「アイアンショットの精度が悪い…」
「アイアンショットが安定しない…」
「肝心なところで、アイアンがダフる・トップする…」
こんな悩みを持っていませんか??
ティーショットが成功しても、グリーンを狙うアイアンショットで大ミスをしていたのでは、まとまるスコアもまとまりません。
また、ナイスショット後の大ミスショットでは、ラウンドのリズムも悪くなります。
ということで、今回は「アイアンショットの精度を高めるコツ」をご紹介します。
ニック・ファルドやアーニー・エルス、ミシェル・ウィーら超一流プロゴルファーの指導者としても有名なデビッド・レッドベターも推奨するこの方法なら、あなたもアイアンショットの精度は確実に上がるはずです。
スポンサーリンク
パッと読むための目次
アイアンショットの精度を高めるコツ
アイアンショットの精度を上げる高めるために絶対に必要なこと…、
デビッド・レッドベターはこう教えています。
つまり、アイアンショットでは、アドレスのままの前傾角度でインパクトを向かえることが重要ということです。
トップで身体が伸び上がったり、逆に頭が下がったりするアマチュアゴルファーは少なくありません。
その帳尻を合わすために、インパクトで身体を沈み込ませたり、伸び上がったりすることで、ダフリやトップの大きなミスを誘発してしまうのです。
ティーアップして飛距離を求めるドライバーショットでは、インパクトでアドレスよりも前傾角度が若干伸び上がることはあります。
しかし、正確性を優先するアイアンショットでは、インパクトでも前傾姿勢を変えずに静かにスイングすることをレッドベターは推奨しているのです。
スポンサーリンク
アドレスのままの前傾角度で振るためには
股関節から前傾する
アドレスのままの前傾角度をインパクトまでキープするためには、はじめに前傾姿勢を固めることが必要となってきます。
両股関節に両手を当て、股関節から前傾するようにし、その姿勢をしっかり体に覚え込ませましょう。
鏡やガラスに映る自分を見ながら、アドレスの前傾姿勢をとってみるのも、客観的に自分のアドレス姿を視ることができるので、とてもおススメです。
デビッドレッドベターは、スイング中の前傾角度をキープする方法として、次のドリルを紹介しています。
- 正しい前傾姿勢のアドレスをとる
- 左手一本でクラブを地面に押し付けるように持つ
- 右手一本でトップからインパクトまでの素振りを繰り返す
トップまで上げた右手がインパクトに戻る際に、アドレスを同じ位置に戻るようにすることで、前傾角度をインパクトまでキープしてスイングするイメージを掴むことができます。
前傾角度をキープするコツ
スイング中の前傾角度を保つための「おすすめの方法」をもう一つご紹介します。
(※ すでに、このサイトで何度もお伝えしていることですが、とても大切なことなのでお伝えしたいと思います。)
それは、身体のどこか1点を意識して、その部分が上下左右に動かないようにスイングすることです。
その結果、アドレスでの前傾角度をキープしたままスイングすることができるようになります。
この意識するポイントは「(後頭部下の)首の付け根」です。
この「首の付け根」はスイングの軸となる部分です。
賞金王にもなった片山晋呉プロのコーチを務めたこともある江連忠プロは、レッスンにおいて、このような旨の指導をしています。
スイング中に頭を動かさないようにというレッスンは間違い。
スイング中に「首の付け根」が動かなければ上下動は起きない。
つまり、スイング中に「首の付け根」を上下左右に動かさないようにすることで、自然と前傾姿勢をキープすることができるようになります。
この「一点意識法」は、ダフリトップを防ぐ方法としてもとても効果的ですので、ぜひ試してみてください。
スポンサーリンク
まとめ
以上、世界のレッドベターが推奨する「アイアンショットの精度を高める3つのコツ」をご紹介いたしました。
アイアンショットの正確性を高めるためには…、
- 前傾姿勢を固めること
- アドレスからインパクトまでスパインアングル(前傾角度)を変化させないこと
そして、「前傾角度」をキープするには…、
首の付け根に意識を集中し、首の付け根がスイング中に上下左右に動かないようにすること
2人の超一流ティーチングプロが示す「3つのポイント」に注意しながら、スイングを行うだけで驚くほどアイアンショットの精度が上がりますので、ぜひ試してみてください。