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【知らないとヤバい!?】ラウンド中の「○○」はルール違反です!!

「右サイドはOBだよ!!」

「ちょっとオーバースイング気味だね!!」

ラウンド中の同伴者からのそんな発言によってショットが乱れてしまう…

このような悩みを持っている人はいませんか?

ボクもそうでしたが、同伴者のアドバイスによってスイングが乱れてしまうことはよくあることです。

ということで、今回はラウンド中にやってはいけない「アドバイス」についてご紹介します。

2019年ルール改正を含む内容となっていますので、ぜひラウンドの参考にしてください。

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パッと読むための目次

スイングについてのアドバイスはしてはいけない

 

マナー違反

ラウンド中のアドバイスは、「マナー違反」であると言われています。

その理由は、基本的にラウンド中にアドバイスをされても、ラウンド中には改善できないからです。

たとえ、そのアドバイスが的確なアドバイスであったとしてもです。

それどころか、ラウンド中にアドバイスをすることで、その人のリズムを乱します。

特にスイングについてのアドバイスは、スイングのリズムを乱します。

普段意識していない部分をアドバイスされれば、どうしてもそこを意識してしまいますよね?

「トップの位置が低い」

とアドバイスされれば、どうしてもトップの位置を高くしようとします。

そうなると、スイング全体のバランスが崩れることで、ミスショットする確率が高くなります。

スイングのリズムも変わりますから、スイング自体がバラバラになってしまうということにもなりかねないです。

 

ラウンド中に同伴者が上手くボールを打てないで苦しんでいたら、アドバイスをしたいと思うのはわからなくありません。

しかし、そこはグッと我慢して、ラウンド終了後にアドバイスをしてあげましょう。

 

ルール違反

inproperstyle / Pixabay

プレー中のアドバイスはマナー違反…!?

いえいえ、そんな甘いものではありません。

プレー中の競技者間の「ある種」のアドバイスは、ゴルフルール上、禁止された行為です。

禁止されたアドバイスを行った者は、ストローク・プレーでは2打罰のペナルティが科されることになります。

 

ルール違反に該当する「アドバイス」とは…、

  1. プレー上の決断
  2. クラブの選択
  3. ストロークの方法

以上に影響を与えるアドバイスのことを指します。

つまり…、

ラウンド中に同伴者にスイング修正するためのゴルフレッスンを行うことは、(ストロークの方法に関する)アドバイスをしたことになるため、ルール違反となります。

 

規則や距離、周知の事実(例えば、グリーン上のピンの位置など)についての情報は ルール違反に該当するアドバイスではありません。

 

また、「クラブの選択」は特に、ショット前に、同伴競技者が使用したクラブの番手を聞くということは、よくある「ルール違反」の典型例です。

「今 何番で打ったの?」

「7番」

この会話をした二人にはともに「2打罰」のペナルティが科されることになります。

 

さらに、プレーの線上 (line of play) に関する行為も ルール違反になりやすいので、注意が必要です。

ゴルフ初心者のプレーに際して、良かれと思い、そのライン上に目印を置いてあげたり、ショットをする際に立ってもらうことなどは、ルール違反に該当します。

また、正しくターゲットに向いているかを見るため、飛球線後方から確認してあげる行為にも注意が必要です。

2018年旧ルールでは、ショットを行うまでに飛球線後方からキャディがどけば無罰でしたが、2019年新ルールでは、プレーヤーがストロークのためのスタンスをとり始めてからの後方からの確認は認められないことになっています。

↓↓↓2019年ルール改正後の「プレー線」に関する動画が結構参考になります↓↓↓

 

また、プレー上の決断に関するアドバイスなども要注意です。

たとえば「アンプレヤブルでプレーをした方が有利だよ」などとアドバイスをすれば、「プレー上の決断」に関するアドバイスとして、ルール違反になってしまうということです。

「ルールの説明」はアドバイスには当たりませんが、どれを選択すると有利になるかなどの「ルール適用」に関するアドバイスは要注意です。

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アドバイスを求める行為もアウト

同伴競技者に対して、「オーバースイング気味だね」とアドバイスをしたり、その逆に自分から「オーバースイングになってますか?」とアドバイスを求める行為は、どちらも(ストロークの方法に関する)アドバイスとなるため、ルール違反に該当します。

一方的に同伴競技者からの勝手なアドバイスを受けてしまった場合は、「本来は無視すべき」ですし、ラウンド中のアドバイスには、耳を傾ける必要はありません。

もしかりに、そのアドバイスに対して「わかりました。」とうっかり返事してしまったとしても、その時点で「アドバイスを求めた」といいうことにはならないと判断できると思います。

ただし、それ以降も、さらなる同伴競技者からのアドバイスに対して、それを意識的に聞き入れ続けている場合は「アドバイスを求めた」ことになり、ともに2打罰となるようですので注意が必要です。

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まとめ

以上「ルール違反となるアドバイス」についてご紹介しました。

プライベートゴルフではコミュニケーションは必要不可欠ですが、その延長線上にある「アドバイス」は、相手の心を迷わせるだけなのかもしれません。

「プライベートラウンドだから関係ない」というなかれ…。

良かれと思ってやってあげているアドバイス行為は、マナー違反だけでなく、ルール違反であることを、くれぐれも忘れないように。

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