ゴルフクラブのウッドの名称って知ってますか?
1番ウッドは「ドライバー」!コレは誰でも知ってますよね!
でも、その名称の由来って言われると…。
ということで、ゴルフクラブのウッドの「名称」とその「名称の由来」を徹底調査してみましたので、ご紹介します。
パッと読むための目次
ゴルフクラブウッドの名称の由来
ドライバー:1W
第一打に使用する1番ウッド(1W)は、もはや「ドライバー」という呼び名の方が定着しているのではないかとさえ思います。
そんなドライバーという名称の由来ですが、ドライバーは英語の「Drive」という単語の意味合いが由来しています。
「Drive」は、もともとは「運転する」「動かす」などの意味を持つ単語です。
これらの意味から、最も遠くまでボールを運ぶことが出来るという意味になり、ドライバーと呼ばれるようになりました。
また、「Drive」には「打ち込む」を言う意味合いも込められています。
これらの意味から、「Drive」はゴルフだけでなくテニスなどの球技でも、「ドライブ回転する」などという使用がされています。
ブラッシー:2W
あまり使用頻度が高くないウッドクラブになりますが、2番ウッド(2W)はブラッシーという呼び名が付けられています。
これは、2番ウッドが初めて世に出回ったころ、クラブがまだ木製だった時代が呼び名の由来と大きくかかわります。
ブラッシーは「Brass」という英単語からきています。
「Brass」はブラスバンドのブラスと同じ意味で、「真鍮(しんちゅう)」という金属を指します。
「真鍮(しんちゅう)」とは銅と亜鉛の合金で、黄銅と呼ばれることもあります。
2番ウッドが作られ始めたころ、木製だったクラブヘッドは傷がつきやすく、摩り減ってしまうという問題がありました。
そこで、クラブヘッドのソール(クラブヘッドの底の部分)に真鍮をかぶせ、木製クラブの劣化を防いだのです。
ただ、近年ではユーティリティーなどの新しいクラブも多く発明されており、2番ウッドはほとんど使用されなくなりました。
それに伴い、ブラッシーという呼び名も耳にする機会が減ってきています。
スプーン:3W
ウッドの中ではよく利用される3番ウッド(3W)は、スプーンと呼びます。
これは、我々が食事の差に使用するお馴染みのスプーン(spoon)という名詞からきています。
初めて3番ウッドが作られた時、クラブヘッドのフェース面が、スプーンのように極端に凹んでいるデザインでした。
その凹んだフェース面がスプーンに似ているため、スプーンと呼ばれるようになりました。
今ではスプーンのような凹みは一切なくなりましたが、そのころの呼び名がそのまま残って、スプーンが定着しています。
バフィー:4W
こちらも2番ウッド同様に近年では生産量も減り、見かけることが少なくなった4番ウッド(4W)です。
4番ウッドは「バフィー」という呼び名が付けられています。
バフィーの由来はスコットランド語からきているという説が有力です。
「地面をこする」といった意味合いの「scraff」が、英語になり「buff」と変換され、バフィーという呼び名が生まれたとされています。
他には、地面をたたいてしまった時の音を表す擬音語の「biff」からきている、またはダフリを表す「duff」が由来といった説などもあります。
クリーク:5W
割とよく使用される5番ウッド(5W)は、クリークと呼ばれています。
この5番ウッドを表すクリークは、有名な英単語の「Creek」(小川)ではありません。
鍵をかける際の音を表す英語の擬音語である、「click(クリック)」からきています。
日本語で言うところの「ガチャ」や「ガチャリ」といった感じの擬音語に当たります。
当初、5番ウッドは鉄製のロングアイアンでした。
その鉄製のゴルフクラブを使用する際の音が、「click(クリック)」というカギをかける擬音語に似ていたというのが、一般的なクリークの由来です。
こうして作られた鉄製のクリークですが、徐々に鉄製の重くて使用が困難なロングアイアンより、軽くて使いやすい5番ウッドに取って代わられていきます。
しかし、呼び名であるクリークはゴルフクラブの変化とともに継承されたというわけです。
まとめ
以上、ゴルフクラブウッドの「名称」の由来についてご説明いたしました。
ちょっとした「豆知識」として覚えておくと、使えるかも(!?)です。
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