「かなり練習をしているのに、飛距離もアップしないし、方向性も安定しない…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
練習しているのに、飛距離も方向性も上がらない場合、その原因は様々ですが、もしかしたら、グリップの握り方を変えるだけで、スイングが安定し、飛距離も方向性もアップする可能性があります。
ちょっと待ってください!!
「自分はできている!」と思っている人ほど、できていないのがグリップです。
だから、今一度、再確認してほしいのです。
事実、私も、ゴルフを始めて少し経った頃に、伸び悩んでいたのですが、グリップの握り方を見直しただけで劇的に飛距離と方向性が改善したことがあります。
グリップの握り方を変えるだけで、
- フェイスローテーションがしっかりとできるようになり、飛距離が伸びる
- スイングの軌道が安定する
などのメリットがあります。
今回は、「正しいグリップの握り方とグリップの強さ」について紹介します。
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パッと読むための目次
飛距離が出る!?グリップの握り方3つのポイント
グリップを強く握るから飛距離が伸びない
グリップについて、絶対的に気をつけなければならないのは、「グリップを強く握らない」ということです。
ヘッドスピードを上げるためには、クラブを棒ではなく、ムチのようにしならせることが大事です。
グリップを強く握ると、クラブがムチではなく棒になってしまいますから、しなりがなくなり、ヘッドスピードが上がりません。
「私は、グリップを柔らかく握っているよ!」という人でも、グリップの強さが強すぎる可能性があります。
ベテランゴルファーでも飛ばそうと思うと、ついついグリップを強く握ってしまいます。
それくらい、グリップは強く握ってしまいがちなのです。
では、どれくらいの強さで握れば良いのでしょうか?
「小鳥を両手で持つようにクラブを握る」
と言ったのは、PGAツアー通算82勝したサム・スニード。
ただ、軽く握りすぎてもクラブがぐらついてしまいますから、クラブがぐらつかない程度に軽く握るというのが正解ではないでしょうか。
「グリップの握る強さ」については、こちらでかなり詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。
左手の小指、中指、薬指はしっかりと握る
「グリップを軽く握る」と言っても、中々適切な強さでグリップを握ることができなかったゴルファーが…、
「左手の小指、中指、薬指の三本をしっかりと握る」
というレッスンを受けただけで、適切なグリッププレッシャーで握ることができるようになったというケースがあります。
グリップを軽く握るという意識より、左手の3本だけ強く握るという意識にすることで、左手3本以外のグリップの力が抜けて適切なグリップの強さになったということですね!
違う観点で見れば、左手の小指、中指、薬指だけは強く握っても問題ないということです。
左手グリップの握り方に自信がないあなた!こちらでかなり詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。
右手のV字は必ず締める
ゴルフのグリップには、様々な種類があります。
オーバーラッピンググリップ、インターロッキンググリップ、テンフィンガーグリップなどがありますね。
このあたりを変えてみるのもひとつの手ですが、グリップにおいて共通して重要なのは、「右手の親指と人差し指でできるV字は必ず締める」ということです。
右手の親指の腹と人差し指の内側でクラブを挟むように握ります。
右手の親指と、人差し指が離れてしまうと、トップでクラブがグラグラと不安定になります。
ゴルフスイングにおいて重要なのは、再現性の高いスイングをすることです。
トップでいつもクラブがグラグラとしていては、再現性の高いスイングなんて出来ませんよね?
右手のV字は、昔から多くのプロゴルファーが重要視しているポイントです。
あなたが、いくら練習してもゴルフが上達しないと悩んでいるなら、まずは、「右手の親指と人差し指でできるV字が締まっている」かどうかを確認してみましょう!
右手グリップの握り方に自信がないあなた!こちらでかなり詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。
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まとめ
今回は、グリップについて解説しました。
- グリップは強く握らない(左手の小指、中指、薬指はむしろ強く握る)
- 右手の親指と人差し指でできるV字は必ず締める
練習しても中々上達しないという人は、この2点だけでもチェックしてみて下さい!
もしかしたら、グリップを変えるだけで劇的にゴルフが上手くなるかもしれませんよ。
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