「コースに出ると、力が入ってしまって良いスイングができない…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
視覚的にも、メンタル的にも、環境的にも、ラウンドと練習場では違いがあります。
私も「何で練習場では、上手くボールを打てるのに、コースでは考えられないようなミスが出るのだろう…」と悩んだものです。
コースに出て、練習場と同じようにスイングができるようになれば、確実にスコアアップにつながります。
では、コースに出て、練習場と同じようにボールを打つためにはどうしたら良いのでしょうか?
練習場で打っているようないつもの自分のスイングに少しでも近づきたいなら、ショットを打つ前の素振りが重要です。
そして、素振りの中でも効果的なものが「スリーステージスイング」です。
「スリーステージスイング」とは、トッププロも採用しているルーティーンであり…、
- リズムが安定するので再現性の高いスイングをしやすい
- 力みがとれるので、スイング中に無駄な動きが入らない
- 力が抜けることでヘッドが走りやすくなる
など多数のメリットがあります。
練習場でいつも打っているようなスイング、もしくはそれ以上のスイングを本番のラウンドですることができます!
今回は、この「スリーステージスイング」のやり方について紹介します。
パッと読むための目次
一流のトッププロも採用している素振り
ショットを打つ前のルーティンに素振りを取り入れているのは、アマチュアゴルファーだけでなく、一流のトッププロも同じです。
50歳を迎えてなお男子ツアーで強さを見せる谷口徹プロは、ショットを打つ前のルーティーンとして、両手を離してクラブを持つ素振りをしています。
イ・ボミプロは、ボールを打つ前のルーティーンとして小さな素振りをしていますね。
ボールを打つ前の素振りは、無駄な力みをとり、スイングを安定させるという効果があるからです。
ですから、力みやすいアマチュアゴルファーは、特にボールを打つ前に素振りをした方がよいです。
本番だけではなく、常日頃から、練習場でもショットを打つ前のルーティンに「素振り」を取り入れるようにすると、本番のラウンドでも無意識に素振りをすることができます。
イ・ボミ選手の凄すぎるプレショットルーティンはこちらからご覧いただけます。
スリーステージスイングのやり方と効果
アマチュアゴルファーがボールを打つ前にするルーティーンとして、オススメなのが「スリーステージスイング」です。
「スリーステージ(三段階)スイング」とは、小さなスイングから徐々に大きくしていく素振りの方法です。
やり方は、簡単です。
まずは、ハーフスイングで(トップが腰まででフィニッシュも腰までのスイング)素振りをします。
ハーフスイングのフィニッシュから、今度は、スリークォータースイングで素振りをします。
スリークォータースイングのフィニッシュから、今度は、フルスイング(の大きさ)で素振りをします。
ハーフスイング ⇒ スリークォータースイング ⇒ フルスイングの三段階のスイングを連続して素振りをします。
時間はかけずに、リズムよく、ゆったりと、連続して、流れるようにスイングすることがポイントです。
三段階素振りにこだわる必要はありませんが、このような連続素振りをすることで、リラックス効果やリズムが安定するという効果が期待できますのでオススメです。
まとめ
本番のラウンドにおいて、ショットを打つ前は、「ミスをしたら嫌だなあ…」、「距離が届くかなあ…」などといろいろなことを考えるので、緊張状態になってしまいがちです。
精神的な緊張は、体にも影響します。
体の筋肉は固まりやすく、動きもぎこちなくなってしまいますよね?
そのような、緊張をほぐすという意味でも素振りは重要です。
素振りをすることで、
- スイングのリズムを安定させる
- 再現性の高いスイングができる
- リラックス効果によってヘッドが走る
など、飛距離、方向性ともに良い効果があります。
練習場では上手く打てるのに、本番では力んでしまってミスばかり…
このような人は、今回紹介した三段階素振りをぜひ、試してみて下さい!
最初は大きな変化を感じないかもしれませんが、必ず小さな成長があるはずです。
小さな成長を積み重ねることがゴルフ上級者になるための近道なのです。
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