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バンカーレーキの置き方がひどい!バンカーでやるべき3つのマナー

グリーンに向かって打ったショットが、無情にもバンカーに・・・。
さらに、バンカー内であなたのボールが止まったところが、きれいに、ならされていなかったら・・・。
ただでさえ、バンカーショットなんて上手く打てないのに、なおさら・・・、

後続のプレーヤーたちが、そんなことにならないように、「バンカーショット後にやるべきこと」です。

パッと読むための目次

バンカーならしのマナー

ゴルフは、あるがままの状態でショットをしなければなりませんので、バンカーに打ち込んだ場合には、ボールがどのような状態になっているかが、ショットに深く関係してきます。

そのためにも、バンカーショットを打ち終わった後に、きれいにならすことは、お互いにとって、とても大切なマナーになります。

バンカーのならし方の基本は、自分の足場、ボールのあった場所など、バンカーの砂が乱れたところを、バンカーレーキを使用して「ピン方向に平行に」ならします。

バンカーレーキは、自分の方から自分と離れた方向へならしたり、逆に離れた方から自分の方に引くようにしながら、砂が均一になるように、平らにならしましょう。

また、ショット後の、大きなデボットになっているようなところは、レーキの突起のようになっている歯の部分を使って、ならすようにします。

おおむね、きれいにならしたところで、今度はレーキの突起の歯が出ていない平らな部分を使って仕上げを行います。

バンカーをならすことは、最低限のマナーです。

「周りのみんなに迷惑がかかってしまう!」なんて理由でいい加減にバンカーをならすと、後続組以降のプレーヤーたちにもっと迷惑がかかってしまいます。

バンカーは、きれいにならして、後続の人たちが気持ちよくバンカーショットができるようにしてあげることは、とても大事なマナーです。

 

 バンカーへの入り方のマナー

バンカーへの入り方にもマナーはあります。

バンカーに入る時のマナーは、「低いところから入ることが基本」になります。

バンカーに入る時は、ボールへの最短距離の場所から入ることが原則ですが、だからといって、あごの高いところからバンカーに入ろうとすることは、マナー違反です。

あごが高い部分からバンカーに入ろうとすると、あごが大きく崩れることがあります。

バンカーのあごの部分の修復が必要になるほど、大変なことになる場合もあるので、あごの高いところから入ることは絶対に避けましょう。

最短距離が高い位置にある場合などには、あごの高いところではなく低いところから入る場合もあります。

バンカーに入る時は、バンカーショットの後にバンカーならしをするために、バンカーレーキを持って入りましょう。

バンカー内にレーキを置くこと自体は、ルール違反ではありません。

ショットの邪魔にならないように、あなたの後方に置いておくことがマナーです。

バンカーショットが終わった後は、バンカーに入ってきた時の足跡にそって、後ずさりしながら、砂をならしていき、バンカーから出ます。

「低い所から入って低い所から出る」これがバンカーのマナーの1つです。

 

 バンカーレーキの置き方のマナー

バンカーレーキの置き方は、バンカーの外に置く「外置き」とバンカー内に入れておく「内置き」があります。

外置き

バンカーレーキの置き方は、ゴルフコースによって異なりますが、日本のゴルフ場では、バンカーレーキをバンカーの外に置くのが一般的です。

「外置き」する場合は、次の点に注意が必要です。

  1. プレーの妨げになる場所に置かない
    グリーン手前の花道に近いバンカーでは、花道サイドに置くことやフェアウェイバンカーのフェアウェイ側に置くと、ボールがバンカーに入る障害になることなどボールの進む方向を妨げることになりますので、そのような場所には置かないようにすることが基本となります。
  2. 進行方向と並行に置く
    進行方向を遮るようにレーキが置いてあると、ボールが当たって止まってしまいます。必ず進行方向と平行に、バンカーの縁に沿って平行に置きましょう。

「外置き」の場合は、バンカーエッジの低い側に置きましょう。そうすることで、プレイヤーはその低い場所から入り、出る時も自分の足の跡を消しながら低い側から出られるようになります。

レーキが何本もある場合は、まとめて置いておくと、ショットしたボールに当たる確率が高くなったり、レーキが置いていない側があったりしてしまうので、なるべく適当な間隔で離しておいてあげると、マナーとしては最高ですね。

 

内置き

「内置き」は、レーキごと全部バンカーに入れておく方法と櫛(くし)の部分だけバンカーに入れる方法がありますが、それぞれのコースのルールにしたがったやり方で行うことが基本となります。

「内置き」の目的は、「バンカーレーキがどこにあるのかがすぐわかる」ということと「外置きされたバンカーレーキにボールが止まることを防ぐ」ということ。

外国のゴルフ場では、バンカー内に直角に置く「内置き」のやり方が多いようですが、内置きだと「バンカーレーキにボールが引っかかって、バンカーに入らなくて助かった~」なんてラッキーがないのが淋しいですね。

内置きのバンカーレーキに、ボールが引っかかっていた場合、どう対処すればいいのでしょうか?

ゴルフのルールでは、「バンカーレーキは動かせる障害物」なので、無罰で動かせます。

そのとき、ボールが動いてしまっても、ノーペナルティ(無罰)でリプレースすることができます。
「リプレース」とは、元ある場所にボールを戻して置くこと。
肩と平行に上げた手からポトンとボールを落とす必要はありません。そっと元の場所に置くのが、リプレースです。

仮に、バンカー内のとても傾斜のきつくて、あごに近い場所に置いてあったバンカーレーキにボールが引っかかっていたとしても、その場所にリプレースする必要があります。

バンカーレーキに引っかかっていなければ、間違いなく、バンカー内の平らな所まで転がり落ちていたのに・・。

バンカーレーキの置き方に「決まり」はありませんが、ゴルフルールの世界基準を決めているR&Aや日本ゴルフ協会は、「外置き」を推奨しているのは、そういうことから??

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