今や誰でも、スマートフォンを持つ時代。
ラウンド中でも、ゴルフ練習場でも、簡単にゴルフスイングの動画撮影ができるようになりました。
ただ、動画を撮ってみたものの、何をどうチェックしていいのかわからないというあなたのために、前方からゴルフスイングの動画を撮影するときに絶対チェックすべきポイントをお教えします。
前方から見たアドレスでチェックすべき6つのポイントと前方から見たスイングでチェックすべき3つのポイントをご紹介します。
後方からの動画撮影でチェックすべきポイントを知りたいあなたはこちらをご覧ください。
パッと読むための目次
アドレスでチェックすべき6つのポイント
ゴルフスイング動画を撮影したら、まずはアドレス時点で動画を停止し、アドレスをしっかり確認しましょう。
正しいゴルフスイングのためには、正しいアドレスが必須条件です。
Point1:グリップの握り方
ゴルフスイングをチェックする際に最初に見るべきポイントは握り方です。
前からスイング動画を確認する時には、左右の親指と人差し指にできるV字(Y字)がどこを向いているか確認してください。
右打ちの場合、右手親指と人差し指でできるV字(Y字)の根元は右肩を指します。左は右首筋を指します。
Point2:ボールの位置
ボールが左右どちらの足に近いところにあるか、前からの動画で確認するべきポイントです。
正しいボールの位置は、使用するクラブにより異なります。
右打ちの場合はこちらが正しいボールの位置の目安となります。
- ドライバー : 左足の内側かかと線上
- フェアウェイウッド : ユーティリティーのボール位置よりボール1個左寄り
- ユーティリティー・3〜6番アイアン : 左右の足の中央からボール1個左寄り
- 7〜9番アイアン・ウェッジ : 左右の足の中央
あなたの感覚では、真ん中に置いているつもりでも、意外と左足寄りのセットしている場合がありますので、7番アイアンなどでは注意が必要です。
Point3:手元の位置
前からの画像では、グリップを握る手元の位置も重要なチェックポイントです。
・ドライバー:やや左に手元を構える。
・ドライバー以外:体のちょうど中央に手元を構える。グリップエンドの先が左股関節を向くように。
ただ、この手の位置のチェックは注意が必要です。
手の位置が体の左側か、身体の中央寄りかは、スタンスの幅によってに「そう見えるだけ」です。
つまり、手の位置は、スタンスを広げれば、体の左側に位置するようになりますし、スタンスを狭めれば、身体の中央寄りに位置するようになるということです。
出典:ワッグル ON LINE
手元の位置は、ポイントは、左手が「左股関節(左太もも)の内側」となっているかが重要です。
どのクラブでも、左手は、左股関節(左太もも)の内側になるからです。
Point4:左右の体重配分
アドレスの時点で左右のどちらの足に体重を乗せるか、体重配分も重要です。
前からの画像を客観的に見てみると、「あなたの体重のかけ方」がよくわかると思います。
基本的には、左右対称に体重配分をしますが、使用クラブによっては異なる場合があります。
- ドライバー:右足6割、左足4割の体重配分。
- フェアウェイウッド・ユーティリティー・アイアン:左右均等に体重配分。
ショートアイアンやウェッジは、右足4割、左足6割の体重配分とするレッスンもありますが、あまりおススメしません。
おススメしない理由は、こちら↓↓↓
Point5:体の軸
前からの画像で、アドレスを見たときに、あなたの体の軸がどうなっているのかよくわかります。
まっすぐに立っているつもりでも、日常生活の癖などから左右に傾いている場合があります。
ゴルフの構えは体の軸が地面に垂直、特に、体重配分を左右均等にするクラブの場合は、体軸がまっすぐになっていることが大切です。
Point6:頭の位置
最後に、前からの画像でチェックするポイントは、頭の位置です。
先ほどの体の軸同様に、地面と垂直まっすぐに伸びてきた体の軸の最後に頭があります。
よって頭は左右の足のちょうど中央に位置します。
軸が傾く人の多くは頭の位置が左右に傾いている、または頭の位置がずれている可能性が高いです。
足の位置、ボールの位置は、アドレスをとっている本人が自分の目で確認できます。
しかし、頭の位置は自分では確認ができません。
この頭の位置こそ、スイング動画を撮影して確認するべきポイントです。
ゴルフスイングで確認するべき3つのポイント
アドレスを確認したら、いよいよゴルフスイング動画の確認です。
スマホなどで撮影したゴルフスイング動画は、スローモーションにして確認しましょう。
Point1:左右に大きくぶれない軸と正しい体重移動
まず、アドレス時点の左右の肩から地面に向かい垂直に線をイメージしてください。
その左右の線の間にスイング中の体の軸が収まっていることが、軸のとれた正しいゴルフスイングと言えます。
さらに、バックスイングの際に右肩線上に体がきて、インパクトの際に左腰が左肩線上にきていれば、完璧な体重移動が行われているゴルフスイングといえるでしょう。
この線から体の軸がはみ出している場合は、軸のずれている不安定なゴルフスイングです。
また、スイング軸がすれているかを確認するのに重要なのは、「首の付け根の後ろ側」です。
「正しいゴルフスイングは、頭と右膝が動かないスイング」とするレッスンもありますが、頭が動くことはむしろ自然なスイングですし、右膝も絶対に動かさないとするとスイングが窮屈になってしまいます。
次の画像は、アン・ソンジュ選手のアドレスとトップの画像です。
後ろの木と比べると、アドレス時より頭が大きく動いているのがわかると思います。右ひざも同様です。
【アン・ソンジュ選手のスイング】
出典:ワッグル ON LINE
ただ、身体が左右に動いても、「首の付け根の後ろ側」は動いていないのがわかると思います。
この「首の付け根の後ろ側」がスイング軸です。
スイング画像をチェックするときは、この「首の付け根の後ろ側」が動いていないかをチェックする必要があります。
Point2:手元から腕にかけての動き
手元の位置が体から離れたり近づいたりすると、安定性に欠けるスイングになります。
ミート率低下につながります。
正しいゴルフスイングは、手元と体の距離が一定のスイングです。
常に体から同じ距離に手元を置けているか確認してください。
Point3:クラブの動きもチェック
最後にクラブの動きです。
まずはバックスイングの時点で、クラブがどこを指しているかを確認しましょう。
クラブが差す方向で、コックが早いか遅いかがわかります。
コックが早くても遅くても、どちらにも利点や欠点はあります。
コックが早ければ軸ぶれがしにくくなりますが、体重移動がおろそかになります。
逆に、コックが遅ければ体重移動をしやすいですが、オーバースイングになりがちです。
コックのタイミングとともに、トップのクラブヘッドの位置を確認しましょう。
飛球線方向より下を向いている場合は、オーバースイングになっています。
このような人はコックが遅すぎるので、コックを早めましょう。
逆の症状であれば、コックを遅くする必要があります。
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