「アイアンが当たらない!」
「アイアンの飛距離がでない!」
「アイアンの打ち方が分からない!」
そんなアマチュアゴルファーは少なくありません。
「180ヤードを8番アイアン!」
プロゴルファーのトーナメント中継で、そんなシーンを見ると、プロゴルファーの凄さに感心すると同時に、自分のアイアンショットの飛距離に疑問をもってしまう人もいるのではないでしょうか
でも、プロゴルファーのアイアンが飛ぶのは、「ダウンブロー」に打っているからです。
アイアンの打ち方の基本は、「ダウンブロー」です。
ただ、多くのゴルファーは、ダウンブローには打てていません。
打てていないどころか、「ダウンブロー」を「クラブヘッドをボールに叩きつける」ということと勘違いをしている人もいます。
「クラブヘッドを上からたたきつける」とイメージを持つだけならまだいいのですが、本当に上からたたきつけた結果、「頭や体まで突っ込んだインパクト」であったり、「右手だけで打ちに行くアウトサイドインの軌道」になっている人を見かけます。
なので、今回は、アイアンショットの打ち方の基本として、「ダウンブローの5つのポイント」をご紹介します。
パッと読むための目次
あなたのアイアンショットの飛距離は適正か?
「アイアンの基本的な打ち方」に入る前に、まず、あなたのアイアンショットの飛距離が飛んでいる方なのか、飛んでいない方なのかを見極める必要があります。
実は、「他の人より飛距離が出る」と思っていたとしても、その飛距離はあなたにとってベストな飛距離ではないこともあるからです。
ダウンブローの打ち方5つのポイント
グリップとボールの位置
正しいダウンブローでスイングするためには、アドレスでの正しいグリップの位置とボールの位置が重要となります。
といっても、そんなに難しいことはありません。
グリップは、左足の付け根あたりで構えます。
ボールの位置は、7番アイアンであれば、スタンスの中心にセットするのが基本となります。
ボールの位置は、番手が小さくなる(5番・6番)ほど、目標方向へ移動し、反対に、番手が大きくなる(8番・9番)ほど、身体の近くになり、目標方向とは反対に移動します。
この手の位置とボールの位置ができれば、自然とハンドファーストに構えることができているはずです。これで、ダウンブローの打つ準備はOKです。
コンパクトなトップ
アイアンショットの基本は、飛ばすことではありません。
「8番アイアンでのショットは、普段は130ヤードだけど、当たれば150ヤードは飛ぶ!」というのは、なんの自慢にもなりません。
アイアンショットは、「狙った場所に運ぶイメージ」を持つことが大切です。
物を投げる際に、正確に投げたい場合など、コントロールを重視するときは、力いっぱい投げないはずです。アイアンショットも同じです。
いつも同じリズム、同じスイングをするためには、リラックスした状態でスイングすること、そして、コンパクトなトップを心がけてください。
飛距離や弾道は、“クラブに任せる”ということです。
8番アイアンで130ヤードの人が150ヤード打ちたいなら、7番アイアンなりを持てばいいだけです。
アイアンショットは、力んで飛ばす必要などどこにもないのです。
アイアンショットで「あなたがやること」は、リズムよく、コンパクトに、リラックスして、スイングするだけです。
コンパクトなトップといっても、しっかり肩を捻転させることはお忘れなく。
オーバースイングの人は、ハーフスイングでコンパクトなトップを体感してください。
正しい体重移動
正しい体重移動ができない人は、ダウンブローでは打てません。
正しい体重移動とは、アドレスからトップにかけて右足へ、トップからインパクトにかけて左足へと移動すること。
トップからインパクトにかけて、右足に体重が残ったままでは、クラブの最下点はボールの手前になります。
インパクトの時に重心が、右足に残っているようでは、ハンドファーストとは逆のハンドレートになり、スイング軌道の最下点より手前でクラブが地面と接しやすくなってしまいます。
それでは、ダフリかトップしか出ません。100%ミスショットが約束されます。
この体重移動ができない人は、ゴルフ初心者に多く、「ボールを上げたい」という意識が強く働きすぎるため、「クラブをすくい上げる」動きを無意識に行おうとしているために起こります。
ここで思い出してほしいのは、飛距離や弾道は、“クラブに任せる”ということです。
アイアンはボールが上がりやすい設計になっています。
だから、あなたがボールを上げようとしなくても、自然に上がるものなのです!
