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東京オリンピックの概要
2020年に開催される東京オリンピックでは、リオオリンピックから再開されたゴルフ競技が行われます。
東京オリンピックのゴルフ競技の開催日程
【男子】
- 2020年7月30日(木)7:00〜15:00
- 2020年7月31日(金)7:00〜15:00
- 2020年8月1日(土)7:00〜15:00
- 2020年8月2日(日)7:00〜15:30
【女子】
- 2020年8月5日(水)7:00〜15:00
- 2020年8月6日(木)7:00〜15:00
- 2020年8月7日(金)7:00〜15:00
- 2020年8月8日(土)7:00〜15:30
東京オリンピックのゴルフ競技の開催場所
東京オリンピックのゴルフ競技が開催されるゴルフ場は、「霞ヶ関カンツリークラブ」です。
85年の歴史を持つ、有名な名門コースです。
東コースと西コースの36ホールで、四季とりどりのゴルフコースとなっています。
- 開催場所:霞が関カンツリークラブ
- 所在地:〒350-1175 埼玉県川越市笠幡3398番地
オリンピックの熱中症対策
日本の夏はむし暑く、スポーツを行うのに適した環境とは言えません。にもかかわらず、8月に開催されるのはいったいなぜでしょうか?
オリンピックの開催時期と熱中症対策について現時点でわかっていることをご紹介します。
欧米のスポーツ中継のしがらみで8月開催
そもそもなぜ夏のオリンピックは、7月末から8月上旬の開催なのでしょうか?
1964年の東京オリンピックは、祝日となった体育の日(10月10日)の開催でした。
そのため、気候は秋のちょうど良いシーズンだったのです。
暑さ対策とか熱中症対策とか、そんな問題とは無関係だったのです。
今回も普通に考えれば、10月などの秋の開催が望ましいのはいうまでもありません。
しかしながら、夏のオリンピックは欧米のスポーツ中継のスポンサー問題があります。
10月頃の開催には、そのスポンサー達が納得しないのです。
秋ごろには他にもスポーツ中継が多くあり、オリンピックと重なってしまうのです。
100年で東京の温度は3.2度上昇している
気象庁の統計によれば、東京の平均気温は100年で3.2度も上昇しているそうです。
日々の生活でも実感していると思いますが、東京オリンピックが開催される頃の気温は35度越えが予想されます。
開催場所も埼玉県ですし、どう考えても暑さ対策との戦いになることは明白です。
IOCやJOCが東京でこの時期にオリンピックを開催すると決めたこと自体、かなり甘い認識だと思います。
開催時間を早める方針
このところの猛暑の中で、東京オリンピックの暑さ対策がいよいよ懸念され始めました。
結果的にゴルフに限らず、開催時間を早める方針が決まりつつあります。
ゴルフは朝の7時から競技がスタートします。
7時からスタートであれば、スタート前の練習時間なども考えれば、選手は6時前にはゴルフ場に到着することが予想されます。
選手村は「晴海」のため、移動時間は2時間以上が予想されます。
そうなると、選手村を出るのは朝の3時とかになってしまします。
霞ヶ関カンツリークラブには宿泊施設がありません。
選手だけでなくスタッフだってこの競技時間を考えれば、霞ヶ関カンツリークラブに近いところに宿泊したいと思うはずです。
しかし、それだけの宿泊施設のキャパが埼玉県北部にあるのか、それも疑問です。
夏場のプロツアーは避暑地で行われる
日本のプロツアーは、7月から8月のこの時期、どこで協議を開催しているのでしょうか?
過去には群馬県高崎市にあるサンコー72カントリークラブなどで「サンコーグランドサマー」という男子プロゴルフトーナメントが開催されていたこともありましたが、もう20年以上前の話です。
暑かったとはいえ、ここまで熱中症が叫ばれていた時代ではありません。
最近のプロツアーでは、関東での富士山の麓、軽井沢、北海道など、涼しい避暑地での開催です。
夏の関東での開催なんてありえないのです。
いっそ会場を変えることも検討するべきなのではないのか?
ここまでを踏まえて、どうしても霞ヶ関カンツリークラブで開催する意味があるのか、本気で考えても良いのではないかと思います。
本当に世界の人々から素敵な大会だったと賞賛されるような競技会にできるように。
晴海の選手村からの移動距離で言えば、埼玉北部での開催でも軽井沢あたりの開催でも、あまり差は無いようにも感じます。
宿泊施設の数などを参考にするのも良いでしょう。
東京アリンピック開催までには、実はまだ2年あります。
開催場所を変更することも含めて検討するには、まだ猶予があります。
選手がベストなプレーができ、運営側も安全に運営ができ、私たち観戦者が楽しめる大会になってほしいと願います。
まとめ
以上「東京オリンピックゴルフ競技の日程や場所」について、現時点で明らかになっている情報をご紹介いたしました。
熱中症対策を考えると、スタート時間やゴルフ場などまだまだいろいろな課題はあります。今後大きな変更の可能も否定できませんので、動向に注目していきましょう。
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