「アプローチは苦手じゃないけれど、夏の深いラフだけはどうも苦手…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
夏のラフは深く、芝の抵抗が強いので…、
- 芝の抵抗に負けてボールが全く飛ばない
- スピンがかからないので止まらない
- 強く打ち過ぎてグリーンオーバー
このようなミスが多くなります。
深いラフは難しいのは当然です。
夏の深いラフを攻略するためには、ちょっとしたコツがあります。
夏の深いラフは、ほとんどのゴルファーが頭を悩ませるシチュエーションです。
それだけに、夏の深いラフを上手く打つことができれば、他のゴルファーに差をつけることができるはずです!
今回は、「夏の深いラフからでもアプローチを成功させるコツ」を紹介します。
パッと読むための目次
夏の深いからのアプローチを成功させる3つのコツ
夏の深いラフを攻略するためには、打ち方よりも考え方
夏の深いラフからを攻略するには打ち方よりも考え方!
つまり、「状況判断」がとても重要となります。
中嶋常幸プロは「アプローチショットの成否はライの確認にかかっている」というくらい、状況判断は重要となります。
夏の深いラフの状況判断をするために重要なのは、ボールの状態です。
ゴルフが上手い人ほど、この状況判断に時間をかけます。
- ボールが芝の上に浮いている
- ボールが半分ラフに沈んでいる
- ボールが全部ラフに沈んでいる
状況に応じて打ち方を変えていくのが、夏のラフの攻略のポイントなのです。
ボールが芝の上に浮いていたらどう打つ?
このような状況下では、普通のアプローチでOKです。
ティーアップをしているボールを打つような感覚で打てば、難しくはないはずです。
ただし、地面に押し付けるようにソールしてアプローチをしようとすると、クラブヘッドが浮いているボールの下をくぐってしまう「だるま落とし」のような状況なってしまうので、注意が必要です。
ボールが半分沈んでいる状態ではどう打つ?
ボールが半分沈んでいる場合には、フェースを少し開いた方が良いでしょう。
普通にアプローチすると芝の抵抗に負けてフェースが閉じやすくなるからです。
ロフトを少し寝かせることで芝の抵抗を減らすことができます。
完全にボールが芝に沈んでいたらどう打つ?
このような場合は、「トラブルショット」と考えましょう。
ピンに寄せることを考えるよりも、いかにラフから脱出できるかを最優先に考え、グリーンに乗ればOKくらいの気持ちで打つしかありません。
芝の抵抗に負けないようにグリップをしっかり握って、V字軌道のスイングをするイメージで打つと良いでしょう。
イメージとしては、バンカーショットのようなイメージです。
夏の深いラフからのアプローチで共通すること
夏の深いラフからのアプローチは、ライの状況別に打ち方を変えていくことは上記しましたが、どんな状況であったとしても、深いラフからの対策として共通してやるべきことがあります。
しっかりと素振りをする
これは、アプローチ全てに共通することですが、ゴルフの下手な人ほど長いクラブの時には素振りを何回もするのにアプローチになると、あまり素振りをしなかったり、適当に素振りをしたりします。
実は、アプローチこそ実際にボールを打つのと同じように素振りをすることが大事です。
特にラフでは、素振りをすることで、どれくらい芝の抵抗を受けるのかがわかります。
同じライ、同じリズム、同じ振り幅でしっかりと素振りをし、どこにボールを落とすのか、どのくらいボールが転がるのかをイメージしてから打つことで、アプローチの成功率が上がるはずです。
アプローチはボールの落としどころだけに集中する
~プロゴルファー 石川遼~
ラフからのアプローチは止まらない
ラフからのアプローチは、ボールとクラブフェイスの間に芝が挟まることでスピン量が減ります。
スピン量が減るということは、ボールが止まりにくくなるということです。
ですから、いつもよりランが多くなるということを頭に入れて、アプローチの落としどころを決めることが重要です。
まとめ
「急激な進歩を遂げたいなら、練習の90%をショートゲームの練習に当てるべきだ」
~ゴルフレッスンの神様 ハーヴィー・ペニック~
ショートゲームの上手さで他の人との差がつくわけです。
練習も大切ですが、夏の深いラフからのアプローチは、打ち方よりも考え方が重要です。
ライの状況を見極め、どのように打つかを選択する
- ランが長めになることを頭に入れる
- しっかりと、本気の素振りをしてからプレーに入る
このような事ができるようになると、アプローチが上達してくるはずです。
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