「芝の上からのアプローチは、自信がついてきたけど、ベアグランドなど悪いライからのアプローチをいつもミスしてしまう…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
このような悩みは、当たり前のことだと思って良いです。
なぜなら、ベアグランドからのアプローチは、難しく多くのゴルファーが苦手としています。
ベアグランドとは、芝が生えていない状態のことです。
ベアグランドからのアプローチは、
- フルスイングができないので力加減が難しい
- 芝の上にあるボールと違い、ボールが浮いていないのでクリーンに打つのが難しい
という理由から、難しいショットです。
だからこそ、ベアグランドからのアプローチに自信が持てるようになれば、スコアアップにつながります。
今回は、「ベアグランドからのアプローチでも寄せワンを狙うコツ」をご紹介します。
パッと読むための目次
ベアグランドからでも上手く寄せるコツ
ロフトの立っているクラブで打つ
アプローチは、人によっていろいろなクラブを使うものです。
中には、「私は、50ヤード以内のアプローチはサンドウェッジしか使わない」などと、こだわりのある人もいますが、ベアグランドからのアプローチは、ロフトの立ったクラブを使うことがポイントです。
ベアグランドからのアプローチは、
- ボールを上げる必要がないため、ロフトが寝ているクラブを使う必要がない
- ロフトが立っているクラブの方がクリーンにボールをヒットしやすい
からです。
ですから、サンドウェッジなどのロフトが寝ているクラブよりも、ピッチングウェッジや9番アイアンなどのロフトが立っているクラブを使った方が、クリーンヒットしやすいのでオススメです。
アプローチは転がしが基本
ベアグランドからのアプローチは転がしが基本です。
ベアグランドからのアプローチでやってはいけないことは、ボールをあげようとするような打ち方です。
このような「すくい打ち」は、ダフリのミスや地面にクラブが跳ね返されてトップのミスが出やすくなります。
ですから、ベアグランドからのアプローチはランニングアプローチが効果的なのです。
ランニングアプローチの打ち方は、
- ボールは右足寄りに置く
- アドレスは、ハンドファーストに構えて、左足を引いたオープンスタンスにする
- 体重は左足体重にする
- アドレスでの右手首の角度を保ったまま、体の回転でスイングする
このような点を注意しましょう。
このような点を注意して、ランニングアプローチをするのが良いのですが、さらに次のポイントを頭に入れておくと良いかと思います。
パターを使う
ベアグランドからは、ランニングアプローチが効果的であることはわかっていても、ピンが手前にある場合や、グリーンが速い時は、距離感を合わせることが難しいですよね?
ベアグランドは、上級者でも難しいライです。
ベアグランドから、確実にボールをヒットしやすいクラブということを考えると、「パターを使う」というのもひとつの手段です。
ベアグランドという悪い状況にボールがある時には、状況を見て「より簡単なクラブを選択する」ことが重要ですね。
では、ベアグランドからパターを使うことができる状況とは、どのような状況なのでしょうか?
ベアグランドからパターが使える状況とは、グリーンまで向かう道の芝が薄い状況です。
芝が長いと、芝の抵抗によってボールがグリーンまで届かないということになるからです。
ですから、グリーンまでの芝が薄い状況であれば、「パターを使う」という手段が最もミスが少ない有効な方法です。
まとめ
以上「ベアグランドから上手く寄せるコツ」をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?
グリーン周りのベアグランドからのアプローチは、
- ロフトの立っているクラブでグリーン手前から転がす
- 芝が薄ければ積極的にパターを使って転がす
ことが有効です。
どちらにしろ、ベアグランドからは「転がす」ことが有効であるという話でした。
最初は、距離感が合わないかもしれませんが、経験することで転がした方が「大きなミスが減る」ということがわかるはずです。
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