「グリーン周りで肝心な時にザックリしてしまう…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
ザックリとは、アプローチショットでボールの手前の芝を叩いてしまうミスショットです。
ピンに寄せる大チャンスであるグリーン周りのアプローチでザックリして、ボールはほとんど飛んでいない…
こんな状況は、恥ずかしいし、辛いですよね?
ゴルフをやっている人なら経験したことがあると思いますが、ザックリした後の打ち直しは、またザックリしてしまいそうな気がして精神的に緊張します。
そして、もう一度ザックリをする…
私も経験したことがありますが、このようなパターンが意外と多いですよね?
ザックリしないようになると、
- グリーン周りのアプローチが怖くなくなるので、精神的に楽になる
- チャンスを活かせるようになり、寄せワンが増えるからスコアがアップする
というメリットがあります。
「急激な進歩を遂げたいのなら、練習の90%をショートゲームの練習にあてるべきだ」
~ ゴルフレッスンの神様 ハーヴィー・ペニック ~
今回は、ショートゲームでザックリしない方法を紹介します。
パッと読むための目次
ゴルフのアプローチ「ザックリ」の原因は4つ!
ザックリのミスを改善するためには、ザックリの原因を知ることが重要です。
左足体重が重要
アプローチでボールを上げたいという意識が働くと、すくい打ちになりやすくなります。
すくい打ちになることで、右足体重になり、ザックリの原因となります。
左足体重をキープすることが、ザックリの対策として有効です。
スイング中の上下動はNG
これは、アプローチショットに限ったことではありませんが、スイング中の上下動が大きいとインパクトが不安定になります。
上下動が大きいかどうかは、自分ではわからなかったりするのですが、ひざが動くなど下半身が原因で上下動が起きる人、頭や体がツッコむなど上半身が原因で上下動がおきる人、その原因は様々です。
ですから、
- 人に頭を抑えてもらいながら、アプローチショットを打つ練習
- 頭を壁につけたまま素振りをする練習
など強制的に頭が動かないようにした中で練習すると、何が原因で上下動がおきるのかを体感できるのでオススメです。
手首を使いすぎていないか?
手首を必要以上にこねることで、打点が不安定になり、ザックリの原因となります。
手首を使いすぎていないか確認する方法があります。
15ヤード程度の距離の短いアプローチをします。
ボールを打ったらフォローで止めます。
フォローで止めた形をそのままアドレス時に戻して、手首の形が変わっていないかチェックしましょう。
手首の形がアドレス時と比べて変わっていれば、手首を使いすぎていると言えます。
ボールの位置をチェックする
ボールの位置を左に置きすぎていないかをチェックします。
ボールの位置は、極端な右足寄りも良くありませんが、基本的には重心よりも右側にあるべきです。
アプローチの上達方法はこちらで詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
ザックリを克服するためには、ザックリの原因となる体の動きを矯正するしかありません。
ザックリが起きる主な原因とは、
- 左足体重になっていない
- 上半身が上下に動く
- 手首を使いすぎている
- ボールの位置が左すぎる
などがあります。
ザックリが多い人は、この4つのザックリの原因のうちいずれかに当てはまっているのではないでしょうか?
ひとつひとつ、改善方法を試していくことがザックリを防止するために重要ですね。
ザックリは、精神的にもショックが大きく、繰り返すミスです。
ザックリをすることがなくなれば、グリーン周りのアプローチに不安がなくなり、自信を持ってアプローチをすることができるはずです。
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