「ゴルフのスコアはアプローチで決まる」
このような格言を聞いたことはないでしょうか?
実際にグリーン周りまでは順調に来たのに、たった5ヤードのアプローチでザックリやトップなどのミスが出てしまえば、スコアに伸び悩むのは当然です。
練習場などでは、ドライバーやロングアイアンの練習したくなりますが、ゴルフを上達させるために一番練習しなければならないのは、アプローチなのです。
アプローチが苦手な人は、アプローチの練習を徹底的にすべきです。
ただ、どのような練習をすればアプローチが上手くなるのかという点で悩む人も多いかと思います。
ということで、今回は「アプローチが得意になる練習法」をご紹介します。
パッと読むための目次
アプローチが得意になる練習法
ゴルフの練習場やレッスン動画などで「片手だけでアプローチをするというドリル」を見たことがありませんか?
左手一本、又は右手一本でスイングをする練習方法を「片手打ちドリル」と言います。
片手打ちアプローチのドリルをすることで、
- 体全体を使ったアプローチをすることができるようになる
- インパクトでボールの芯を捉えることができるようになる
- 正しいスイング軌道を体感することができる
などのメリットがあります。
今回は、アプローチを苦手から得意にする片手打ちドリルを紹介します。
片手打ちアプローチドリルとは?
片手打ちアプローチドリルとは、片手一本で10~20ヤード程度のアプローチをする練習方法です。
基本的には、左手一本で片手打ち→右手一本で片手打ち→両手でアプローチ
このような流れで練習すると良いかと思います。
左手片手打ちドリル
まず、最初にやって欲しいのが左手一本で片手打ちをする練習です。
「ゴルフスイングは左手主導のスイングが理想的」というのはゴルフをやっていれば一度は聞いたことがあるかと思います。
左手片手打ちドリルでは、右手は使いませんから左手主導のスイングを体感できるという大きなメリットがあります。
左手片手打ちドリルのやり方は至って簡単です。
左手一本で10ヤード、20ヤードの距離感を出しながらアプローチの練習をします。
この時の右手の位置ですが、後ろで組んでも良いですし、何もしないでブラブラさせておいても良いです。
ただ、やってみるとわかると思いますが、初めて左手一本でスイングする人は最初のうちはスイングが安定しません。
スイングを安定させるということでは、右手で左ひじのあたりを抑えるとスイングが安定しやすいのでオススメですね。
ポイントは、手打ちではなく体の回転を使ってスイングをすることです。
右手片手打ちドリル
次は、左手から右手にクラブを持ち替えて右手一本でアプローチの練習をします。
右手の使い方を体感することができます。
ポイントは、出来るだけ両脇をしっかりと締め、右手首の角度を変えずにスイングをするという点ですね。
右手首の角度を変えないためには、左手一本で打つ場合と同様に体の回転で打つことが重要です。
最後は両手でアプローチ
最後に両手で通常通りのアプローチをします。
片手打ちで体感した左手と右手の動きを連動させる練習です。
片手打ちを左右交互にやった後に両手で打つと少し違った感覚を体感できるはずです。
まとめ
片手打ちのアプローチの練習は、手打ちになってしまうとボールを捉えることが出来ないということを体感できる練習方法です。
手の動きと体の動きが連動することでインパクトが安定します。
手打ちにならないためには、手だけで打たずに、腹筋や背筋など体全体の大きな筋肉を使って体の回転で打つことが重要になります。
片手打ちドリルは、プロゴルファーの松山英樹選手や宮里藍選手、上田桃子選手なども採用している練習方法です。
また、ユニークな練習法で知られる宮里藍プロも片手打ちアプローチの練習法はこちらでご紹介していますので、あわせてご覧ください。
数あるアプローチのドリルの中でも片手打ちドリルが有名であるのはそれだけの理由があるということですね。
アプローチでのザックリやトップに悩んでいる人にはオススメの練習方法です。
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