「練習場ではアプローチなんてそんなにミスらないのに、コースに出るとダフリやトップが…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
よく言われているのが、本番ではピンの位置や目の錯覚によって精神状態が不安になるので練習場と同じように打つことができなくなるということです。
ゴルフは、メンタルのスポーツと呼ばれていますから、ショットを打つ前の精神状態はショットの成功率に大きな影響を与えるのです。
ゴルフのスコアアップには、ショートゲームが最も重要であると言われています。
30ヤードのアプローチがピンに寄ってワンパットでホールアウトするのと、30ヤードからダフってしまうのでは、最終的なスコアは大きく違ってきますよね?
ほとんどのゴルファーが、練習場と同じようにコースでは打てていません。
メンタルが原因だとしても、コースでどのようなスイングになっているかを研究し、コースでできていないことを練習場で練習することがメンタルの部分を克服する唯一の手段です。
「ゴルフコースは、スイングの欠点を発見するところであり、練習場はスイングの欠点を直すところである」
~ 右足に義足をつけたプロゴルファー:アーネスト・ジョーンズ ~
今回は、30ヤードのアプローチを本番で上手に打つ方法を紹介します。
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パッと読むための目次
本番のアプローチでダフる原因
練習場と本番であなたの打ち方は違っている!
練習場と本番のラウンドでは、次の点が違ってきます。
- メンタル(不安感、緊張感)
- ライの状況(傾斜やボールのライ)
- アドレスの向き(アドレスが右を向きやすい)
このようなことが原因で、
- スイングのリズム・テンポが速くなる
- 心配でボールを見ることが先行し、ヘッドアップしてしまう
- ボールの位置がいつもと違う
といった状況が生まれてしまうのです。
そして、問題なのが、このようにスイング中の大きな点が練習場で打っている時と本番で違うのに、多くのゴルファーが、「練習場と本番のラウンドでスイングが違っているのに気づいていない」ということです。
ですから、多くのゴルファーが「練習場では上手く打てるのに、本番では上手く打てない」と嘆いているのです。
30ヤードのアプローチを客観的に見る
では、練習場と本番のラウンドでスイング中の何が違うのかを知るためにはどうすれば良いのでしょうか?
最も効果的な方法は、「ラウンド本番で30ヤードのアプローチをスマフォなどで撮影する」という方法です。
携帯の動画で30ヤードのアプローチを正面から撮影することで、自分のスイングを客観的に見ることができます。
「えっ?こんなにヘッドアップしてるの?」
というようなことになる可能性は高いでしょう。
その他にも、
- ボールの位置は練習場と同じ位置にあるか
- 目標方向に対して正しいアドレスができているか
- 手打ちになっていないか
- 手首の使い方や、左手と右手がバラバラになっていないか
…などなど。
このような点に注目して、なぜダフりなどのミスが出るのか、練習場のスイングと違う部分はどこかなどのチェックをしましょう。
そして、もっとも注意してほしいポイントは「スイングリズム」です。
テイクバックが大きすぎてインパクトで緩めてしまったりするパターンなどは、スイングを撮影するととてもよくわかります。
このように、客観的に見ることで、気づくことも多いかと思います。
練習場でも30ヤードのアプローチの動画を撮影して、比較してみるというのも良いかと思います。
スイングを動画撮影する際はこちらを参考にしてくださいね!
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まとめ
練習場ではできるのに本番のラウンドでできないというのは、よく言われることです。
多くの場合は、本番で練習場と同じスイングができていないというケースです。
形態などの動画で撮影することで、客観的に自分のスイングを見ることができるので、自分のスイングの欠点に気づき、何故、ミスが出るのかがわかるはずです。
ミスの原因が分かれば、あとは簡単です。
練習場でその悪い部分を徹底して改善すれば良いだけだからです。
ゴルフは気づきが大事なスポーツです。
あなたも、一度は本番のラウンドでの自分のスイングを撮影してみるといいですよ!
あ!ラウンド時に撮影する際は、遅延プレーとならないよう、また、後続組に迷惑がかからない範囲で行ってくださいね!!
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