ゴルフで安定して90台でラウンドできれば…、
- 周りに迷惑をかけずにラウンドができる
- コンペでの「新ぺリア方式」なら優勝する可能性がある
- なんとか「ゴルフが趣味です」と言えるレベルに到達する
のではないでしょうか!
では安定して90台でラウンドするためには何をどうすればいいのでしょうか?
- ショートパットは外さない
- アプローチで大きなミスをしない
- ティーショットでのOBをなくす
ゴルフでいいスコアを出すためには、このようなことがよく言われます。
確かに、それらも大切なことですがが、90台を出すため、つまり100切りするならもっと簡単なことを実践すればいいのです。
ということで、今回は「90台で回るための5つの心得」をご紹介します。
パッと読むための目次
今度こそ90台で回りたい!90台で回るための5つの心得
「ダブルボギー=ボギー、ボギー=パー」と考える
ゴルフは18ホールを72でラウンドできると、パープレーとなります。
90台で18ホールをラウンドするためには、「ダブルボギー=ボギー、ボギー=パー」という考え方を自分に言い聞かせましょう!
ショートホールでは2打でグリーンオン、ミドルホールでは3打でグリーンオン、ロングホールでは4打でグリーンオンすればパープレーだと考えましょう。
18ホールを2パット平均で回れれば、全てボギーということ。つまり、スコア90でラウンドできることになります。
ということは、「18ホール中9ホールはさらに1打多くたたいても、90台でラウンドすることが出来る」ということになります。
つまり、大切なのは確実にボギーを狙うゴルフができるかどうかです。
グリーンは無理して狙わない
ボギーで上がる戦略の原則としては…、
- ムリに狙わない
- ムリに飛ばさない
この2つの考え方がとても重要です。
ショートホールでは当たり前のようにピンを狙って打つゴルファーが多いのですが、2打でグリーンオンさせるのであれば、無理にバンカー越えのピンを狙う必要などありません。
たとえピンがグリーン右サイドにあったとしても、右サイドにOBやバンカーが待ち構えているならば、グリーンの左サイド(左にはずす分ならOK)を狙えばいいだけの話です。
ショートホールでは、確実な2オン狙いから2パットを狙う方が、100を切るためには正しいコースマネージメントと言えます。
また、短い距離のミドルホールでは、ドライバーでなるべくグリーンに近づけたく、つい飛ばそうとしてしまいがちですが、ボギー狙いのゴルフではそんなことする必要もありません。
短いミドルホールは、グリーンの周りに大抵バンカーや難しいラフがあります。
そんなところに入ってしまい、難しいアプローチをミスするなんてことは絶対に避けなければいけません。
大切なのはボギー狙いで、ダブルボギーでもOKとした気持ちで、パーが取れればラッキーという考え方です。
グリーンオンを狙うショットに得意な距離を残す
自分の得意なクラブ、得意な距離を理解しましょう。
そして、グリーンオンを狙うときには、その得意な距離になるように逆算して考えることが大切です。
また、次のショットが打ちやすい場所であることも逆算して考える事が大切です。
いくら得意な距離を残すと言っても、傾斜地であったり、バンカー越えのショットであったり、そのショットが打ちやすいとは限りません。
ショートホールでは優しいアプローチが残るような1打目の選択を、ミドルホールでは2打目が得意距離になるような1打目の選択を、ロングホールでは、3打目が得意距離になるような2打目の選択をすることで、ボギー狙いでパーが取れればラッキーなゴルフのコースマネージメントとなるのです。
起きてしまったトラブルは仕方ないから忘れる
最後に一番大切なのは、メンタルの強さです。
特に、起きてしまったトラブルを悔いたり、それによりイラついたりすることは、ゴルフにとって「百害あって一利なし」です。
起きてしまったことはすぐに忘れてしまいましょう。
そこで、忘れるための考え方をシチュエーションごとにご紹介します。
ドライバーでOBしてしまった
海外でメジャータイトル争いをする松山英樹選手のフェアウェイキープ率は60%前後です。
アマチュアゴルファーなんて1/2の確率だと思えば、フェアウェイを外したって何の問題もありません。
OBしてしまったときは、次が3打目です。
ミドルホールでは3打でグリーンオン、ロングホールでは4打でグリーンオンすればボギーが狙えます。
落ち着いてグリーンを狙いましょう。
林の中に入ってしまった
林の中に入ってしまっても、ペナルティーが付くわけではありません。
ペナルティー1打分だと思って、安全なところに出せばOBと同じで3打目です。
大事なのは一発で安全圏に脱出することです。最悪後ろに打っても良いので、一発脱出を心がけましょう。
ダブルボギーやトリプルボギーを叩いてしまった
80台でのラウンドはボギーが基本。
ダブルボギーやトリプルボギーなどの大たたきは「80切り」には致命的です。
しかし、「90台が目標」のラウンドであれば、18ホールあるうちの9つはボギー、残り9ホールはダブルボギーでもいいことになります。
でも、90台を目指すゴルファーであれば、たまに「トリプルボギー」や「ダブルパー」を叩いてしまうもの…。
なので、スコアは普段から「3ホールごとに分割」して考えることをおススメします。
つまり、3ホールごとに集計していくのです。
90台で回るためには「ボギーとダブルボギー中心のゴルフ」を考えてラウンドすることは前述しました。
ハーフで考えれば、5つのボギーと4つのダブルボギーでOKということです。
なので、「3ホールで4~5オーバー」までなら許されるということです。
仮に、「スタートホールでボギー、2番ホールでパー、3番ホールでダブルボギー」であった場合は、3ホールで3オーバーですから、1アンダーでのラウンドしたことになります。
次の3ホールは4~5オーバーで回ってもOKということです。
3ホールごとに分割することは、気持ちもリセットされるので、「今日はもうだめだ!」とプッツンしてしまうことを防止し、集中力をキープすることにも役立ちます。
まとめ
以上「90台で回るための心得」をご紹介しました。
ゴルフは考え方で大きく変わってきますので、ぜひお試しください。
おまけ
「そうはいっても、なかなか「心得」だけでは90台は出ないよ。90台で回るためのスキルも必要でしょ!」というあなた!
そんなあなたのために、最後に、リズムよくラウンドするための練習を「5つ目の心得」としてご紹介します。
それは「1m以内のパットを徹底的に練習する」ということです。
3パット撲滅なんてタイトルをよく目にするかと思いますが、一般的にゴルフは2パットが基本です。
18ホール全てを2パットでラウンドできたとして、パット数は36パットとなります。
プロゴルファーの平均パット数は28パットと言われています。18ホール全てを2パットでラウンドするよりも少ないパット数でラウンドしているのです。
このパット数の違いは、ショートパットの成功率です。
下記は、プロゴルファーが1パットでカップインが成功する確率になります。
- 1メートル以内=99%
- 2メートル以内= 85%
- 3メートル以内= 65%
これを見てわかるように、プロゴルファーは1m以内のパットは99%以上の確率でカップインさせています。
ロングパットを沈めることは難しいですが、1m以内のパット成功率を上げることならば、アマチュアゴルファーだって不可能ではありません。
何より、1m以内のパット練習はどこでもできます。
パターマットを自宅において、ひたすら特訓してみましょう。
もちろん、平らなマットと実際のグリーンは違います。
しかし、平らなマットで成功しないものは実際のグリーンではまず成功しません。
まずは平らなところでの練習で限りなく100%に近いパット成功率を身につけましょう。
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