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ゴルフ肘(ひじ)の痛みの6つの原因と3つの改善方法

ゴルフのスイングをすると「ひじが痛む!」

そんなあなたは「ゴルフ肘(ひじ)」の可能性があります。

ゴルフ肘になってしまったら、ゴルフが楽しめませんよね?

そんなあなたのためにゴルフ肘痛になってしまう6つの原因とゴルフ肘痛を少しでも和らげるといわれる改善法を3つをお教えします。

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パッと読むための目次

ゴルフ肘の痛みの症状

ゴルフ肘とは

ゴルフスイングすると肘が痛い、さらには、日常生活の中で、腕を伸ばしてものを持ったときや、引っ張ったり、手を強く握った時などに、「肘の内側の少しでっぱった骨のあたり」が痛むという症状は、「ゴルフ肘」である可能性が高いでしょう。

同じスポーツ障害として有名な「テニス肘」が、手のひらを上に向けた状態で、肘の外側に痛みが出るのに対して、「ゴルフ肘」は、「肘の内側に痛みが出るのが特徴」です。

 

「ゴルフ肘」とは、正しい呼び方をすると、「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつ ないそく じょうかえん)」と言います。

 

通称「ゴルフ肘」と言われる肘の痛みは、ゴルフだけ起こるのではなく、テニスのフォアハンドや野球の投球によっても起こりますし、スポーツ以外でも、タイピングや料理人が鍋を持つことによっても発生します。

 

ゴルフ肘の痛みの症状

ゴルフ肘の痛みが起きるメカニズムは次のようなことが言われています。

1 肘が内側に曲がった状態で、力を入れて手を握ることが原因

肘が内側に曲がることで、肘の内側の筋が伸びた状態で、小指や薬指を握る筋肉が過剰に働くと、肘の内側の筋が引っ張られて痛みが発生すると言われています。

2 前腕部の過度な筋肉疲労が原因

上腕(前腕部)の筋肉が疲れることによって、その筋肉の付け根である肘に炎症がおきるため、痛みが出るということです。

 

ゴルフ肘の痛みは、単なる肘の曲げ伸ばしなどでは、ほとんど痛みが出ないというのも特徴です。

ただ、ゴルフスイングなどの特定の動きをしたときや、肘の内側を押したりするとズキーンと傷んだりします。

すごい痛いわけではないけど、不快な痛みがずっと続く・・。

日常生活には問題ないので、医者に行くほどでもないけど、肘に湿布を貼っても痛みは取れない・・・・、ホント、厄介な痛みです。

 

痛みをそのままにしておくと、場合によっては、肘が痛くてグリップすら握れない・・なんてことにもなりかねません。

あなたがゴルフ肘になったのは、あなたのスイングが原因です。

あなたのスイングを見直してみるのにいい機会かもしれませんね。

 

ゴルフ肘痛になる6つの原因

指や手首を曲げる筋肉や、肘を曲げたり、肘を内側にねじる筋肉の「付け根」にあたる部分が、ゴルフ肘の炎症を起こす「上腕骨内側上顆部」です。

 

つまり、強く握ったり、手首を曲げたりひねったりする動きは、肘と連動しているということです。

 

なので、手打ちのスイングをするアマチュアゴルファーは、肘痛になりやすいと言えます。

 

手打ちを繰り返すことによって、手首に負担がかかり、結果的に肘が痛くなるというパターンが多いですね。

脇が開いてしまうこともNGと言われています。

脇が開くと手首に負担がかかるスイングになるからです。

 

グリップを強く握りすぎるのも、ゴルフ肘の原因となりえます。

また、打ち込みすぎと言いますか、練習場のマットにクラブを打ち付けるような打ち方をする人もゴルフ肘になりやすいでしょう。

いくらマットが敷いてあるからといっても、マットの下はコンクリートです。

コンクリートに100回、200回とクラブを打ち込むたびに肘や腕に衝撃がきますから、肘が痛くなるのも当たり前ですよね。

 

ゴルフ肘痛になる原因をまとめると、

  1. グリップを強く握りすぎている(前腕に力が入りすぎている)
  2. アドレスで両肘に力が入りすぎ、近づきすぎている
  3. 手打ちになっている
  4. ダウンブローを意識しすぎて、クラブをドスンと叩きつけるような打ち方になっている
  5. 脇がしまっていなく、手が不安定に動いている
  6. フォローなどで手首を甲側に折った状態で手を伸ばしている

 

 

痛いゴルフ肘の改善方法は?

