アプローチのミスが激減するウェッジの選び方3つのポイント

「結構な頻度でゴルフをやっているのに、アプローチのミスが減らない…」

このような悩みを持っている人はいませんか？

私もそうでしたが、アプローチが下手だと、「ざっくりしそうだな・・」とか「カツーンってトップしそうだな」などとマイナスのイメージしか浮かんでこなくなるので、アプローチをするのが怖くなってくるのですよね。

このようにアプローチでミスすることが多い人は、ミスのイメージが常に頭の中にあるので、自信を持ってアプローチをすることができません。

常に「ミスするかも…」という気持ちで打っているので、精神的にもミスを誘発する状態になっているのです。

自信を持ってアプローチが打てるようになれば、ミスも減り、寄せワンをとれるようになるので、スコアアップが期待できます。

そして、自信を持ってアプローチをするためには、とにかく練習量によって自信を持つことが一番重要ですが、もうひとつの方法として、ウェッジを変えてみるというのも良いかと思います。

ウェッジにも難しい、易しいがあります。

難しいウェッジから易しいウェッジに変えることで、アプローチに自信を持てるようになるかもしれません。

今回は、「クラブを変えるだけでアプローチのミスが減る！やさしいウェッジを選ぶポイント」について紹介します。

やさしいウェッジとは？

やさしいウェッジは、ゴルフを簡単にしてくれます。

やさしいウェッジとは、ミスに対する許容範囲が広いクラブです。

では、やさしいウェッジとはどのような特徴があるのでしょうか？

やさしいウェッジを選ぶ基準は次の3つです。

• クラブフェイスの大きさ
• バウンスの大きさ
• ロフトの角度

クラブフェイスの大きいウェッジの方がやさしい

クラブフェイスの大きいウェッジを選ぶメリットは、ミスに対する許容範囲が広いという点です。

アマチュアゴルファーは、芯で打てる確率はかなり低いです。

簡単に言うと、芯で当たらなかった時に、そこそこの結果がでるウェッジがやさしいウェッジということになります。

そのような点で、クラブフェイスの大きいウェッジはやさしいウェッジであると言えます。

また、ウェッジのクラブフェイスが大きいと多少軌道がズレても当たりそうなイメージを持てるので安心感があります。

このような精神的なメリットも、クラブフェイスの大きいウェッジのメリットですね。

バウンス角の大きいウェッジはバンカーショットにやさしいのです

バウンスとは？

シャフトを垂直にした時に、地面に設置する部分。「リーディングエッジ」から後ろ側に出っ張っている部分を「バウンス」と言います。

サンドウェッジを始めとするウェッジは、元々、バンカーショットの際にクラブフェイスが下に潜らないように開発されたアイアンです。

そして、クラブフェイスが砂の下に潜りこまないようにバウンスがつけられたのです。

バウンス角が大きいと何故やさしい？

バウンスの最大の効果は「クラブが地面に突き刺さりにくくなること」です。

クラブが地面に突き刺さるミスと言えば、ざっくりですよね。

バンカーショットにおいて、バウンス角が大きいウェッジを使うことにより、クラブフェイスが砂に潜りづらくなるので、エックスプロージョンショットがやさしく打てるのです。

ちなみに、12度～16度くらいのバウンス角がハイバウンスと呼ばれ、バウンス角が大きいクラブであるということになります。

ですから、バンカーショットが苦手な人は、バウンス角が大きなクラブがいいと言うことになります。

しかし…、

バウンス角が大きい方がやさしく打てるのは、バンカーショットの場合です。

バウンス角が大きいクラブは、その分、リーディングエッジが地面から浮いてしまいます。

なので、バウンス角の大きいウェッジを普通に構えてアプローチする場合は、トップのミスが出やすくなります。

バウンス角の大きさは、その用途に応じて、変えた方がいいのです。

ロフトの角度があるクラブはやさしい？

アプローチ用のウェッジとしては、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジの3本が主流ですが、今ではロフト角「60度」を超えるロブウェッジなど、アプローチ用で「高い球」を打つ専用のウェッジも市販されています。

しかし、アプローチは、球を高く上げればあげるほど距離感が難しくなり、ピンに寄る確率も低くなりますし、なにより、転がした方がカップインする確率は高くなります。

アプローチは「転がし」が基本です。

アプローチは、ロフトの少ないクラブの方が「大ケガ」は少なくなります。

一番ケガが少ないアプローチ用のクラブは「パター」です。

あえて難易度の高いクラブを選択し、難易度の高いショットをする必要はありません。

「ウェッジの選び方のポイント」については、こちらでさらに詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

アプローチのウェッジはどう選ぶ？ウェッジの選び方5つのポイント

2017年2月15日

まとめ

どのウェッジが最適であるかという問題は、個人差があるので何とも言えませんが、一般的には…、

• クラブフェイスが大きい
• バウンス角が小さい
• ロフト角が少ない

という特徴があるウェッジの方がミスに対する許容範囲が広いと言われています。

アプローチのミスが多い人は、ウェッジをやさしいウェッジに変えるという方法を試してみてください！