正しいスイングとはなんでしょう?
スイングは人それぞれです。プロゴルファーでもいろんなタイプがあって、それぞれのスイングには特徴があります。そのバリエーションは多々あります。
バックスイング一つをとってもアウトサイドに引いたり、インに引いたり、コックを使ったり使わなかったりして真逆の動きしていることがあります。
いったい何が正しいのでしょうか?
ということで、今回は何人かの女子プロゴルファーのスイングを比較して、その特徴を分析する動画をご紹介いたします。
今回、女子プロゴルファーたちのスイングを分析してくれるのは芹澤信雄プロです。芹澤信雄のプロ目から見たスイング解説で、それぞれの女子プロのスイングの特徴を浮き彫りにしてくれます。必見の動画ですので是非ご覧下さい。
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パッと読むための目次
女子プロゴルファーのお手本スイング分析
今回の動画では芹沢信雄プロが比嘉真美子プロ、柏原明日架プロなど何人かのトップ女子プロのスイングを解説してくれます。
それぞれどんな特徴があるスイングなのでしょうか。またそのスイングの長所、そして欠点とは?
こちらの動画をぜひチェックして下さい。
原江里菜プロ
まずは原江里菜プロです。
原江里菜プロはアウトサイドに上げるテークバックが特徴あります。コックはそれほど使わず、クラブが上から入るタイプのスイングです。
原江里菜プロのスイングで一番いいところは、左肩が浮かないでボールに向かっているところだと芹沢プロは指摘します。
ドロー打ちとしては素晴らしいスイング軌道で、テークバックからトップまでの下半身の安定感が抜群に良いということです。
また、左足がガニ股の状態でインパクトできているところも素晴らしいです。左足の壁も完璧に作られています。女子プロは伸びている人が多いので、その点は原江里菜プロのスイング長所と言えます。
比嘉真美子プロ
次に比嘉真美子プロです。
バックスイングは、ほとんどスクエアな上げ方でトップまでの体重移動が少ないタイプのスイングです。
良いところはオンプレーンでスイングができているということ。さらにいいのはフォローの腕と肩の三角形が崩れないというところです。これは体幹が強くないとできないスイングなのです。全くブレないフィニッシュもできています。
比嘉真美子プロのスイングは男子プロに近いスイングと言えます。
正面から見た動画では腕と肩の三角形がくずれないフォロースルーができていることがよくわかります。
エイミー・コガプロ
続いてハワイ育ちのエイミー・コガプロです。
彼女の場合は早いタイミングでコックをするのが特徴です。コックが早いので手の位置は低いのですが、クラブヘッドの位置は高くなっています。トップは手の位置が低くとてもコンパクトです。背が高いので前傾が深く見えますが、スイング中の頭とボールの距離は変わりません。
また、極端なフックグリップが特徴です。正面から見るとバックスイングが手首から始動しているのがよくわかります。ダウンで強烈にタメができているのも特徴で良いポイントです。
柏原明日架プロ
柏原明日架プロは実にダイナミックなスイングと言えます。
柏原プロも早いタイミングでコックを使うタイプです。
正面から見た時、スイング軸がほとんど変わらないことがよくわかります。この安定感が安定したショットを生み出す秘訣です。
脇本華プロ
脇本華プロのスイングはバランスがとても良いです。
身長も高いので男性並みのダイナミックさを感じるスイングになっています。右への体重移動からダイナミックに左サイドへのアクションしてくるところが力強いショットを生み出す原動力になっています。
しかし、顔が右(ダウンスイング側)へ行くのが早いので、ためた力がほどけてしまっているところが修正すべきポイントです。もう少し顔の向きが左側に残るように修正できれば、もっとタメが活用できるようになると芹澤プロは指摘します。
西山ゆかりプロ
西山ゆかりプロはテークバックでフェースが上を向くのが特徴。フェースを開いてオープンにするタイプです。
トップからはグリップエンドが真下に降りてきます。インパクトで左の肘が少し余っているのも特徴です。少し左肩を引き気味なので、左肩を引かずに打てればもっと良いドローが打てます。
服部真夕プロ
服部真夕プロはフェースを開かずに打つタイプです。テークバックでフェースが地面を向いています。
インパクトでの肩のラインが少し傾き過ぎている傾向があるのでこれが修正できれば、もっと安定したショットが打てるようになるはずと芹澤プロは指摘します。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
プロゴルファーでもいろいろなスイングのタイプがあることが、おわかりいただけたのではないでしょうか。
今回はアイアンショットで女子プロに共通するのは以下になります。
・アイアンは100%の力では打っていない
・コントロール性を持って打っている
・スイングの柔軟性も感じるしリズムもゆっくりしている
女子プロのようにアイアンは7、8割の力でリズムよく打ちましょう!
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