グリーンフォークを使うなんて100年早い!?
いえいえ、ゴルフ初心者だって必要す!
ということで、今回は「グリーンフォークについて」と「グリーンフォークの使い方」のポイントをご紹介します。
パッと読むための目次
グリーンフォークとは?
グリーンフォークとは、各自プレーヤーが一人一個は持参すべき、グリーン修復に使用するゴルフ用具です。
ショットによるピッチマーク(グリーンオンした際の衝撃で出来るボールの跡)、歩行による足跡、ライン上にあるマーク跡など、様々なグリーンの修復に使用します。
ちなみに、「グリーンフォーク」という言葉は和製英語です。
英語では「repair tool」もしくは「divot tool」といいます。
グリーンフォークの種類
グリーンフォークには、いろいろな形をした種類が存在します。
ゴルフ場では無料で使用できるグリーンフォークを常備しているので、購入していない穂とも気軽に使用できます。
フォークの本数
フォークという名称から分かる通り、食事にしようするフォークのような形状をしています。
食事用のフォークとの違いは、先が「一本だけ」のものがある点です。
1本足のグリーンフォークは、最も芝を傷つけずに細かな修復が可能になります。
『2本足だと芝の根を傷めてしまいやすい。1本足の方が芝に優しいから。』
~松山英樹~
プロゴルファーの松山英樹プロも1本足のグリーンフォークを使用しています。
2本足のグリーンフォークと比べて、足の部分が長く設計されていて、貫通力があるので、力の弱い女性にもお勧めです。
また、1本足のグリーンフォークは、高麗芝のような根が多く、硬いグリーンにも適しています。
ストレートとカーブ
フォークの形状は、根元から先にかけてストレートとカーブの二種類があります。
グリーンを細かくきれいに修復可能なのはストレートの形状です。
カーブの形状は芝を一気にかき集めやすく、修復が簡単だと感じる人も多くいます。
グリーンフォークの役割とは?
グリーンフォークの役割とは、傷ついたグリーンの芝を修復することです。
なぜ傷ついた芝を都度修正する必要があるのかというと、芝の再生に関係があります。
グリーンフォークを使い速やかに正しく芝を修復することができれば、翌日には芝は再生することができます。
しかし、芝の修復を怠る、または芝の修復が不十分になると、芝の再生には1週間以上必要となります。
綺麗なグリーンをキープするため、ゴルファー自身が芝の修復に協力することが大切なのです。
その大切な芝の修復に必要な道具こそ、グリーンフォークなのです。
グリーンフォークの正しい使い方
グリーンフォークの正しい使用方法です。
- 傷んでしまった芝の周辺の芝を、グリーンフォークを使い中心に向けて寄せる。
- 膨らみのあるほうから凹んでいるほうに向かい芝を寄せ、地面を平らにする。
- パターのソールを使い、芝をポンポンとならす。
凹んだ地面を掘り起こすようにグリーンフォークを使用している人がいますが、これは間違った使い方です。
グリーンフォークをこのように使うと、芝の根が切れてしまいますので、注意が必要です。
出典:honda.co.jp
グリーンフォークを使うタイミングが難しいシチュエーション
グリーンフォークを使用するタイミングを難しいと感じる人が多くいます。
基本は同伴者の邪魔にならないタイミングであれば問題ありません。
グリーンフォークを使用するタイミングの基本は、同伴者全員がグリーンオンをしてからです。
全員がグリーンオンをしたら、同伴者の邪魔にならないタイミングに素早くグリーンフォークを使用して芝を修復します。
注意したいのが、同伴者のライン上に自分のボールマークがある場合です。
このような場合は自ら一言申し出て、素早く修復しましょう。
全員がグリーンオンをしていない場合でも、アプローチのライン上になる場合は同様に申し出ましょう。
こんな風にグリーンフォークを使いこなすとモテモテ
グリーンフォークを上手に使用できる人は、ゴルフ上級者に見えて好印象です。
毎ホールグリーンフォークを使用している人は、ショットでグリーンオンしている証拠となります。
ピッチマークはスピン量の多いショットだという証拠にもなります。
また、時間に余裕のある上級者は、初心者がつけた芝の傷を自然と直してくれています。
余裕のある上級者という好印象を与えることができるのです。
まとめ
以上「グリーンフォーク」についてご紹介させていただきました。
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