すくい上げる意識を持っている人は、インパクト時の重心移動を怖がりますが、ダウンブローには左足に重心が移動していることが、欠かせないのです
ただ、左足への体重移動には、注意すべき点があります。
それは、「腰の動かし方」です。
トップからインパクトへの移る際に、「左への体重移動、左への体重移動」と念仏のように唱え始め、そこに意識が行きすぎると、「腰を動かし過ぎ」ることになります。
左足の小指のラインを越えるほど腰をスライドさせてしまうのは、いわゆる「スウェー」と呼ばれる動きで、ボールを安定して捉えることができなくなるばかりでなく、腰痛を発症させる「カラダにとってよろしくない動き」なので注意が必要です。
ビハインドザボール
トップからは、「上半身はそのままに、下半身主導でスイングする」というイメージが正しいダウンスイングのコツです。
この状態は、ゴルフ用語で、「ビハインドザボール」といいます。
【松山英樹プロのビハインドザボール】
出典:ワッグルONLINE
フォローの段階でも、しっかり、頭の位置が右サイドに残っています。
このビハインドザボールを意識するだけで、インパクトにかけて左肩が開かなくなるため、インサイドからクラブを振り下ろすことができるようになります。
また、インパクトでも、手首の角度を保ちやすくなるので、自然とダウンブローでの正しい状態でボールを捉えることができるようになります。
クラブを振る方向に遠心力が働きますが、ビハインドザボールを意識することで、上半身が飛球線方向に流れないため、遠心力がかかる方向と反対に力が働くので、クラブヘッドが走り、飛距離アップにもつながるのです。
ビハインドザボールのイメージとしては・・・、
ダウンスイングする際に、トップでできた首の角度(若干右向に向いた角度)をそのまま保つようにすることです。
さらには、トップで向いている胸をそのままにする意識を持ってダウンスイングすれば、より「ビハインドザボール」をイメージすることができるだけでなく、右肩が前方に出る悪い癖の矯正にもなるでしょう。
右手の使い方
多くのアマチュアゴルファーが間違えているのが、ダウンスイングでの右手の使い方です。
あなたが100切りできていないのならば、間違いなく、ダウンスイングでの右手の使い方を間違えているでしょう。
正しい右手の使い方とは、トップでできた右手首の角度をインパクトまでできるだけ保つことです。
あなたのダウンスイングは、ダウンスイングのかなり早い段階で、手首の角度をほどいてしまっているのです。
これは、「アーリーリリース」と呼ばれるもので、ダウンブローに打てない人の共通の悪い癖です。
プロゴルファーのように、アイアンショットの飛距離が出ないのは、この「アーリーリリース」によって、インパクト時のロフト角が大きくなっているからです。
プロゴルファーのように、ボールの先のターフが取れないのは、この「アーリーリリース」によって、ダウンブローに打てていないからです。
このアーリーリリースの原因は、すべて、「手首の角度」です。
この「アーリーリリース」を起こさないための正しい手首の動きを掴む方法をお教えします。
それは、「アンダースローのピッチャーのように、下手投げで、ボールを投げること」
一見、ゴルフと関係なさそうなこの練習は、片山晋呉プロのコーチを務めた江連忠プロもすすめる練習法です。
野球経験者なら理解しやすいと思いますが、ボールを投げる瞬間に手首にスナップを効かせて、投げるはずです。ボールを離す瞬間まで、右手の角度はキープされているはずです。
この手首のスナップを効かせるタイミングが、ゴルフでの右手首のリリースのタイミングです。
何球も下手投げでボールを投げることにより、ゴルフでの右手首の角度をほどくタイミングが実感できるでしょう。
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いかがでしたでしょうか?
ダウンブローは、一生懸命やろうとするよりも、コツさえつかめれば、自然とできるものです。
ダウンスイングを上手く行うためには、
☑ ハンドファースト
☑ スイングは同じリズムで、リラックスし、コンパクトに
☑ 腰の動かし過ぎに注意し、インパクトでは左足に正しく体重移動
☑ ビハインドザボールを意識
☑ 手首のリリースに注意
この5つのポイントをおさえるだけで、あなたのアイアンショットは、理想的なダウンブローになり、その結果、飛距離が伸びて、ボールの先のターフが取れるスイングになるでしょう。
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