せっかく、グリーン周りまで順調に来たのにアプローチでいつも失敗してしまう・・
このような悩みを持っているゴルファーは多いのではないでしょうか?
ゴルフのスコアはアプローチで決まると言っても過言ではありません。
プロゴルファーでもパーオン率は60%~70%程度です。
ということは、スコアを作っているのはアプローチということになりますね!
アプローチには、いろいろな種類のアプローチや技がありますが、まずは基本を抑えておくことが大切です。
アプローチの基本は「ピッチエンドラン」です。
ピッチエンドランとは、キャリー(ボールが空中に滞在する距離)とラン(ボールが転がる距離)を計算して打つアプローチで、イメージ的には「キャリーとラン」の比率は「1:1」です。
ピッチエンドランのアプローチは、アプローチの基本となる打ち方ですし、最も使う場面が多いアプローチです。
今回は、アプローチの基本!ピッチエンドランの打ち方を紹介します。
パッと読むための目次
アプローチの基本ピッチエンドランの4つのポイント
ピッチエンドランで使うクラブは?
基本的にはアプローチウェッジが使いやすく、キャリーとランが1対1の計算でショットを打つことができるので、イメージが出やすいですね。
ただし、場面によっては他のクラブを使っても良いかと思います。
他のクラブを使う時は、ロフトが立つほどランが出ると考えて距離を計算します。
キャリー対ランの比率が7番アイアンで1対3 ピッチングウェッジだと1対2と考えてよいでしょう。
ピッチエンドランのアドレスは?
まずスタンスですが、肩幅よりも狭くなるようにします。
両足をくっつけてもオッケーです。
左足を15㎝~20㎝程度後ろに引くような形でややオープンスタンスにするとターゲットに対する視界が広くなりボールの落としどころがイメージしやすくなります。
体重配分はやや左足体重でハンドファーストに構えるのが理想的ですね。
ピッチエンドランのボールの位置は?
ボールの位置は真ん中か右足寄りが良いでしょう。
右足寄りに置くことで、ダウンブローでインパクトしやすくなります。
正確に言えば、打ちたい弾道によってボールの位置は変わってきます。
基本的には左足寄りにボールを置けばボールが上がりやすくなりますからキャリーの比率が上がります。
ボールを右足寄りに置くほどボールが上がりにくくランの比率が多くなります。
クラブフェイスは開くほどボールが上がりやすく、閉じるほどボールは転がりやすくなります。
このようにスイングを変えずに、ボールの位置やクラブフェイスの開き具合でボールの弾道を変えることができるのでピッチエンドランさえ覚えておけばほとんどの場面で対応できます。
ピッチエンドランのポイント
アプローチは、通常のショットと違い距離を出す必要がありません。
正確なインパクトをするためには、体重移動はしない方が良いですね。
アドレスで左足体重にしたままの状態で体重移動はしないで打ちます。
打ち方のポイントとしては、リズムを意識すると良いでしょう。
というのは、アプローチはどうしてもボールに当てたいという気持ちが強くなりますから、インパクトで急に力が入ってしまうことが多いです。
全てのアプローチに共通するポイントは、同じリズム、同じスピードでスイングをすることです。
そのためには、リズムが重要です。
- アドレスでイーチ
- テイクバックでニー
- インパクトからフォローでサーン
このように自分のリズムを作ってスイングすると良いでしょう。
アプローチの練習をしよう
練習場では、ドライバーなど長いクラブの練習をしたくなると思いますが、アプローチの練習を多くするようにしましょう。
ただ漠然とやるのではなく、距離や方向、弾道のイメージを考えながらアプローチをすることが大切です。
コメントを残す