ゴルフの帽子が似合わない4つの理由と似合う帽子を探す3つのコツ

オシャレなゴルファーは必ずと言っていいほど、帽子が似合っています。

「でも自分は帽子が似合わない・・・」

そんなふうに思っていませんか？

実は、帽子は選び方や被り方のコツを知るだけで、印象は大きく変わってきます。

ということで、今回は「帽子が似合わない理由」と「似合う帽子を探すコツ」をご紹介していきます。

この記事を読んでもらえれば「自分には帽子は似合わない…」というのは思い込みだということに気づくはずです。

この記事は、多くの名門老舗帽子ブランドを取り扱い、3万人を超える帽子ファンに支持を受ける帽子のデパート「時谷堂百貨」のコンシェルジュが教える帽子の選び方のコツを参考としています。

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2020年11月22日

パッと読むための目次

帽子が似合わない3の理由

帽子のサイズが合っていない

あなたは自分の頭周りのサイズを即答できますか？

「帽子が似合わない」と感じる大きな理由は、単純にサイズがあっていないという可能性があります。

帽子は多少の大きい小さいがあってもかぶれてしまうため、見逃してしまうことが多いですが、基本的にサイズが存在します。

一人ひとり体型が違うように、頭の形も違います。

人それぞれ、ウエストのサイズが違うように、頭周りのサイズも異なります。

つまり、最適な帽子のサイズも違うということです。

この当たり前の事実を深く考えずに、帽子を選んでいませんか？

あなたのお気に入りのGOLFブランドの帽子であっても、どんなにデザインが気に入った帽子であっても、ゴルフ仲間がかぶっているかっこいい帽子であっても、あなたにサイズが合っていなければカッコよくは見えないのです。

ちなみに、帽子が似合わないと思っているゴルファーの多くは、自分の頭のサイズよりも小さいサイズの帽子をかぶっている傾向にあります。

このようなサイズ感の帽子では、見た目も窮屈になり、顔の幅が大きく見えてしまいます。

顔型との相性を知らない

帽子にもいろいろな種類や形があります。あなたの顔型に合った帽子の種類や形というものも存在ます。

出典：ゴルフダイジェスト

ゴルフの帽子は、主に「キャップ」ですが、キャップにもいろいろな形があり、顔の大きさや形によって、ツバの長さやトップの大きさ、長さなど、似合うかたちも変わってきます。

顔のかたちの特徴に合わせて相性の良い帽子が見つかれば、きっと帽子は似合うはずです。

帽子がゴルフウェアに合っていない

ファッションの基本は全身コーディネートです。

せっかく全身のカラーはまとまっているのに、帽子だけ違和感のある色だったり、シックなウェアに派手なデザインの帽子を合わせてしまったりと、チグハグなコーディネートが原因で、帽子が似合っていないゴルファーは少なくありません。

