よく言われることですが「250ヤードのショットも30センチのパットも同じ一打」です。
いくらナイスショットを打つことができても、パットが入らなければ、スコアはよくなりません。
「パターが今の倍入ってくれたら…」
きっとあなたのスコアは劇的によくなるでしょう。
ということで、今回は『今の2倍入る!!パッティング術の極意』をご紹介いたします。
片山晋呉、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子、伊澤利光らを指導し、「プロを教えるプロ」としても有名な江連忠プロが教えるパッティング練習法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
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パッと読むための目次
パターが劇的に上手くなる練習法
ゴルフスタジオ(通称ETGS)を開校し、「江連理論」を提唱する江連忠プロはパッティングの練習についてこう指摘しています。
では上手くなるための江連流システマティック練習法とはどのようなものなのでしょうか?
どれくらい芯で打てているか
まず、パッティングのストロークで最も大切なことは「芯でボールをとらえること」です。
アマチュアゴルファーの多くは「スウィートスポットで打てている」となんとなく思っている人が多いのではないでしょうか?
そんなあなたにはどれくらいスウィートスポットでとらえることができているのかを測ってみてください。
測り方は簡単です。
市販の「ショットマーク」をパターのフェースに貼り付け、10分ほどパター練習を行ってください。
これをやってみるとお分かりになると思いますが、実は、芯で打つことはあなたが思っている以上に難しいことが分かるはずです。
ショットマークが直径1cm以内なら合格です。
ショットマークがそれより広範囲になっているようであれば、打点のばらつきがあり、芯で打てていないと言えるでしょう。
ラインよりタッチをイメージしているか
次に重要なポイントは、ラインの読み方です。
江連プロは、アマチュアゴルファーのラインの読み方について、こう指摘しています。
正しいラインの読み方は…
- カップを30~40cmオーバーする強さをイメージする
- その強さで打った時にどれくらい曲がるのかを読む
この作業を繰り返していくことで、グリーンを読む力は確実についてくるでしょう。
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ライン読みは正しいポジションから行っているか
さらに、ラインの読み方について江連プロはこう指摘しています。
パッティングはカップとラインを結ぶ後方線上ではなく、打ち出すラインの後方から見るようにすることが大切ということです。
パターフェースを合わせるのは、カップ方向ではなく、ボールを打ち出していく方向です。
そのためにも、ラインを読むときは打ち出すラインの後方線上からラインを読むことが大切であると江連プロは教えています。
ラインに対してまっすぐ打ち出せるか
ライン読みの力がついてきたら、次にやるべきことは、そのライン上にまっすぐボールを打ち出せるようにしなければなりません。
そのために絶対必要不可欠なポイントは、「パターのフェース面をラインに対してスクウェアに合わせること」です。
アドレスのフェースの向きは狂いやすく、特に、カップ方向と打ち出すライン方向がずれている場合は、無意識のうちにカップの方向にフェース面が向きやすくなります。
なので、アドレスのフェースの向きは神経質なくらい常にチェックするようにしたいものです。
プロゴルファーは、ラインに対してまっすぐストロークできているかどうかをチェックするために、専用の練習器具を使っています。
本気でゴルフのスコアをよくしないなら、パターマットとセットで購入するのもアリですね。
一定のテンポでストロークできるか
- 芯でとらえる
- ラインを読む力をつける
- フェース面をラインに対してスクウェアに合わせる
- ストレートな軌道とスクウェアなフェースでストロークする
以上のことができるようになったら、最後に「一定のテンポでストロークできる」ようになるまで練習を繰り返します。
プロゴルファーはメトロノームを使って練習をしたりしていますが、メトロノームは結構高額ですので、スイングリズムを刻む無料アプリなどを活用するのもよいでしょう。
テンポは人それぞれですが、一般的に60~110/分のビートがパッティングテンポの目安となります。
60~110/分ビートのうち、あなたの振りやすいテンポを見つけ、そのテンポに合わせてパター練習すれば、本番でも大きく乱れることはなくなるでしょう。
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まとめ
以上「江連流パッティング上達術」をご紹介いたしました。
最後もう一度江連プロの言葉をお伝えしたいと思います。
システマティックに練習して初めて上手くなれるのです。
ただやみくもに練習しても時間の無駄ですよ。
ご紹介した練習器具は『自宅での練習でライバルに差をつける! 自宅でできるパターの練習方法』で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
システマティックに練習して初めて上手くなれるのです。