「短い距離のアプローチに限ってあり得ないミスをしてしまう」
「短い距離のアプローチを打つのが怖くて、いつもパターに頼ってしまう」
このような悩みを持っている人はいませんか?
私も、以前はアプローチが苦手で、ザックリ、トップを繰り返し、グリーン周りで行ったり来たりを繰り返していました。
あまりにも、アプローチのミスが多いのでパターで30ヤードくらいのアプローチをしていた時期もありましたが、グリーンに乗せることはできても、ベタピンに寄せることは難しいですよね。
グリーン周りからの短いアプローチは、アマチュアゴルファーでも寄せることができるアプローチですが、意外とミスをしてしまう距離でもあります。
このような短いアプローチを簡単に打てるようになれば…、
「寄せワンがとれるようになり、無理にパーオンを狙わずに手前から攻めることができる」
というメリットがあります。
現に、ゴルフが上手い人は、15ヤードくらいのアプローチを簡単に打ち、寄せてきます。
全米初のティーチングプロとして活躍し、ゴルフレッスンの神様と呼ばれたハーヴィー・ペニックもこう言っています。
「ショートゲームの練習こそスコアを5つ縮める練習である」
~ ハーヴィー・ペニック ~
今回は、簡単に短いアプローチを寄せる方法を紹介します。
パッと読むための目次
短い距離のアプローチが下手な人の特徴
短い距離のアプローチが下手な人の特徴として…、
- バックスイングが小さいく、インパクトだけ急加速する
- バックスイングが大きく、インパクトで緩んでしまう
- 手首を使いすぎて、しゃくり上げる
などが挙げられます。
このような原因を改善するためには、右手の力をできるだけ使わず、左手主導のスイングを身につける必要があります。
アプローチが劇的に上手くなる3つのポイント
ランニングアプローチでも、ピッチエンドランでも、ショートアプローチの基本となるイメージは次のとおりとなります。
シャフトと左腕を一直線に
15ヤードほどの短いアプローチは、左腕主導で打つことが重要です。
そのためには、まずアドレスが重要ですね。
アドレスはハンドファーストでアドレスし、グリップは左ももの前、スタンスは出来る限り狭くします。
ここで重要なのは、左肩、左腕、シャフトが一直線になるような形でアドレスすることです。
左肩、左腕、シャフトが一本の棒になるようなイメージですね。
右手首は固定する
アプローチでミスが多い人、アプローチが苦手な人、アプローチでの距離感が悪い人…、すべての人に共通する「クセ」は、
アプローチのスイング中に「右手首の角度」が変わってしまうことです。
手首を使いすぎると、入射角が鋭角になりすぎたり、逆にコックをほどき過ぎたりして、ミスが多くなります。
15ヤード程度のアプローチは、そもそもボールを高く上げる必要がありませんから、右手首の動きを抑えて、アドレス時の手首の角度を保ったまま打った方が、打点が安定し、ミスも激減します。
ほうきではくようにスイング
アプローチは飛ばす必要がないので、スイング中の体重移動も必要ありません。
また、インパクトを1点に集中させ、打ち込むようなスイングだと、打点がシビアになり少しずれただけでザックリなどの原因となります。
ですから、ボールの手前からほうきではくようなイメージでスイングをした方が、入射角が緩やかになり、安定したスイングになります。
さらに、アプローチを極めたいあなたは、アプローチのコツをまとめた「アプローチ完全攻略マニュアル」をご覧ください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
15ヤードほどの短いアプローチは意外とミスが出る場面です。
でも、打ち方さえ間違えなければ、15ヤードのアプローチは簡単です。
ポイントは…、
- ハンドファーストでアドレスし、左肩、左腕、シャフトが一直線にアドレス
- アドレス時の右手首の角度をスイング中はキープすること
- 打ち込むようなスイングではなく、体重移動をしないでほうきではくようなスイングをすること
です。
このような打ち方なら、ミスも減らすことができ、方向性が良くなるので、寄せワンの確率もグーンとアップするはずです!
寄せワンがとれるようになってくれば、あなたのゴルフのスコアが劇的に良くなってきます。
ゴルフのスコアアップには、15ヤードのアプローチが重要なのです。
短い距離のアプローチで悩んでいる人は是非、試してみて下さい!
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