「スイングに力が入りすぎているよ」
このようなアドバイスを貰うことはありませんか?
他人にスイングを見てもらって、スイングに力が入りすぎていると言われるのなら、間違いなく腕に力が入りすぎています。
ゴルフにおいて腕に力が入りすぎていると、飛距離もロスしますし、方向性も安定しません。
このようなことは、ゴルフをやっている人なら理解していることだと思います。
でも、いざスイングをすると力んでしまう・・
これは、多くのアマチュアゴルファーの悩みではないかと思います。
私も、最初はそうでしたね。
特に、コンペのドラコンホールなど「飛ばそう!」と思う場面では、腕に力が入ってしまいますよね?
結果的には、全く飛距離が出ないという経験を多くしました。
でも、中々自分で腕の力を抜くのは難しいですよね?
スイング中に腕の力を抜くことで、
- ヘッドスピードが上がるから飛距離が伸びる
- ミート率が向上し、方向性が安定する
- アイアンショットの弾道が高弾道になる
などのメリットがあります。
今回は、ゴルフスイング中の腕の力を抜く方法を紹介します。
パッと読むための目次
腕の力を抜くためには「グリップ」が重要
スイング中の腕の力を抜くためには、「グリップ」を握る強さを弱くすることが重要です。
グリップを握る力が強いと、腕に力が入り、最終的には上半身全体に力が入ります。
そうなると、スイング軌道が崩れることで方向性が悪くなりますし、クラブを走らせることができないのでヘッドスピードも落ちます。
「グリップは小鳥を持つくらいの力加減で握る」などと言いますが、理想的なゴルフスイングをするためには、確かにできるだけグリップを握る強さを弱くしなければなりません。
グリップを柔らかく握るためのドリル
グリップを柔らかく握るためのドリルを紹介します。
冬用手袋をつけたままスイングするドリル
寒い冬に練習するのには丁度良い練習方法です。
手順は、簡単です。
冬用手袋を両手につけたままスイングするだけです。
このように両手に手袋をつけると、強制的にグリップを握る力が弱くなります。
グリップにタオルを巻いてスイングするドリル
これも、手順は簡単ですね。
タオルを用意してグリップに巻き付けてスイングをするだけです。
グリップにタオルを巻きつけることでグリップが太くなり、しっかりと握ることができなくなるので柔らかいグリップを体感できるはずです。
グリップにヘッドカバーを被せてスイングするドリル
タオルも手袋もないという人は、ヘッドカバーをグリップに被せてスイングすると、手袋や、タオルを使ったドリルと同じ効果があります。
実際のラウンド前にグリップを柔らかく握る感覚を体感したい人は、ヘッドカバーを使うと良いですね。
ただし、グリップがすっぽ抜けないように注意してくださいね。
まとめ
今回は、ゴルフスイングの弊害となるスイング中に腕の力が入りすぎるという現象を解決する方法を紹介しました。
腕に力を入れたくなければ、グリップを柔らかく握ることが重要なのです。
何にもスイングを変えていないけれど、グリップを握る強さを弱くしただけで飛距離も方向性も伸びた!などと言う話も聞きます。
グリップを握る強さを変えるだけで、スイングが改善できるなら一番簡単なゴルフスイングの改造方法ではないかと思います。
今回紹介した「グリップを柔らかく握るためのドリル」は、いずれも「とにかく一度、グリップを柔らかく握るとどうなるか体感してみよう」というドリルですね。
ゴルフスイングを改造するためには、「気づくこと」が重要です。
スイング中腕に力が入りすぎる人は、今回紹介したドリルを試してみて下さい。
グリップを柔らかく握った方が、ヘッドスピードが上がってスイングが安定することが体感できるはずです!
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