「肝心なところでショートパットを外してしまう…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
特に、ショートパットは、外すとガッカリしてしまいますよね?
ゴルフでは、チップインやホールインワンをしない限り、毎ホール必ずパットを打つ機会があります。
18ホールあるなら、最低18回はパットを打ちます。
ショートパットが、入るようになれば3パットや4パットしてグリーン上でスコアを崩すことがなくなって、スコアが安定することでしょう。
実は、ショートパットを外す人にはある共通点があります。
今回は、ショートパットを外す人の共通点と改善方法について紹介します。
パッと読むための目次
ショートパットが下手な人は「頭が動く」
ショートパットが入らない人に共通しているのは、「インパクトで頭が動く」ことです。
インパクトで頭が動く理由は、ボールの行方が見たいという気持ちの現れです。
特に、短い距離になればなるほど、結果を早く知りたいという気持ちが強くなります。
そうなると、ボールを見たいが故に、インパクトより先に頭が上がってしまうのです。
頭が上がることで、カップに対してスクウェアに構えていたフェース面に微妙なズレが生じます。
この微妙なズレによって、「ヒッカケ」や「プッシュ(押し出し)」のミスが生じます。
頭を動かすことで、ボールが左にも右にも行ってしまうということですね。
パットは、ストロークの軌道がどうであれ、フェイス面が向いている方向へボールが転がります。
ですから、インパクトでフェイスの面が目標方向にスクウェアにさえなっていれば、ショートパットでの大きなミスは少なくなります。
ショートパットが入らない人は、ストロークの軌道よりも「インパクトでフェイス面がカップに対してスクウェアになるようにすること」ができるようにすべきです。
そして、そのためには、「頭を動かさないようにすること」が重要です。
ショートパットを確実に入れるコツ
頭を動かさないことを意識しても、今までボールの行き先を見ていた人は、無意識のうちに「ヘッドアップ」してしまいます。
極端な話、ボールの行き先を目で追うだけ(ルックアップ)でも頭が微妙に動くものです。
パッティングで頭を動かさない方法があります。
それは、パターでボールを打った後の3秒間、ボールがあった場所を見続けるという方法です。
ボールがあった場所に「ボールの残像」が見えるほど、ボールがあった場所を見続けるということです。
パターでボールをインパクトしたら、「1、2、3」と数え終わるまでボールがあった場所を見続けて、それからボールの行き先を見るようにすると、頭が動きません。
また、下半身が動くと頭も動いてしまうので、スタンス幅を少し広げてドッシリとしたアドレスをすることもパターで頭を動かさないコツです。
頭を動かさないパッティングを体感できる練習方法としては、「他人に自分の頭を押さえてもらいながらパッティングをする」という練習方法もあります。
このような練習をすると、いかに無意識のうちに頭が動いているかがわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストローク中に頭を動かさないことが、フェイスがスクウェアな状態でインパクトするためのポイントです。
短い距離のパットは、カップに対してフェイスの面がスクウェアになっていて、芯で打つことができれば、入る可能性は高くなります。
多くのプロゴルファーも「頭を動かさないこと」は、パッティングにおいて重要なポイントであると言っています。
自分が打ったボールを見ないという行為は、勇気がいることですが、頭を残すということは、ロングパットをする時も大事ですし、パッティングだけでなく全てのショットの基本となります。
ショートパットを苦手としている人は、是非試してみて下さい。
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