練習は一生懸命やっており、スタンス、体の回転、手の使い方などいろいろ試してはみるものの、どうもスウィングが安定せず、飛距離も伸びない。
そんな悩みをもっていませんか。
そんなあなた!グリップについて深く考えたことはありますか?
本当に正しいグリップを知っていますか?
もしかしたら、あなたのグリップは間違えているかもしれませんよ。
ストロンググリップ、ウィークグリップ、グリッププレッシャーは小鳥を持つように柔らかくなど、グリップに関するアドバイスはいろいろ聞いたことはありますよね。
では、あなたは左右の「グリッププレッシャー(グリップを握る強さ)」についてどう理解していますか?
「右手は優しく添えるだけ、左手はしっかり目に握る」という握り方をしていませんか。
よくゴルフのレッスン本や、ゴルフレッスンのサイトなどで、このような記述が見られますよね。
でもあえて言います、それは間違ったグリップなのです。
今回は、そんな間違えた認識のあなたへ正しい左右のグリッププレッシャーを教えちゃいます。
正しいグリップの強さがわかれば、ヘッドスピードも上がり飛距離アップが実現すること間違いなしです。
※今回は右利きの方について解説しています。左利きの方は左右逆になりますので、ご了承ください。
グリップ左手の握り方の基本は『これだけ読めば完璧!【図解】ゴルフのグリップ左手の握り方7つのポイント』で、グリップ右手の握り方の基本は『右手親指、人さし指もすべて解決!ゴルフのグリップ右手の握り方5つのポイント』で詳しくご説明していますので、ご確認ください。
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パッと読むための目次
正しいグリップの強さが3分でわかるレッスン動画
今回ご紹介するのは岸副哲也コーチによるレッスン動画です。
この動画はこんな方々におススメです。
- ゴルフ初心者
- ヘッドスピードが上がらず悩んでいるゴルファー
- グリッププレッシャーが強すぎて、グリップに穴が開くほど傷がついているゴルファー
- スライスに悩むゴルファー
3分程度の短い動画なのでぜひチェックしてみてくださいね。
ホント、わかりやすいですよ。
グリップの強さがわかるレッスン動画
動画で解説されるポイント以下になります。
- 右手はしっかり握る。
- 左手はゆるゆるで指先で浅くグリップ
- 右手はスウィング中、最初から最後までしっかり握る。
- 左手はトップで緩く、ダウンで握る感じ、そしてフィニッシュで緩く
岸副哲也コーいわく「右手はしっかり握って、左手はゆるゆるグリップ」
これが正しいグリップなのです。
ゴルフだけでなく野球のバットの握り方も基本は同じです。
「右手はしっかり握って、左手は緩く握る」ことによってバットのスウィングスピードはあがるのです。
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右手の正しいグリップの強さ
では、なぜ右手をしっかり握るのでしょうか。
そのメリットはいくつか考えられます。
インパクトの衝撃に手が負けない
インパクト時は大きなエネルギーが発生します。
右手をしっかりグリップすることによって衝撃に負けないインパクトをむかえることができます。
インパクトの衝撃に負けてしまうとフェースが開いてしまいスライスになってしまいます。
スウィングプレーンを安定させることができる
スウィングプレーンが安定すれば、ボールを芯でとらえる確率もあがり、方向性、飛距離も安定します。
右手グリップをしっかり握ることによって、スウィングプレーンを安定させやすくなります。
利き手に力を入れることでボールに大きなパワーが伝わる
利き手でインパクト時に力を伝えることで、より大きなパワーをボールに伝えることができます。
その力が飛距離アップにつながるのです。
左手の正しいグリップの強さ
左手のグリッププレッシャーを考えた場合に、左手を強く握りすぎてしまった場合は、シャフトの動きが制限されてヘッドスピードが上がらなくなります。
ヘッドスピードを上げるためには左手はゆるゆるにすべきなのです。
また、左右ともに力をいれてしまうと体のスムーズな回転も阻害されてしまいます。
力んでスムーズな回転ができないと当然、ヘッドスピードも上がらず、飛距離もでません。
左手のゆるゆるグリップ。
これが飛距離の源となるのです。
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右手グリップの強さの感覚を掴む練習法
動画の中で岸副コーチも紹介していますが、右手のグリップ感覚を掴むためのオススメの練習方法は「右手一本打ち」です。
右手のみで打ってみるというシンプルな練習ですが、驚くほど効果がありますよ。
ボールを右手で運ぶような意識を持って打てば、右手のグリップ感覚がわかってきます。
右手一本の場合はある程度の強さで持たないと打てません。その強さが右手の正しいグリッププレッシャーなのです。
右手一本で何球か打ったら、両手で打ってみてください。
これを繰り返すことで力強い球が打てるようになるはずです。
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まとめ
さてさて、いかがでしょうか?
今回紹介した正しいグリッププレッシャー。
いままで教わったこととは違っていたあなたは、半信半疑かもしれません。
右手はしっかり握って、左手はゆるゆるグリップ。
これこそがナイスショットのための正しいグリップの強さなのです。
特にプレッシャーのかかる朝市ショットやコンペでのドラコン賞、ニアピン賞のかかったショットなどの時に思い出してください。
ちょっとした意識でナイスショット間違いなしですよ。
グリップ左手の握り方の基本はこちらで詳しくご説明しています。
グリップ右手の握り方の基本はこちらで詳しくご説明しています。
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