帽子を選ぶ際、見落としがちなポイントが「色合い」であり、トータル的な「色合い」を完全無視した帽子は避けたほうが無難です。

帽子をかぶり慣れていない

意外に思うかもしれませんが、
「帽子が似合っていない」のではなく、「帽子が似合わないと感じている」という人は案外多いのです。

帽子をかぶった顔や自分のイメージに違和感を覚えるのです。

まずは、いろいろな帽子をかぶって、自分に合うサイズや自分に合う形を知り、その帽子を頻繁にかぶってみること。
帽子をかぶっている姿に見慣れることが重要です。

似合う帽子を探す3つのコツ

ジャストサイズを知る

自分の頭のサイズを把握していなければ、いくらいろいろなデザインの帽子をかぶっても「自分には似合わない」を繰り返していくだけです。

似合う帽子を探す第一歩は、自分の頭のサイズを正しく測り、帽子のジャストサイズを知ること。

ジャストサイズを知るだけで、快適な被り心地を得ることができるだけでなく、顔回りと帽子のシルエットを最も美しく引き出すことができるようになります。

正しい帽子サイズの測り方

メジャーを使って頭の周囲を測ります。メジャーがない場合は、ヒモなどで頭１周分の長さに印をつけ、その長さを定規で測りましょう。

測る場所は、「おでこの一番出ている部分（眉毛の上1cmあたり）から水平に耳の上を通り、後頭部の一番出ている部分を通るライン」を測るのが一般的です。

帽子を「深くかぶる」、「浅くかぶる」、「つばの部分は少し上向きにし、後頭部側を深くかぶる」などの場合は、「実際に帽子をかぶるライン」で測ります。

頭の周囲の長さがわかったら、ゆとり分として、指1本程度（0.5～1cm程度）をプラスした長さがあなたの帽子サイズになります。

頭の周囲の長さ＋ 0.5～1cm ＝あなたの帽子のジャストサイズ

特に、綿素材の帽子は洗濯後に縮むことがありますので、0.5～1cmほど余裕をもたれることをおすすめします。

帽子のサイズの基準

帽子のメーカーによって、サイズ感は異なりますが、市販の帽子のサイズ表示は以下の通りです。

フリーサイズとなっているものでも全てのサイズをカバーすることは難しいので、自分のサイズに合うか注意が必要です。

またサイズ感だけでなく帽子の高さや深さも選ぶ基準のひとつです。

SSサイズ（54cm～55.5cmくらい）
Sサイズ（55.5cm～56cmくらい）
Mサイズ（56cm～57.5cm,くらい）
Lサイズ（57.5cm～59cmくらい）
LL・2L・ XLサイズ（59cm～60.5cmくらい）
3Lサイズ（60.5cm〜62くらい）
4Lサイズ（62cm〜63.5cmくらい）
5Lサイズ（63.5cm〜65cmくらい）

海外の帽子のサイズの基準

キャロウェイやナイキなど、海外輸入品の帽子を扱っているショップも多くあります。

海外では日本と異なり、単位はセンチではなく、インチ表示している場合が多いので注意が必要です。

ここでフラットキャップとして有名なニューエラ(NEW ERA)のサイズを紹介します。

7 (55.8cm)
7 1/8 (56,8cm)
7 1/4 (57.7cm)
7 3/8 (58.7cm)
7 1/2 (59.6cm)
7 5/8 (60.6cm)
7 3/4 (61.5cm)
7 7/8 (62.5cm)
8 (63.5cm)

顔型別似合う帽子の形を知る

卵型タイプに似合う帽子

卵型タイプは、どんな帽子も似合う理想的な顔の形といえます。
通常のベースボールキャップはもちろんのこと、トップの平らなワークキャップやバケットハットなどでも特に問題なくかぶれるでしょう。
帽子のかぶり方の角度を調整して一番良い見え方を探すなど、帽子を楽しめる顔の形です。

丸顔タイプに似合う帽子

丸顔タイプは、トップが丸いハットやキャップが似合う顔の形といえます。
ワークキャップのようなトップの平たい帽子は、顔の丸みが強調されてしまうのでNGです。また、ツバは、短めのほうが相性は良いでしょう。
なお、ツバのアーチを強めると、輪郭の丸みを強調してしまうので、ツバは、ゆるやかなアーチのほうが似合います。

面長タイプに似合う帽子

面長タイプは、トップの高さがないハンチングやキャップがおすすめです。
縦にボリュームが出やすい高さのある深めの帽子は、縦長の印象を強調してしまうため、面長タイプがかぶると間延びしてしまい、どうしても似合いにくいのです。
全体のバランスを考えた時に、顔の全体的な長さを強調させない帽子を選ぶことが大切です。
キャップの場合は、トップが平たいワークキャップよりも丸みを帯びたベースボールキャップのほうが似合います。
ハンチングの場合は、角度を深めにかぶるなど調節することで全体のバランスがとれます。キャップ、ハンチングともに、上部にアクセントのない、スッキリとしたシンプルなデザインの帽子を選ぶようにしましょう。

四角顔タイプに似合う帽子の選び方

四角顔タイプは、ワークキャップなど、トップが浅くて角張っている帽子がおすすめです
エラの形や顔の横幅がやや気になる四角顔タイプは、つばの小さい帽子やコンパクトな印象のあるベースボールキャップなどは、極端に顔の形を目立たせてしまうので似合いにくいのです。
ツバの大きいものやツバもしっかりとしたものの方がオススメです。

逆三角形タイプに似合う帽子

卵型タイプと同様に、逆三角形タイプは、比較的似合う帽子が多い顔形なので、いろいろな帽子にチャレンジできます。
ただし、逆三角形タイプは、顎（あご）先にかけて細く小顔の人が多いので、帽子とのバランスに注意する必要があります。
顔がシャープで細いのにトップにボリューム感のある帽子はあまり似合いません。トップにボリュームがある帽子よりも小ぶりなフィット感のある帽子の方がおすすめです。
ツバも大きく広めのものよりも、狭くてスマートなタイプのもののほうがおすすめです