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フットゴルフとは?
フットゴルフとは、サッカーとゴルフが混ざり合った新しいスポーツです。
フィールドはゴルフコースを使用します。クラブは自分の足、ゴルフボールはサッカーボールに代わります。
基本的となるルールは同じです。
カップに何回でサッカーボールを入れることができるかを競い合います。
2012年に初めてのワールドカップが開かれ、2024年からのオリンピック正式種目を目指しています。
フットゴルフの概要
出典:キャメルゴルフ&リゾート
使用するボールはサッカーの5号球です。11人制のサッカーで使用されるサッカーボールです。
18ホールのストロークプレー(打数の合計の少なさを競う)で競い合うのはゴルフと全く同じになります。
服装はゴルフウェアになります。
シューズはサッカー用のスパイクは芝を傷めるため禁止されており、フットサル用などのインドア用のシューズを使用するのが一般的です。
カップの大きさは直径が約53cm、深さが30cm以上のものになります。
出典:GDO
設置されるのはゴルフとは違い、グリーンではなくラフになります。
コースの飛距離はゴルフよりも全体的に短めです。
最短で40ヤード、最長で200ヤード程度とされており、ゴルフ同様にショート、ミドル、ロングとパースコアの規定があります。
18ホールでパー72となる点はゴルフと全く同じです。
フットゴルフの魅力
ボール一つでプレーできる
ゴルフといえば高価なクラブが何本も必要なイメージがあるはずです。
もちろん中古品などで低コストに抑えることはできますが、ゴルフバッグの置き場所や持ち運びを懸念している人も多くいるのが現実です。
フットゴルフはサッカーボール一つあればプレー出来ます。
ゴルフクラブは一切必要ありません。
サッカーボールはフットゴルフ場でレンタル可能な場合がほとんどです。
ウェアとシューズだけという身軽な持ち物でプレーできるのが、フットゴルフの最大の魅力です。
高度なテクニックを必要としない
ゴルフは難しいスポーツだというイメージをよく持たれます。
何度も練習をして技術を身に着けてからでないと、ゴルフ場でのプレーはできないと耳にしたことがあるはずです。
サッカーにも技術が必要です。
ドリブルの技術、パスの技術、ボールをコントロールする技術、さらに90分間走りとおせるだけの体力が必要になります。
ただ、フットゴルフには高度なテクニックは必要ありません。
止まっているボールを目標方向に蹴るだけなので、サッカーの経験が無くても、ゴルフの経験が無くても、全く問題ありません。
小さなお子様から女性やお年寄りまで、老若男女問わずプレーできるのがフットゴルフの魅力です。
また、ゴルフの場合は経験値が大きく結果にかかわります。
ゴルフ歴30年のシングルプレーヤーとゴルフ歴5年のスコア100前後のプレーヤーでは、プレーするまでもなく結果が予測できてしまいます。
フットゴルフであれば、ゴルフほどの大きな経験値の差は生まれません。
初心者が中上級者にレベルアップするまでの平均的な時間はゴルフよりずっと早いのです。
若者のゴルフ離れにストップ
そもそもフットゴルフが始まったきっかけの一つは、若者のゴルフ離れが原因です。
敷居が高く高額なゴルフは若者に懸念されています。
そんな若者のゴルフ離れにストップをかけるべく生まれたのがフットゴルフです。
確かにゴルフより簡単そうだしお金がかからなそうなイメージを未経験者にも持ってもらえます。
また、サッカーを経験したことのある若者はたくさんいます。
そんなサッカー好きな若者が集まるのも、フットゴルフの魅力です。
サッカーよりも年配の人にやさしい
サッカーは90分間走り通しの過酷なスポーツです。
社会人になって体力が衰えてくると、サッカーをプレーすることが難しくなります。
フットゴルフはサッカーのように走り回ることはありません。
止まったボールを蹴り、そのボールの行き先まで歩いて(またはカートに乗る)近づきまたボールを蹴ります。
体力的にサッカーよりもかなり容易なため、年配の人でも楽しめます。
サッカー好きでも体力的にサッカーがキツイと感じてきたなら、ぜひ一度フットゴルフを体験してみてください。
フットゴルフができる場所
フットゴルフがプレーできる場所(コース)は次のとおりです。
- アイランドゴルフリゾート三田SOUTHコース(兵庫県)
- 富士の杜ゴルフクラブ(静岡県)
- TBC太陽クラブ(栃木県)
- キャメルゴルフリゾート(千葉県)
- レッズランド(埼玉県)
フットゴルフができる場所はまだまだ少ないようですが、常設コースなどがあるゴルフ場は「日本フットゴルフ協会ホームページ」に掲載されていますので、ご覧ください。
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