「ショットの方向性が悪くて狙ったところへボールが飛ばない・・・」
このような悩みを持っている人はいませんか?
ボクもそうでしたが、ゴルフを始めたころは、方向性よりも「どれだけ飛んだのか」という点を重要視していました。
理想は、飛距離も出て方向性も良いショットですが・・・
アマチュアゴルファーの技術力では、両方を追い求めない方がスコアは良くなります。
ゴルフは、飛ばすことはもちろん大事ですが、スコアメイクには飛距離よりも方向性です。
方向性を良くすることで…、
- ミスショットしても次打が打ちやすい場所にある
- ハザードを回避できるなどコースマネジメントがしやすくなる
- OBなどが減るため、確実にスコアがアップする
などのメリットがあります。
ということで今回は、「方向性をよくするための打ち方のコツ」についてご紹介したいと思います。
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パッと読むための目次
方向性を良するための3つのコツ
そろそろ100%のゴルフをやめてみませんか?
方向性を大事にしたいなら「100%で打つこと」をやめてみましょう!
誰しもが、70%~80%の力加減で、ショットを打つことで方向性が良くなるはずです。
アイアンは、特にショートアイアンは「飛ばすクラブ」ではなく「狙うクラブ」です。
ですが、アマチュアゴルファーでスコアを崩しやすい人は、ショートアイアンも100%の力感でフルショットしている人が多いです。
ショートアイアンをフルパワーで打てば、当然「引っかけ」や「ダフリ」などのミスヒットは出やすくなります。
スコアメイクする上で大事なのことは、「方向性」です。
特に100ヤード以内において、100%の力は必要ありません。
70~80%の力感で飛んだ距離が「その番手の距離」として設定すべきです。
アイアンに飛距離は必要ないのですから…。
グリップを強く握る
アイアンの方向性を高めるためには、グリップを握る強さはソフトにというのが基本です。
しかし、グリップをソフトに握るとヘッドが走りやすく、ショートアイアンに関しては引っかけなどのミスショットの原因となってしまいます。
ですので、ショートアイアンに関しては「少しだけ」グリップを強く握ることで方向性が安定する場合があります。
グリップを「若干(じゃっかん)」強めに握り、体の回転でスイングをコントロールすることで、方向性がよくなります。
あくまで、「若干」です。強く握ることを意識しすぎると弊害しかありません。
「いつもより少しだけ強めに握る」という意識で十分です。
一番安定する力加減を探す
あなたにとって一番クラブをコントロールしやすい力加減を探すと、ショートアイアンの方向性は高くなります。
一般的には80%程度がクラブをコントロールしやすいと言われていますが、「力感」はフィーリングなので、その感覚は人それぞれです。
100%、80%、60%と力感を変えながら打ってみましょう。
あなたにとって、どのくらいの力加減で打てば一番方向性が安定するのかという「力感」を探るということで方向性を安定させる力加減が分かってきます。
>>ショットの方向性を磨く!!「ショットの方向性が良くなる絶対的ポイント!」はこちらで詳しくご紹介していますので合わせてご覧ください。
畑岡奈紗式力を抜く方法
それでも、なかなか力感が抜けないあなたにおススメの方法があります。
2016年「日本女子オープン」で国内メジャー史上初のアマチュア優勝を果たした畑岡奈紗。
出典:日本女子プロゴルフ協会
彼女は、ショット前には必ず「飛球線の後方に立ち、ターゲットを見ながらその場でピョンピョンと飛び跳ねる動作」を行います。
どうしても力んでしまい、いつまでたっても100%で打ってしまう人は、畑岡奈紗プロのルーティンを真似してみるのもいいかもしれませんね。
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まとめ
100%のスイングは、ショートアイアンには必要ありません。
ショートアイアンで飛距離を出しても意味がないということです。
「サンドウェッジで100ヤード飛ぶ」と自慢げに語るのも良いですが、サンドウェッジで100ヤード打てなければAWやPWで打てば良いだけです。
方向性さえ間違えなければ、ゴルフのスコアは徐々に安定してくるものです。
飛距離よりも方向性を大事にすることが、ゴルフのスコアを良くする一番の方法です。
そのためには、常にフルショットという姿勢から、少なくともショートアイアンは80%の力加減でコントロールショットを打つこのような姿勢でゴルフに取り組むことで、スコアが安定してくるはずです。
ぜひお試しください!!
「上半身の力みを抜くためです。自分の場合は、これをやっておくと、フィニッシュまで気持ちよく振り切れるんです。」