「思いっきり振っているのに、軽く振っている人に飛距離で負ける…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
私自身、ドラコンホールなどここ一番の「飛ばしたい場面」で実際に飛ばせた記憶はあまりありません…。
ゴルフを長くやっていると、いつかはわかると思いますが、ドライバーを思いっきり振ると意外と飛びません。
でも、力を抜きすぎてもドライバーは飛びません。
ほどよく力を抜くことが、ゴルフのスイングにおいては重要です。
「肩の力が抜けて、ようやくゴルフも人生も一人前」
~ 全米女子アマを6度制した女子プロゴルファー グレナ・コレット~
史上最高のゴルファーと呼ばれる帝王ジャック・ニクラウスも
- 力を抜くこと
- ゆっくり振ること
を意識して練習していたようです。
力を抜いたスイングができれば、飛距離が伸びますし、方向性も安定してくるはずです。
今回は、ドライバーショットで力を抜く方法を紹介します。
パッと読むための目次
ティーショットで力を抜く方法
力まないためには、アドレス時の下半身が重要
スイングをする時に、「腕の力を抜こう」と意識したのに、余計に力んでしまった…
このような経験をしたことはありませんか?
実は、人間の体とは不思議なもので力を抜きたい場所を意識すると、余計に力が入ってしまう傾向があります。
ですから、腕や肩の力を抜きたければ、腕や肩以外の場所に意識を持っていくということが重要ですね。
アドレス時に、腕の振りや力加減を意識せずに、両足をしっかりと踏みしめて下半身を安定させることに意識を向けてみましょう。
不思議と、腕の力が抜けるはずです。
ボールを凝視しない
「ボールをよく見ろ!」というアドバイスを受けることもあるかと思いますが、ボールを凝視することは、力みにつながります。
ボールを打つという意識が強くなり、スイングをすることができなくなります。
ボールは凝視するのではなく、ぼんやりと見えていれば良いのです。
ボールを凝視している人は、「ボールをしっかりと見なければ、ボールに当たらないのではないか?」という不安を持つでしょうが、ボールを凝視すればするほど打つことに意識がいってしまい、素振りのようなスイングができなくなります。
素振りでは綺麗なフォームと言われるのに、実際に打つとフィニッシュがとれない汚いスイングになってしまうという人が多いのは、ボールを打つという意識がスイングを崩してしまうからです。
ですから、ボールはぼんやりと見るくらいで丁度良いのです。
右肘にゆとりを持てば、肩の力が抜ける
アドレスの時点で、いかにも肩に力が入っているなといった人を見たことはありませんか?
そういう人を見ると、やはりスイングも力みすぎていて、大抵はミスショットをしますよね?
アドレスの時点で肩の力を抜くことは、力みのないスイングをする上で重要です。
アドレス時に、肩の力を抜くポイントは以下の2点を意識してみて下さい。
打つ前に「ホッ」と息を吐く
打つ前に息を吐くことで上半身の力が抜けて状態がリラックスします。
アドレス時に力みやすい人は、打つ前に息を吐くことをルーティーンとして取り入れてみてはどうでしょうか?
右肘にゆとりをもつ
アドレス時に右肘をピンと伸ばしている人がいますが、上半身をリラックスさせるためには、右肘にゆとりを持った方が良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
力を抜いたスイングをすることは、中々難しいことですが、スイングで力を抜くことができるようになれば、確実にゴルフのスコアが上達することでしょう。
特にドライバーショットなど長いクラブになればなるほど力みやすいものですから、ドライバーショットほど力を抜くことが重要です。
ドライバーショットで力を抜くためには、
- 両足をしっかりと踏みしめること
- ボールを凝視しないこと
- アドレス時に肩の力を抜くこと
が重要です。
スイング中の打ち方を意識するのではなく、スイングをする前のアドレス時の意識の持ち方を意識するということですね!
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