「あの人みたいに、寄せワンが取れればゴルフのスコアが相当よくなるだろうな…」
こんな風に思ったことはありませんか?
私もゴルフを始めたころは、パーオンしなければパーをとれませんでしたから、「ゴルフが上手い人は、パーオンばかりしているのだろうな…」と思っていました。
でも、実際にいろいろな人とラウンドしてみると、ゴルフが上手い人はパーオンしなくてもパーがとれるからゴルフが上手いのだということがわかってきました。
30ヤード以内から寄せワンがとれるようになってくれば、
- 無理にグリーンを狙わなくても良くなるのでコース戦略が上手くなりスコアがアップする
- アプローチが楽しくなる
というメリットがあります。
ゴルフが上手い人たちは、確かにアプローチのスキルも高いのですが、実は「寄せワン」をとるための準備をしているのです。
ということで、今回は、寄せワンをとるための3つの準備を紹介します。
パッと読むための目次
アプローチで寄せワンをとるための3つの準備
状況確認を的確にする
ライの状況
アプローチを成功させるためには、ボールがある場所のライの状況確認が重要です。
- ボールの下に隙間があるか
- ボールがある場所の傾斜はどうなっているか
このようなボールがあるライの状況によって適した打ち方が違ってきます。
中嶋常幸プロは、「ライの状況確認がすべて」と言い切っているくらい、アプローチの成否を分ける重要な要素なのです。
ボールの落としどころの状況
ボールの落としどころの状況が重要です。
- ボールを落としたい場所の傾斜はどうなっているか
- ボールを落としたい場所の地面の硬さはどうなっているか
- グリーン全体の傾斜はどうなっているか
寄せワンをとるためには、このような状況確認をしっかりとして置かれている状況に最も適した打ち方を選択することが重要です。
石川遼プロは「アプローチのポイントは”落としどころ”に集中する」というくらい、この「落としどころ」は重要となります。
アプローチ前の素振りを丁寧に
プロゴルフの中継を見ていると、ボールの落としどころ、ボールの転がりををイメージしながら何度もアプローチの素振りをしているシーンを見たことがあるかと思います。
寄せワンをとるためには、ショットを打つ前の素振りがとても重要なのです。
素振りをしない人、適当に素振りをする人が多いですが、アプローチこそ素振りが重要です。
まず、注意したいのが、「実際にボールを打つのと同じように素振りができているか?」という点ですね。
適当に素振りをしてもあまり意味がありません。
しっかりと、実際にボールを打つ時と同じ振り幅、スイングのスピードでイメージしたボールがイメージした弾道とスピードでカップに吸い込まれるのを想像して、丁寧な素振りをしましょう。
ボールがある場所の微妙な傾斜や、芝の抵抗は実際に素振りをしてみないとわからないということも素振りをする大きなメリットですね。
アプローチの前の「3回素振り」で距離感を掴む!
そして、アプローチにおいて最も重要だと言われているのが、距離感です。
自分のイメージしたボールが打てたとしても、イメージの時点での距離感が間違っていたら、ボールはカップに寄っていきません。
距離感を合わせるためにおすすめなのが、「3回素振り」をするというルーティーンです。
1回目の素振りは、自分が落としたい場所よりも少しショートするような振り幅で素振りをします。
2回目の素振りは、逆に自分が落としたい場所よりも少しオーバーするような振り幅で素振りをします。
3回目は、1回目と2回目の中間の振り幅とイメージで素振りをします。
このようなイメージで素振りをすると、距離感が合わせやすいので是非試してみて下さい!
まとめ
以上「アプローチを成功させるための3つの準備」をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
アプローチが上手くなるポイントを考えると、ひとつは、打ちたいボールを打てる技術が必要です。
この点に関しては、練習あるのみですね。
そして、今回紹介した寄せワンをとるための準備です。
寄せワンをとるための準備とは、
- ライの状況確認
- 落としどころの状況確認
- 素振り
です。
このような打つ前の準備をしっかりとできるかどうかで寄せワンをとれる確率が大きく違ってきます。
スロー―プレーは良くありませんが、アプローチに関してはある程度時間をかけるべきです。
今回紹介したアプローチを打つ前の準備を参考にしてみてください。
コメントを残す