「最近、年をとって、飛距離が落ちたから何とかしたい!」
このような悩みを持っている人はいませんか?
私は、年配の人とラウンドする機会も多いのですが、年配の人は、「最近年をとったから、飛距離が落ちた。」「昔は、あそこまで飛んだのにな…」などと、ネガティブな発言をする人が多いです。
ただ、そう言っている人のスイングを見ると、実はヘッドスピードはしっかりと出ている人が少なくありません。
つまり、年齢と共に筋力が落ちたから飛ばなくなっているわけではないパターンが多いということです。
もちろん、筋力と共にヘッドスピードは落ちますが、だからと言って極端に飛ばなくなるわけではありません。
ちょっとしたコツを覚えれば、年をとっても飛距離アップを実現することができます。
ポイントは、フェイスローテーションです。
正しいフェイスローテーションを覚えることで、年をとっても飛距離アップをすることは可能です。
正しいフェイスローテーションができるようになれば、多少筋力が落ちでも飛距離がアップすることだってあるのです。
今回は、フェイスローテーションの仕方について説明します。
パッと読むための目次
フェイスローテーションとは?
フェイスローテーションとは、バックスイングでフェイスが開いて、インパクトからフォローにかけてフェイスが閉じるという動きです。
フェイスローテーションは抑えた方が良いという人もいますが、「ボールを飛ばす」という点に関しては、フェイスローテーションはした方が絶対に確実です。
特に、年齢を重ねて筋力が落ちた人は、フェイスローテーションをすることで飛距離ダウンを防止することができます。
フェイスローテーションができていない人の特徴
多くのアマチュアゴルファーは、フェイスローテーションができていません。
特に…、
- ボディーターンでボールを打つ意識が強い人
- フォローで左ひじが抜ける人
- 極端なアウトサイドイン軌道の人
- インパクトで手元が減速しない人
こららの人は、フェイスローテーションができていないことが多いです。
フェイスローテーションを体感するドリル
手元を止める
フェイスローテーションをすることを意識すると、極端に手首を返してしまい、手打ちのような打ち方になってしまう人が少なくありません。
「手打ち」と「フェイスローテーションをする」ことは違います。
まずは、フェイスローテーションとはどのようなものか体感することが重要です。
フェイスローテーションを体感するドリルとして、「インパクトで手元を止める」というドリルがあります。
やってみるとお分かりになると思いますが、インパクトで手元を止めようとしても、スイングの勢いがあるので止まりません。
自然にクラブはフェイスローテーションをすることとなります。
最初は、素振りから始めて下さい。
何となく感覚がわかったら、練習場に行って、ハーフスイングで試してみましょう。
おそらく、最初はチーピンやフックが出ると思いますが、タイミングの問題ですから、慣れてくれば、ドロー系の捕まったボールが打てるはずです。
つまみ打ちドリル
フェイスローテーションで必要となる「腕の返し」の感覚を身につけるために効果的な練習法が「ツイスト打法」を提唱する「雑巾(ぞうきん)王子」こと武市悦宏プロもおすすめする「つまみ打ちドリル」
「つまみ打ち」とは、右手の親指、人差し指、中指の3本でグリップのシャフト側ギリギリを持ち、左手の親指、人差し指、中指の3本でグリップエンドを持ちスイングするというもの。
「みんなのゴルフダイジェスト」より引用
この状態で素振りをすると、フェースターンの感覚が身に着くだけでなく、「テコの原理」でヘッドの走らせ方まで体得できるというスグレモノ。
実際にボールを打っても、素振りだけでもどちらでも、フェイスローテーションを覚えるには最適なドリルです。
「もっと飛ばしたい!」そんなあなたには、3人のプロゴルファーが教える「ドライバーの飛ばしコツ」をご覧ください!レッスン動画つきなので、きっと参考になるはずです!
まとめ
今回紹介したフェイスローテーションをして打つスイングは、
- 年齢と共に飛距離が落ちてきたと感じている人
- スライスが多い人
- 女性ゴルファーやシニアゴルファーで飛距離アップをしたいと思っている人
- ボディーターンで打つことを意識しているが、飛距離が出ない人
などにオススメの打ち方です。
フェイスローテーションをすることで、ヘッドスピードも上がりますし、ボールを捕まえることができるようになり、飛距離アップに効果的な打ち方です。
「年をとったから飛距離が落ちるのは仕方がない」と諦めていませんか?
今回紹介したフェイスローテーションをする打ち方を試してみて下さい。
もしかしたら、飛距離アップができるかもしれませんよ。
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