パットにおいて重要なポイントとは「方向性」と「距離感」に分けられるのではないかと思います。
どちらも大切ですが、特にロングパットの場合には、距離感の方が圧倒的に重要になります。多少、方向性がずれても距離感が合っていれば2パットで納める確率は高められます。
つまり、スコアアップのためのパッティング攻略法としては「距離感の合わせ方を知る」ことが第一目標となります。
距離感をつかむための練習法としては、いろいろな方法が提唱されています。
体で覚えると言うとまずは手や腕の感覚のことを考えますが、肩や背骨、目の感覚も大切だったりします。
耳の感覚、音で距離感をつかむということをいう人もいます。
いろいろな方法の中で、今回はいつでもどこでも手軽にできる「パットの距離感の合わせ方」とその「練習方法」をご紹介します。
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パッと読むための目次
パットの距離感とは
パッティングの距離感とは何でしょう。
距離感とはもちろん感覚の一種です。感覚とは体の一部で感じたものが脳に伝わり、自分の中での判断を生むものです。
つまりは、手のふり幅や速さなどの動きとボールが転がる距離との関係を脳が理解して生まれるのが距離感です。
少しわかりにくいかもしれませんが、言いたいことは体の動きを感じることが先で、その経験値によってどのくらいボールが転がるのかを脳が理解するということです。
実際に体を動かして何度も打ってみることによって脳が距離感を理解するのです。
パットの距離感で悩む人の多くは、この順番が逆になっていることが多いです。
まず「頭で考えてから、この距離はこのふり幅で打つべきだ!」となってしまうと上手くいかないことが多いです。
距離感をつかむためには、まず体で覚えることが大切なのです。
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パットの距離の合わせ方のコツ
今回「パットの距離の合わせ方」とその練習方法を教えてくれるのは、ティーティングプロの吉本巧氏です。
吉本巧プロはネットなどでレッスン活動を行われており、とても分かりやすいと高評価を得ています。
今回は実にシンプルだけれども、効果抜群の必見のレッスンです。是非チェックしてみてくださいね。
吉本巧プロのパターの距離感をつかむ簡単練習法
パットの距離感を掴む練習法のポイント
まずスティックを用意して目印として置きましょう。代わりにクラブでもいいです。
自宅のパターマットで練習する場合は、マットの平らな部分の端に目印のスティックを置きます。
あとは、目印のスティックの手前でボールが止まるように打っていくだけです。
カップインには様々なパターンがあり、同じようにカップインした場合でも打った距離は違っている場合があるので、カップインをさせることを目標にするのは距離感を養う練習には適さないのです。
カップインさせるのではなく目印のギリギリ手前で止める練習をすることによって体に距離感を養っていくことができます。
1球目から2球目、3球目と前に打った球よりも良い成績を残そうという意識で練習をしていくことで距離感を養うことができます。
パットの距離を合わせる練習方法としては、とても基本的な練習方法ですが、ラウンド前の練習グリーンでやってみるのも効果的ですよ。
実際に試してみました
実際に自宅で試してみました。
このパットの距離を合わせる練習のいいところは、自宅のパッティングマットでもできるところです。
ボクは今までこのマットでカップインさせる練習ばかりして満足していました。
確かに吉本プロの言われる通り、このマットでカップインする時のボールの入り方の強さは様々です。
これでは一定の距離感で打つ練習にはなっていません。
とくに練習マットはカップの前で登り傾斜になるよう作られているのでなおさら距離感の練習には向きません。
吉本プロの教え通り傾斜の直前に目印を置いて練習です。
「これは難しい~!」
一定の距離を正確に打つ、つまり距離を合わせて打つということがいかに難しいかがよくわかります。
パットの距離が合わない方は、この練習を繰り返していけば、正確な距離感をつかむことができそうです。頑張って練習します。
>>ロングパットの距離感は「【ノーカンの人必見】ロングパットの距離感を掴む5つのコツ」で詳しくご説明していますので、あわせてご覧ください。
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まとめ
吉本巧プロによるパッティングの距離感をつかむための練習方法を紹介するレッスン動画でした。
距離感はまず、体で覚えこむということなのです。そのためにはパットを打って、打って打ち続けるしかありません。
実に地味でシンプルな練習ですが、確実に効果はあります。
こんな地道な努力を積み重ねられるかどうかが、パット名人になれるかどうかの分かれ道なのでしょうね。
頑張って地道な練習を積み重ねて、パットの距離感を自分のものにしてください。
パットの距離感がつかめればスコアは大きくアップします。頑張って練習しましょう!!
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