ティーショットがナイスショット!!セカンドもいいショットでグリーン周りにボールがあります。
寄せればパー!入ればバーディだってあります。
そんな時にアプローチで「ザックリ・・・」
こんなパターンはあなたも経験したことがあると思います。
「ザックリ」がなければ、悪くても「ボギー」では上がれているのに…。
アプローチのダフリの原因は1つではありませんが、その中でもシチュエーションによっては、起こるべくして起こるダフリがあります。
ダフリのミスが起きやすいシチュエーションを理解し、その状況に応じた対策を講じることで、アプローチの成功率を上げることができます。
ということで、今回はアプローチのダフリが起きやすいシチュエーションとライを見極めた上で、成功率を高める3つの対策をお話します。
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パッと読むための目次
アマチュアゴルファーがダフリやすい3つの状況
実は、上級者はダフリそうなシチュエーションやライを経験から分かっているために、対策をしてアプローチしています。
もちろん、なにも無いところでダフったり、対策をやっていてもミスはありますが、ダフる確率は減ってくると思います。
そうです!
何も対策を行わずに、いつもと同じようにアプローチしているゴルファーは、実はアプローチを行う前から失敗が約束されたようなものなのです。
では、ゴルフ上級者があらかじめ注意するアプローチのシチュエーションとはどのようなものなのでしょうか?
それは、次の3つのシチュエーションです。
- ピンが近くの止めたいアプローチ
- 逆目のライからのアプローチ
- ベアグラウンドからのアプローチ
この3つのシチュエーションからのアプローチは、アマチュアゴルファーが最も大たたきしやすい状況です。
この3つの状況でも、アプローチ成功率を高める方法をゴルフ上級者たちは知っているのです。
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大たたきしやすいアプローチの成功率を高める3つ対策
ピンが近くの止めたいアプローチ
すぐそこにピンがあり、少し砲台のグリーンで上げて止めたいシチュエーションです。
そんな時、定番のミスがダフって、チョロです。
なぜそのようなパターンでダフリが出るかというと、そこには人間の心理が大きく関係しています。
つまり、意識していなくてもオーバーすることが嫌で、無意識のうちにインパクトが緩んでしまうのです。
対策としては、単純に「緩みやすい」ということを頭に入れてアプローチすることです。
もちろん練習が必要ですが、しっかりインパクトを入れても少ししか飛ばないアプローチを身につけておくことです。
そうすることで楽に「寄せワン」が取れるかもしれませんよ。
『カップは常に諸君が思うよりも遠くアプローチなら1ヤード、パットなら1フィートほど遠くにあることを忘れてはならない』
~チャールズ・ベイリー~
チャールズベイリーが残した言葉のとおり、たとえカップが近くても、1ヤード遠いと思うだけでインパクトが緩まないかもしれませんね。
逆目のライからのアプローチ
誰しも経験があるとは思いますが、逆目のライからのアプローチはダフリやすいです。
ダフリやすいというよりは、フェースが芝に引っかかるというほうが正しいかもしれません。
またクラブの「抜け」が悪いので飛ばなくなります。
逆目のライはインパクトでクラブが芝に負けてしまうため、通常よりも下に入っていきます。
すると、クラブが芝に引っかかり、いつもより球が上がってしまい飛ばなくなります。
これがダフったように感じるのです。
対策としては、インパクトでクラブを止めるようなアプローチを練習しておくことです。
それと同時に少し上がる球をイメージして打ってみるといいでしょう。
この打ち方は「ピンが近くの止めたいアプローチ」と似ているかもしれません。
逆目のライはグリーンをオーバーした時に多いシチュエーションになります。
基本的にグリーンは奥から手前にかけて下っていますので、グリーン奥からのアプローチは下りのラインになりやすいです。
逆目のライを利用して球を上げてアプローチすることもアリかもしれませんね。
ベアグラウンドからのアプローチ
芝のないベアグラウンドからのアプローチは高確率でダフります。
バンカーから直接ボールを打ってアプローチをやっているようなものです。
対策はダフりにくい打ち方をすることです。
やり方は「ヒールを浮かせてトゥ側で打つ」です。
フェースのソール部分がインパクトの時(正確にはインパクト後ですが・・・)に地面に当たりますが、ヒールを浮かせることで接地面積を小さくして少々ダフってもクラブが抜けるようにします。
この打ち方は冬場の芝が薄い時期や雨の後のゆるい地面にも有効です。
ゴルフ練習場で練習していても効果の実感がないかもしれませんが、練習しておくことで、いざという時に使える技です。
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アプローチの成功率を上げるために
アプローチとパッティングはスコアに直結する部分で、大げさにいえば1ホール1打違うだけでラウンドでは18打違ってきます。
トッププロであってもツアーでのパーオン率(パー4であれば2打でグリーンに乗せること)は70%程度しかありません。
アマチュアゴルファー、特にハンデが高いゴルファーならパーオン率も低いので、必然的にアプローチを行う機会が増えてきます。
ですから、ゴルフ上級者は何百球もアプローチの練習をやっているのです。
それだけアプローチが大事だということでしょう。
アプローチの練習はつまらないかもしれません。
それでもアプローチには、「ランニングアプローチ」「ピッチエンドラン」「ピッチショット」「ロブショット」など色々なバリエーションがあります。
ひとつのアプローチを練習するのではなく、遊びながら色々打ってみると楽しい練習になりますよ。
『ゴルフでは小技がすべて。まず50ヤード以内のアプローチから始めよ』
~ロバート・ディクソン~
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まとめ
以上、「アプローチのダフリ!!シチュエーションとライを見極めて成功率を高める3つの対策」について、お話しましたがいかがでしたでしょうか?
今回お話した方法で100%ダフリのミスがなくなるわけではありませんが、練習しておくことで「寄せワン」の確率も増えますし、ミスからの「ダブルボギー」も減ってくると思います。
とはいえ、すべて練習が必要だとおもいます。そして、「コースで試してみる事」も大事です。
ぜひあなたもアプローチをマスターして、ベストスコアを更新してください。
ではまた・・・
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