ゴルフを始めたばかりの時に、「チャー・シュー・メン」って掛け声をかけながらゴルフスイングの練習をしたことありませんか?
ゴルフ経験者の中年男性達が良く使用する、ゴルフスイングにぴったりの掛け声が「チャー・シュー・メン」です。
なぜ「チャー・シュー・メン」なのでしょうか!?
「ワン・タン・メン」ではだめなのでしょうか!?
ということで、今回はゴルフスイングのリズム「チャー・シュー・メン」についてまとめてみましたので、ご紹介します。
パッと読むための目次
ゴルフの「チャー・シュー・メン」とは!?
この「チャー・シュー・メン」という掛け声は、「あした天気になあれ」というゴルフマンガのセリフからきています。
「あした天気になあれ」は、ちばてつやさんが1881年から1991年まで、週刊少年マガジンで連載をしていたゴルフマンガです。
プロゴルファーを目指す少年・向井太陽が、スイングのリズムをとるために「チャー・シュー・メン」と掛け声をかけるのです。
「チャー」で振り上げ、「シュー」で切りかえし、「メン」でインパクトを迎えるのです。
ちばてつや「あした天気になあれ」より引用
この「チャー・シュー・メン」の掛け声は、瞬く間に世の男性ゴルファーの中で大ブームとなり、あちらこちらで「チャー・シュー・メン」ゴルフスイングが流行したというわけです。
ちなみに、「あした天気になあれ」はテレビアニメにもなっており、「プロゴルファー猿」とともに、ゴルフの知名度アップに貢献した漫画として、ゴルフファンに愛されています。
「ワン・タン・メン」じゃダメな理由とは?
「チャー・シュー・メン」でなく「ワン・タン・メン」だって良いのではないか?
そう考えるのが至極当然です。
「チャー・シュー・メン」は、「1・2・3」というスイングのテンポを正しくとることが目的です。
ゴルフクラブを振り上げるテンポと振り下ろすテンポは、通常は同じテンポです。
振り上げより振り下ろしが早すぎる、またはその逆は、ミスショットにつながりやすくなります。
とくにゴルフを始めたばかりで、自分のスイングテンポが身についていない初心者には「チャー・シュー・メン」と掛け声をかけて、スイングテンポを体にしみこませるのは大切です。
なので「ワン・タン・メン」がダメというわけではありません。
「チャー・シュー・メン」より「ワン・タン・メン」のリズムが合うのであれば、「ワン・タン・メン」のほうが気分良くスイングできるかもしれません。
ただ「ワン・タン・メン」は「チャー・シュー・メン」より文字数が少ないため、速いテンポになりがちです。
ゴルフ初心者は、特にドライバーショットは大きくゆったりとスイングするほうが、ミスが少なくなるといわれています。
よって「チャー・シュー・メン」のほうが初心者向けの掛け声であるとするゴルフ理論です。
「チャー・シュー・メン」はインパクトまでの掛け声となります。
中にはフィニッシュまで掛け声を付けたい人もいるかと思います。
そんな人におすすめなのは「チャー・シュー・メン・替え玉」や「チャー・シュー・メン・おかわり」などの一言付け加えたバージョンもあるようです。なんか笑ってしまいますが…。
ただ、最後の一言のところで綺麗なフィニッシュを迎えられれば、完璧なスイングテンポと言えるでしょう。
「チャー・シュー・メン」は万人受けするのか?
ゴルフを始めたばかりでスイングテンポが速すぎる人や、ゴルフラウンド中にスイングテンポが速くなってしまうなんて人にも、心の中で3拍子ワードを唱えてスイングしてみましょう。
「チャー・シュー・メン」はすべてのゴルファーにとっていいリズムなのでしょうか!?
実は、「ワンタンメン」というリズムが合うある人がいるとご説明したように、スイングリズムは人それぞれです。
また、「3拍子のスイングリズム」ではなく、「2拍子のスイングリズム」が合う人もいるのです。
つまり、「ワンタンメン」「チャーシューメン」よりも「タンメン」というスイングリズムが合う人がいるようです。
では、あなたのゴルフスイングに合ったリズムとはなんなのか!?
それを教えてくれるのが、「ゴルフ4スタンス理論」なのです。
かなり理にかなったゴルフ理論ですので、試してみる価値はあるようです!
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