「あの人は、いつも難しいライから寄せてくるな・・」
そういう人は、スコアがいいはずです。
でも、大抵のゴルファーは難しいライに行った時点でほぼ諦めの境地に立たされます。
「簡単なライからならそこそこアプローチに自信があるけれど、難しいライに行ってしまうと必ず失敗する」
このような悩みを持っている人はいませんか?
ゴルフ初心者に限らず、上級者にも多い悩みだと思います。
難しいライからのアプローチが上手になれば、
- ピンチをチャンスに変えることができる
- セカンドショットを思い切って攻めて行ける
というメリットがあり、難しいライから寄せる技術をつければもうゴルフ上級者と言って良いレベルになれます。
今回は、難しいライから寄せるためのポイントを紹介します。
パッと読むための目次
難しいライはマネージメントが大事
難しいライからのアプローチは、マネージメントが重要です。
マネージメントとは、ライの状況とグリーンの状態を見極め、ライがどのような状態でグリーンがどのような状態だから、どのように打つのが最善なのかを考えることです。
ライの状況を見極める
まずは、ライの状況を確認します。
ボールがラフに埋まっているのか?浮いているのか?
このように、ラフにあるボールの状態を見極めます。
浮いていればボールを上げるアプローチができますが、沈んでいる状態で上げるアプローチをするとミスの原因になります。
中嶋常幸プロは「ショットの成否はライの見極めである」と断言しているくらいです。
では、具体的に確認すべき事項をみていきましょう!
ラフの深さ
ラフが深いと、当たり前ですが、芝の抵抗によりミスショットの可能性が高くなります。
また、ボールとクラブの間に芝が入ることでスピン量が減ります。
つまり、通常よりも転がる可能性が高いということです。
傾斜はどのような状況か
ボールがある場所の傾斜も重要です。
左足上がり、左足下がり、つま先上がり、つま先下がりなど傾斜の状況によって、打ち方を変えていくことが重要です。
ボールの下の芝の長さは長いのか短いのか
ボールが芝に埋もれていないからと言って安心してはいけません。
ボールの下の芝が長いと、ボールの下をすくってしまう「だるま落とし」のようなミスが出やすくなります。
このように、「ライの状況」は、いろいろあります。
どのようなライの状況であるのかを見極め、それに対応した打ち方をしなければ、難しいライから寄せることは難しいでしょう。
グリーンの傾斜を読む
ライの状況が確認できただけでは、不十分です。
ライの状況確認が終わったら、今度は、「ボールの落としどころであるグリーンの状況」の確認を行います。
グリーンの傾斜、固さ、スピードをしっかりと確認しましょう。
アプローチは落としどころが重要です。
自分がイメージしている弾道と、グリーンの状態を考慮して落としどころを決めましょう。
アプローチこそ素振りが大事
「ライの状況」と「グリーンの状態」を考慮して、自分が打ちたいアプローチの「弾道」と「落としどころ」が決まったら、「素振り」をします。
しっかりと落としどころに落として、カップにボールが寄っていくイメージをしながら素振りをします。
重要なのは、ボールと同じライから素振りをすることです。
本番と同じように素振りをすることで、本番では素振りのように打てるはずです。
アプローチこそ素振りが重要です。
通常のショットで1回素振りをする人なら、アプローチでは3回は素振りをするようにしましょう。
フルショットでないアプローチは振り幅も考えなければならないので通常のショットよりも多く素振りをしないと、振り幅を間違えるなどのケアレスミスが出ます。
まとめ
難しいライからのアプローチが上手くなれば、ピンチをチャンスに変えることができます。
ライが難しければ難しいほど、マネージメントが重要です。
ライの状況とグリーンの状態を見極めてどのような打ち方が一番寄る打ち方なのかを考える力が大切です。
あとは、素振りですね。
本番と同じライから同じイメージで素振りをすることで成功率が上がります。
難しいライほど素振りをたくさんするべきです!
ゴルフな上手な人ほど、難しいライからのアプローチは時間をかけます。
スロープレーにならない程度でしっかりと時間をかけてアプローチをしていいと思います。
コメントを残す