「最近、どうも体が固くなってきて飛距離が落ちたよ~。」と悩んでいるゴルファーは多いのではないでしょうか。
ゴルフスイングは捻転が大切というから、体が固くなったらどうしょうもない、体が固いから上手く捻転が作れないと思ってあきらめていませんか。それは間違いなのです。
柔軟性はあるに越したことはありませんが、ある程度キープできていればゴルフスイングでは問題はないのです。
今回は、体が固くなってきたと感じているシニアゴルファーのために、柔軟性がなくてもスムーズなスイングができる「捻転のコツ」を教えてくれるレッスン動画をご紹介いたします。
教えてくれるのは女子ツアーで活躍中の青山加織プロです。
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パッと読むための目次
ゴルフスイング捻転のコツ
こんなゴルファーにおすすめ
青山加織プロは1985年熊本生まれの女子プロゴルファーです。レギュラーツアーでの優勝こそありませんが、ツアー最高4位の成績を残すプレーヤーです。
今回の青山加織プロのレッスン動画はこんな方々におすすめです。
- 最近、体が固くなってきたと感じる方
- 正しい体の捻転を使ったスイングをしたい方
- スムーズな回転のスイングをする方法を知りたい方
とてもタメになる必見の動画ですので是非ご覧ください。
青山加織プロのレッスン動画
体が固いとか柔らかいとか人それぞれありますが、ゴルフスイングにおいては最低限の柔軟性があればスイングをする上においての問題はないと青山加織プロは言います。
最低限の柔軟性の目安として、正面に立った時に腕を頭の上まで真っすぐに上げることさえできれば、体の固いと思っている人でも十分なスイングができます。
体が固くても心配いりません。それでは青山加織プロはどんなことに注意してスイングをしているのでしょうか。
分かりやすいレッスン動画ですので是非ご覧下さい。
今回の動画のポイントはこちらです。
- 青山加織プロは安定感のある1軸スイングを採用
- テイクバックでクラブと地面が平行になるところで捻転の8割を終わらせる
- インパクト時に捻転を終わらせる
ゴルフスイングの捻転3つのコツ
1軸スイングで安定したショットを
ゴルフスイングの体の回転には1軸、2軸などいろいろありますが、青山加織プロが実践しているのは1軸スイングです。
頭から地面まで1本の線が通っていて、それに対してシンプルに1つの軸で回っていくイメージのスイングです。
1軸スイングはその場回転が基本、1軸なのでブレにくく安定したショットが可能になります。
ちなみに2軸回転は軸の中心がバックスイングで右に移動して、ダウンスイングで左に移動するスイングです。
スイングアークが大きくなり飛距離の出やすいスイングです。
スイングにおける捻転のタイミング
青山加織プロのスイングにおける体の捻転についてのどのように考えているのでしょうか。
青山加織プロはテイクバックでクラブと地面が平行になるところ、この時点で捻転が8割くらい終わっているくらいまで腰を回転させているそうです。
右足を踏ん張って腰をしっかり回転させるイメージです。腰が回らずに腕だけで上げようとすると肩は回りません。
フォロースルーも同じように、インパクトの時にほとんどの腰の回転を終えるようにしましょう。そうすることでフォローも大きくとれて、全体的に自然な回転ができるようになります。
腰の回転が少ないと肘が曲がった小さなスイングになってしまい、客観的に見て手打ちスイングに見えます。腰がしっかり回転していると、しっかり捻転ができた大きなスイングになります。
柔軟性を保つことも重要です
体が固くても大丈夫という青山加織プロのレッスンですが、最低限の柔軟性は必要です。
また、怪我なく長く年を取ってもゴルフを楽しむためにも柔軟性を保つのは重要な要素となります。
柔軟性が高まると疲れにくくなるといった効果もあります。意識的にストレッチトレーニングを取り入れましょう。
ゴルフでよく使う肩甲骨、股関節、腰などの柔軟性をアップさせると、飛距離アップやスムーズなスイング作りに役立ちます。
特に飛距離アップのためには上半身と下半身の捻転差が大きな要素となりますので、飛距離を求めるゴルファーはストレッチトレーニングを積極的に取り入れましょう。
ただしストレッチは毎日続けることが大切なのでやると決めたら毎日続けてくださいね。
まとめ
青山加織プロが154㎝の小柄ながら、力強いショットを生む秘訣は、捻転の作り方にあったようです。
体の固いと自覚しているゴルファー、特にシニアゴルファーは柔軟性を保つのは難しいですから、今回のレッスンはとても参考になったのではないでしょうか。
体が固いからと言ってあきらめずに体の回転について研究してみてください。
あなたに合った捻転のタイミングがつかめれば、まだまだ大きなスイングで飛距離アップも可能です。
でも、できれば継続的にストレッチをして柔軟性をキープする努力はしてくださいね。
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