ゴルフ肘の一番の改善方法は、安静にすることです。

しばらく、練習をせず、安静にするという当たり前の対策が一番の改善方法になります。

炎症が治まれば痛みはなくなるはずです。

基本的に、ゴルフ肘は肘が炎症を起こしている状態なので、湿布等も効果的です。

簡単に言うとゴルフ肘になってしまったら、湿布等を貼って安静にしているのが一番だということですね。

 

そして、ゴルフ肘痛の一番の改善方法は、スイングの改善でしょう。

「良いスイングは、ゴルフ肘になりにくい」

このことを忘れずにゴルフの練習に取り組みましょう。

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ゴルフ肘痛にならない打ち方

特に右肘が痛くなる人は、ボールを右手で打ちにいっているという傾向が強いと思われます。

スイングで大事なことは、絶対に「右手だけで強く打ちにいかないということ」です。

右手は、クラブフェースをボールに向けるために使うだけです。

どうしても、飛距離を伸ばそうとすると右手で打ちに行ってしまうものです。

特に右利きが強い人はその傾向がありますね。

 

これを克服するのには、練習あるのみですが、練習しすぎてゴルフ肘を悪化させてしまっては元も子もありません。

ゴルフスイングは、左手は方向性、右手はパワーなどと言いますが、その意識が強くなりすぎると、右手を強く使いがちになります。

クラブを握っているだけで、利き手の右手は、勝手に使われます。

意識は左手だけといったイメージで丁度良いかと思いますよ。

 

そして、練習場ではできるだけクリーンにボールだけを打つ練習をしましょう。

マットはこする程度です。

間違ってもドスン、ドスンといった音をさせないようにしましょう。

 

ゴルフ肘の痛みがある人は、ティーアップしたボールを打つ練習も効果的です。

 

ゴルフ肘痛に効果的なツボ

ゴルフ肘痛に効くツボとして、有名なのが「小海」というツボです。

 

「小海」は、ひじを曲げたときにできるしわの小指側の先端で、モノにぶつけた時に、電気が走るような衝撃が走る場所の近辺です

 

ゴルフ肘痛の人は、この小海をただ押すだけで、痛みます。

軽くツボ押ししながら、手首を甲側に反らすストレッチングを行うとより効果的です。

 

 ゴルフ肘痛3つの予防法

ゴルフ肘が少しでも改善したら、今度はゴルフ肘痛を予防をすることも、とても大切です。

ストレッチ

スポーツ障害の予防の定番は、やはりストレッチですね。

ゴルフの練習前に肘痛を起こさないようストレッチを行うことも効果的です。

 

肘痛予防に効果的なストレッチは、前腕筋と上腕筋の柔軟性を高めるストレッチです。

手を前方に伸ばし、反対の手を添えて、手を甲側に、ゆっくり折り、気持ちいいところで止め、前腕をじわ~っと伸ばします。

十分に伸ばしたら、今度は、手を反対側(手のひら側)にゆっくり折り、気持ちいいtころで止め、上腕をじわ~っと伸ばしながら、ストレッチします。

このストレッチを行うことで、肘への負担が軽減されます。

ゴルフ前には、必ずこのストレッチを行いましょう。

 

サポーターを使う

肘痛がある人は、ゴルフをするときに、肘のサポーターを使うのも肘の負担を減らすうえでは、とても効果的です。

 

サポーターをつけることで、前腕や上腕の筋肉の動きが抑えらるため、肘の負担がかなり減ります。

最近では、市販のものが多く販売されていますので、一度試してみても良いかもしれません。

ゴルフ用の肘用サポーターとして、ハードなタイプとソフトなタイプがあります。

痛みが強いあなたは、ハードなサポーターがおススメです。(本来は痛みが強いときはゴルフは中止し、医療機関への受診をおススメしますが・・・。)

 

痛みが軽い場合や肘痛予防をしたいあなたは、ソフトなサポーターがおススメです。

 

ソフトタイプの肘用サポーターは、石川遼プロも使用しています。

 

筋トレをする

ゴルフ肘痛の原因は、肩甲骨周りの筋力低下や日常生活での姿勢の悪さなども、肘の痛みに影響すると言われているようです。

肩甲骨周りの筋肉の筋トレ、姿勢を正す脊柱起立筋など、体幹のトレーニングをすることも肘痛予防には効果的と言われています。

 

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