日本のゴルファーの中には、少数派ですが、左打ちのゴルファーがいます!
世界の人口の10%は左利きと言われていますが、左打ちのゴルファーとなると、実に「3%程度」しかいないと言われています。
それは、ゴルフにおいて「左打ちは圧倒的に不利」だからでしょう。
今回は「ゴルフ左打ちのデメリット」をまとめてみました!
パッと読むための目次
なぜゴルフの左打ちは不利なのか?
出典:パーゴルフ
ゴルフにおいて左打ちには、デメリットが多すぎます。左打ちのデメリットは次のとおりです。
左打ち用のゴルフクラブの取り扱いが少ない
ゴルフクラブは、右利き用と左利き用では全く別物となります。当たり前ですが、シェアすることはできません。
海外ブランドでは左打用のクラブを多く取り扱っています。
海外は日本と比べれば左利きの人口割合が多く、左打ちでゴルフを行う人の割合も多いのです。
よって、アマチュアゴルファーにも左打クラブの販売が行われているため、市場に出回る左打クラブが日本と比べれば多くあります。
どころが、日本は左利きの人口も少なく、ましてや左打でゴルフを行う人がほとんどいないため、クラブメーカーも左打用のクラブの取り扱いが極端に少なくなります。
中には左打ち用のゴルフクラブを取り扱っていないメーカーもあります。
このような左利き用クラブの取り扱いの少なさから、一般的なアマチュアゴルファーが左利きを選択すると道具を手に入れるのに苦戦します。
選べるブランドが少なく、値下げ商品なども無いため定価で購入せざるおえなくなります。
中古品で左打ちクラブも見つけるのが困難
左打ち用クラブの取り扱いが日本は極端に少ないと話しましたが、そうなると中古品も少なくなってしまいます。
ゴルフを始める時に何かと重宝するのが中古品を扱うゴルフショップですが、残念ながら左打ちの人にはあまり意味がありません。
左打ちゴルファーの人は、身近に左打ちの先輩ゴルファーを見つけてしまえば楽になります。
クラブを中古で譲り受けることができるので、未経験者には大変助かります。
左打ち用の練習場が少ない
日本では左打ち用のクラブが極端に少ないですが、練習場も同様に少なくなります。
たいていのゴルフ練習場では、ほとんどが右打ち専用の打席となります。
左打ちは左右両方が使える両打ち打席として、練習場の隅っこに数打席といった扱いになります。
また、室内練習場でシミュレーションゴルフが完備されているところでは、シミュレーションが使用できない、カメラでスイング動画撮影ができないなどのケースもあります。
ボール供給機も右専用しか完備されておらず、左打ちの人は自分でセットすることもあります。
よって、日本国内では左打ちの人が右打ちの人と同じ環境下でゴルフの練習を行うことは非常に難しくなります。
左打ちを受け入れてくれるゴルフスクールが少ない
ゴルフを始める際に、誰もが一度は検討するのがゴルフスクールです。
しかし、ここでも左打ちにはデメリットがあります。
そもそも左打ちを受け入れていないゴルフスクールもあります。
それは、スクール内に左打席を配置していない、または左打ちの人を教える技量がティーチングプロに無いためです。
ゴルフスクールも数少ない左打ちの人への対応よりも、多くの右打ちの人の対応を優先してしまいます。
左打ちでレッスンを受けたい場合は、左打ちが可能か否かを事前に確かめましょう。
左打ちの参考になる書籍や映像が少ない
左打ちのお手本を探すのが難しくなります。
ゴルフ関連の書籍や映像も、大抵は右打ちのものになります。
これを見ながら左打ちの人が自分で考察するのは、初心者には難しすぎます。
ゴルフスクールに通いティーチングプロに習う場合も、たいていのティーチングプロは右利きなので、なかなか悩みを解決することが難しくなります。
日本のプロには左打ちの選手がほとんどいない
日本のプロゴルファーには、左打ちの人がほとんどいません。
これは、ここまでお話しした通り左打ちのデメリットが多いためです。
また、多くのプロゴルファーは幼い頃からゴルフクラブを握りますが、子供用の左打ちクラブなどまずありません。
大人用を調整するしかありません。
そうなると、コストが大幅にかさんでしまうことになります。
これらの理由により、現在の日本には左打ちのプロゴルファーがほとんどいません。
ただ、今後は海外で練習を行う日本人など、左打ちも増えてくるのかもしれません。
左利きでも右打ちのプロゴルファー
世界の人口の10%は「左利き」です。日本に比べれば、海外では左打ち用のクラブも多く取り扱われています。
でも、世界のプロゴルファーには「左利き」であるにもかかわらず「右打ち」のゴルファーかなりいるのです。
- タイガー・ウッズ
- ジョーダン・スピース
- ヘンドリック・ステンソン
- セルヒオ・ガルシア
- アーニー・エルス
など世界ランカーにも入るようなプロゴルファーたちも、実は「左利き・右打ち」なのです。
その他、過去に活躍した「左利き・右打ち」プロゴルファーには…、
- アーノルド・パーマー
- ジャック・ニクラウス
- トム・ワトソン
さらには、世界中のゴルファーバイブルとなっている「モダン・ゴルフ」の著者であるベン・ホーガンも、左利き右打ちの選手でした。
日本人では、LPGAツアーで通算17勝を誇り、1987年に日本人として初めてアメリカツアー賞金女王を獲得した「岡本綾子」プロも左利き・右打ちです。
もちろん、昔の選手は左用のクラブがなかったという事情もありますが、現在においても、左利きの有名トッププロゴルファーは右打ちであることを考えると、左利きの人は左打ちを選択する必要はなく、あえて右打ちにする方がメリットが大きいのかもしれませんね。
左利きの人が右打ちにすると、力強く使えるの利き手の左手主導でクラブを振ることができるため、スイングが安定し、飛距離も伸びやすいという点も「左利き・右打ち」のメリットであるとも言われています。
最強のレフティは実は右利き
出典:ゴルフTODAY
日本のプロゴルファーでは、過去に羽川豊プロがレフティとして活躍していましたが、世界の左打ちのプロゴルファーはと言えば…、
- マイク・ウェア(2003年マスターズ覇者)
- フィル・ミケルソン(2004年・2006年・2010年マスターズ覇者)
- ババ・ワトソン(2012年・2014年マスターズ覇者)
錚々(そうそう)たるメンバーです。
ただ、「最強のレフティー」と言われているフィル・ミケルソン選手は、実は、日常生活では右利きなのに、左打ちのゴルファーなのです!
幼い頃に父親のスイングを正面から見て覚えた
~フィル・ミケルソン~
フィル・ミケルソン選手は、幼いころ右打ちの父親と向かい合わせになって正面から見てスイングを真似たため、ゴルフに限っては左打ちとなったという珍しいゴルファーです。
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以上「左打ちゴルファーのデメリット」でした。
左打ちのトッププロゴルファーがいるように、左打ちがゴルフ絶対的に悪いわけではないですが、日本のゴルフ環境においては、絶対的に不利ということでしょう!
もしあなたが左利きであるならば、ゴルフは右打ちの方が「環境的」にも、「道具の面」でも、ゴルフが上達する可能性があるかも知れませんね!
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