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利き目とは？
人には利き腕や利き足と同じように、利き目というものが存在します。
人は物を目で見るとき、効き目を軸にし、反対の目で効き目を補うように物を立体化しています。
効き目は日常でも使用していますが、スポーツでは特に重要になります。
例えば、野球のバッターを想像してください。
バッターボックスでピッチャーの投げるボールを見るとき、効き目をピッチャー側に向けてボールを見る方がボールの動きが負いやすいというデータがあります。
つまり、効き目が右目の人は左バッターボックスに立つ（左打ちをする）方が、ボールの動きが負いやすくなるということです。
ダーツやアーチェリーなど、狙いを定める競技であれば、もちろん効き目で狙う方が良いと言われています。
利き目の調べ方
pixel2013 / Pixabay
効き目は自宅で簡単に調べることが出来ます。
次の手順通りに行うだけですぐにあなたの「効き目」が分かります。
- 左右どちらの手でも良いので、親指と人差し指で円「OKサイン」を作る。
- OKサインをしたまま、腕を伸ばす。
- OKサインの中に、数メートルはなれた基準となる動かないもの（壁掛け時計や棚の上の置物など）が、おさまるように両目で見る。
- 両目で見えているOKサインの中の対象物を、左右の目で交互に見る。（左右の目を交互に開けたり閉じたりする。）
片目で見ると、左右どちらかの目はしっかりとOkサインに対象物がおさまりますが、反対の目はOKサインから対象物がずれてしまいます。
しっかりと対象物がおさまっている目があなたの「効き目」です。
利き腕と効き目の関係
左右どちらの腕が利き腕なのかと、左右どちらの目が効き目なのかを調べたデータです。
- 利き腕が右で利き目が右（割合74％）
- 利き腕が左で利き目が左（割合16％）
- 利き腕が右で利き目が左（割合8％）
- 利き腕が左で利き目が右（割合2％）
日本人の7割は右目が利き目だと言われています。
このデータから見ても、右利きの人のほとんどは効き目が右目だということが分かります。
そして、ゴルフの場合は利き腕と効き目の関係ではなく、「右打ちか左打ちかと効き目の関係を考えることが大切です。
利き目が及ぼすゴルフへの影響とは？
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右打ちゴルファーで効き目が右目
まずアドレスです。
右目が効き目の人は、どうしても右目でゴルフボールをとらえるため、アドレス時点で少し体が開き気味になりがちです。
トップの位置は体が開き気味のため、低いトップになってしまいます。
無理に大きなトップを作ろうとしても、効き目である右目がボールをとらえられなくなります。
さらに、ダウンスイングでは低くなってしまったトップの影響で、右肩が下がってしまう傾向があります。
結果的に、効き目が右目の人は、スライス系（左に出て右に大きく曲がっていくボール）のボールが出やすくなります。
なんだか良いとこがない効き目が右目ゴルファーですが、メリットもあります。
頭を残すのが得意な点です。
頭を残すことが得意となる右目が効き目の人は、体を開かない構え型と、高いトップ位置を作ることを意識しましょう。
右打ちゴルファーで効き目が左目
先ほどとは反対で、左目が効き目の場合は、結果的にはフック系（右に出て左に大きく曲がっていくボール）のボールが出やすくなります。
右目の人とは反対に、左目の人は高いトップを作りやすいというメリットがありますが、反対に頭が動きやすくなってしまいます。
頭の残しを意識したスイングが大切となってきます。
パターは効き目を使って
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効き目が影響を及ぼすのはショットだけではありません。
パターでも効き目の使用方法が重要になります。
まずはラインをよむときは、思い切って効き目だけで見てみましょう。
高低差や芝目などが、両目で見るよりも一目瞭然に見えるはずです。
パターを構える際は、利き目がどちらであってもパターでのボールの位置は「目の真下」が基本となります。
「目の真下」にボールを置くことで目のラインと目標ラインが平行になり、まっすぐボールを打ち出しやすくなります。
ただし、効き目が右目の人はスタンス中央に、効き目が左の人は「効き目」である左目の真下に置くほうが、パッティングがスムーズになります。
まとめ
あなたのゴルフが上手くいかない理由は効き目を無視しているからかもしれません。
利き目を無視したゴルフスイングやアドレスは、ムダな動きを誘発します。
ぜひ自分の利き目を知り、効き目に合ったゴルフスタイルを手に入れてください！
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