるソールは、バンカーショットだけでなく、アプローチでも力を発揮できるように設計されています。

 

ネック形状

ネック形状は、グースネック形状か、ストレートネック形状(いわゆる「出っ歯」型)がありますが、単品で売られているウェッジは、ストレートネックが主流です。

もしあなたが、キャロウェイに代表されるつかまりのいいグースネックのアイアンを使っているならば、出っ歯型のウェッジには、違和感を覚えるでしょう。

慣れないうちはトップのミスが多く出るかもしれません。
どうしても出っ歯型のサンドウェッジが合わない場合は、グースネック形状のウェッジを探すしかありません。

 

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